Blizzard Entertainmentが贈るNintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC用ソフト『オーバーウォッチ2』の“シーズン6:インベージョン”が2023年8月11日(金)より開始。インベージョンでは、新ヒーロー“イラリー”に加え新モードやマップが追加される大型アップデートとなる。
そこで、本記事では先行プレイで判明した新モードとマップ、PvEモード(ストーリー任務)、特訓コース(ヒーローマスター)の特徴と注目ポイントについて解説していく。
『オーバーウォッチ』関連商品の購入はこちら (Amazon.co.jp)5つ中3つのエリア獲得で勝利となる新モード“フラッシュポイント”が登場!専用マップの広さは過去最大に
フラッシュポイントのルール説明
新モード“フラッシュポイント”のルールは至って簡単、広大なマップに用意されている5つ(A~E)のエリア(フラッシュポイント)のうち、指定されたエリアを先に3つを占拠・防衛し100パーセントになるまで確保できれば勝利となる。
異なるマップでエリアを取り合っていた“コントロール”が、ひとつのマップに収まったような感じだ。ただ、占拠の進行度はコントロールよりも速く、確保するとすぐにつぎのエリアが指定されるため、戦闘のテンポ感としては“プッシュ”に近い。
今回、追加となるフラッシュポイントの専用マップはスラヴァーサ(SURAVASA)とニュージャンクシティ(NEW JUNK CITY)のふたつ。マップは5つのエリアを内包していることもあり、どちらも本作史上最大の広さを誇るマップとなっている。確保するエリアの順番に関して、最初は必ずマップ中央に位置するAエリア、それ以外はランダムだ。
攻略のポイントとして、どのマップも広さゆえに距離があり、各エリアにアタックできる回数はだいたい2~3回が限度となる。また、自分がリスポーン地点で相手のエリア確保が75%以上進んでいる状態でアタックしに向うと、間に合わない可能性があるため、つぎのエリアに備えるのもアリだ。
場合によっては、道中で妨害したり、広さを活かして相手の裏を取るのも重要になってくるだろう。相性のいいキャラとして、隠密行動で相手を妨害できたり、ひと足先にエリアを確保できるソンブラと、アルティメットで相手の居場所を探れるウィドウメーカーが頼りになりそうだ。
つぎは、マップの特徴について解説していく。
新マップ:スラヴァーサ
スラヴァーサは自然と寺院、緑と金のコントラストが印象的なマップ。ただ探索しているだけでも心が洗われるような荘厳さを感じることができる。寺院ということで、ゼニヤッタとなにか関係しているのだろうか。
マップの特徴としては、入り口が狭く壁に囲まれたようなエリアが多いこと。一度確保してしまえば密集して守ることができるが、逆にいえば散開して戦うことが難しいため、相手の攻撃範囲の広いアルティメットには注意したい。
また、Cエリア以外は確保に活用できる高台が少ないため、基本的には正面から攻撃を仕掛けていくことになる。
続いては、スラヴァーサにおける各エリアの雰囲気をお届けしていく。
【エリア名】
- A:マーケット(石レンガ)
- B:ガーデン(ピンクの花)
- C:パレス(噴水)
- D:テンプル(青い鐘)
- E:ルインズ(レンガ造り)
【A:マーケット】
【B:ガーデン】
【C:パレス】
【D:テンプル】
【E:ルインズ】
新マップ:ニュージャンクシティ
ニュージャンクシティは、ジャンカータウンと同じように荒廃した雰囲気を感じさせるが、精錬所や大型の機械があったりとタウンよりも技術力が進歩している。この新しい街がジャンカークイーンやジャンクラットたちと、どのように関わっていくのか楽しみだ。
マップの特徴としては、大きな建物に入っての戦闘が多いこと。また、全体的にエリアが開いているため、広がって戦うことができ、Eエリア以外で勝負できる高台があるのもポイントだ。地形を活かし射線を一本でも多く通すことが重要になってくるだろう。
続いては、ニュージャンクシティにおける各エリアの雰囲気をお届けしていく。
【エリア名】
- A:アリーナ(円形闘技場)
- B:ダクト(暗い通路)
- C:精錬所(緑の光)
- D:ジャンクヤード(3つの遮蔽物)
- E:ボムクラフト(巨大な機械)
【A:アリーナ】
【B:ダクト】
【C:精錬所】
【D:ジャンクヤード】
【E:ボムクラフト】
ストーリー任務をプレイしてヒーローや組織の情報を解放しよう! ひとりでもプレイ可能なため気軽に楽しめる
ストーリー任務は、本作の世界観を広げるために用意されたPvEモード。世界各地にいるオムニックの反乱組織“ヌルセクター”の侵略を阻止するのがおもな流れとなる。
今回は、ヨーテボリを舞台とした“アイアンクラッド”に挑戦。難易度は簡単なノーマルを選択した。
アイアンクラッドのあらすじを簡単に紹介すると、ラインハルトとブリギッテがトールビョーンのもとへ会いに来たが、ヨーテボリにヌルセクターが進行。トールビョーンは、街に仕掛けてある巨大タレットを起動させて、撃退するというもの。
以前にも、期間限定でミッションをこなしていくPvEモードが実装されていたが、ストーリー任務はさらにパワーアップ。シネマティックトレーラーが挿入されたり、敵のバリエーションが増えていたりと没入感が高まっている。
戦闘に関しては、ノーマルということもありサクサク話が進んでいき、ひとりでプレイできるため気軽に楽しめた。ひとりの時は、味方は全員NPCとなり、プレイヤーの後ろを付いてきてサポートしてくれる。
これで終わりかと思いきや、今度はタイタンという巨大ロボが登場。倒すためにはトールビョーンのメガ・キャノンを起動させる必要があるということで、タイタンの砲撃を避けつつ、トールビョーンの工房・アイアンクラッドに帰ることに。
アイアンクラッドに着くと、メガ・キャノンの充電が完了するまで守るという、籠城戦が開始される。アイアンクラッド内では、出現する敵の数が多いため、敵を凍らせることができるフリーズ・タレットや、ノックバックさせて敵を落とせるノックバック・タレットを駆使し、敵の進行を抑える必要がある。
なお、メガ・キャノンのライフが0になると任務失敗だ。
さらに、ライフが高く拘束してくるストーカーといった、新たな強敵も登場。どれも特殊で強力な能力を持っているため、味方がやられそうになったらすぐに助けてあげよう。
前方・左右とあらゆる方向から仕掛けてくる敵の猛攻を凌ぎ切ると、メガ・キャノンが起動し凄まじいパワーでタイタンを破壊し任務完了。
ストーリー任務をクリアーすると、ヒーロー・任務・一般といったさまざまな資料が解禁され、本作の貴重な情報を知ることができる。
ヒーローマスターでプレイスキルを鍛えよう!使用頻度の低いキャラの練習にも最適
最後に各ヒーローの特訓コースである“ヒーローマスター”について軽く触れて終えたいと思う。なお、インベージョンのシーズン中旬頃(9月)に実装予定となっている。
ヒーローマスターは、その名の通りヒーローの扱いをマスターするための練習モードだ。先行プレイ時にはウィンストン、ラインハルト、トレーサー、ソジョーン、マーシーの5名が選択できた。
ルールは、時間制限までにコインを拾いながら、敵ボットを倒したり、味方ボットを回復させたりして、最終地点にあるゴールラインに到達すればクリアーとなる。ランキング機能も実装されているため、極めたい方は上位を狙ってみるのもおもしろいかもしれない。
以上で、体験リポートを終了とする。
新登場となるサポートキャラの“イラリー”と合わせて、さまざまなモードが追加されるシーズン6:インベージョンを、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
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