今年2021年8月で“新生”から8周年を迎えたスクウェア・エニックスのMMO(多人数同時参加型オンライン)RPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FFXIV)。おそらく一定のゲーム情報をチェックしている人なら、たとえ未プレイだとしても、昨今そのタイトルを聞く機会が多くなったと感じているはずだ。

 その理由のひとつとして、『FFXIV』自体のプレイヤー数の広がりがあるだろう。2021年9月に、『FFXIV』の全世界累計登録アカウント数は2400万人を突破している。『FFXIV』は2013年、異例である“MMORPGの作り直し”をおこない、“新生『FFXIV』”として再始動したタイトル。そこからすでに8年以上経過したいま、『FFXIV』は世界中で過去最高の盛り上がりを見せ、まぎれもなく“世界最高峰のオンラインRPGのひとつ”となった。そしてその盛り上がりは12月7日に発売される拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』で、さらなる勢いを見せようとしている。

FINAL FANTASY XIV: ENDWALKER Launch Trailer

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 そこでこの記事では、おもにまだ『FFXIV』をプレイしたことがない人に向け、その人気の理由を解説。さらに、いま『FFXIV』を現在進行形で楽しんでいる多彩なジャンルの著名人から寄せられたコメントを紹介。その言葉から、“『FFXIV』のさまざまな楽しみ方”を探っていく。『FFXIV』が少しでも気になっていた人は、ぜひ一読いただきたい。

本記事は、スクウェア・エニックスの提供でお送りします。
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新生9年目にして『FFXIV』が最高の盛り上がりを見せている理由とは?

 もちろん『FFXIV』は2021年のいま、急に話題になったタイトルではない。2013年8月に『新生エオルゼア』として新たにスタートした『FFXIV』は、それから3つの拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』、『紅蓮のリベレーター』、『漆黒のヴィランズ』を発売し、そのたびにさまざまなコンテンツが追加&拡張され、プレイヤーの数を増やしてきた。それはまさに積み重ねの歴史であり、当然ながら『FFXIV』のコンテンツは、2021年現在がもっとも充実した状態となっている。

 しかし、それだけでは『FFXIV』がここ数年で急激にプレイヤーを増やしている理由の説明としては不十分だろう。そこで以下では大きな理由として考えられる要素を3つピックアップしてみた。

フリートライアルにより無料でプレイできる大ボリュームの物語

 『FFXIV』では、初心者がまずお試しとして無料プレイできる“フリートライアル”を用意している。これはPC(Windows、Mac)、PS4、PS5のいずれの機種でも、期限の制限なしでプレイ可能だ。もちろん製品版と違って“キャラクターレベルはレベル60まで”などの細かい制限はあるものの、ゲームスタート~『蒼天のイシュガルド』の物語の終わりまでのメインストーリーを、無料でプレイすることができる。

『新生エオルゼア』ではエオルゼア地域の3つの都市国家のいずれかから冒険がスタート。ガレマール帝国との戦いや、蛮族によって召喚される“蛮神”との戦いを通じ、“光の戦士”として冒険をくり広げていくことになる。
『蒼天のイシュガルド』では北方の皇国・イシュガルドが舞台に。ここでプレイヤー=光の戦士は千年にわたって続く人間とドラゴンとの戦い“竜詩戦争”に身を投じていく。やがてその先で明らかになる真実とは……?

 ……と言われても未経験の人にはどのくらいのボリュームかピンとこないかもしれないが、この範囲内では大きく分けて“新生エオルゼア”、“第七星暦ストーリー”、“蒼天のイシュガルド”、“竜詩戦争 完結編・戦後編”の4つのストーリーが展開し、それぞれの終わりにはエンディングも流れる。これはRPG作品4本ぶんに相当するストーリー体験と言っても問題ないボリュームで、ほかのオンラインゲームの無料体験プレイと比較しても破格だ。

 さらにボリュームだけでなくその内容についても、『蒼天のイシュガルド』、『紅蓮のリベレーター』、『漆黒のヴィランズ』と展開していくごとに、ひとつのRPG作品として、さらに『FF』シリーズならではのゲーム体験として、どんどんと評価を高めている。RPGファンなら、まずはフリートライアルでその世界を体験する価値は十分あると言えるだろう。

ライトにもコアにも楽しめるコンテンツ、そして最先端への追いつきやすさ

 MMORPGに対する先入観として、「他人とプレイする関係上、どうしてもレベル上げなどのプレイに時間が取られてしまうのではないか?」というイメージがある人は多いだろう。だが『FFXIV』では、基本的にメインストーリーを進めるだけで、1つのジョブなら自然とレベルが上がっていく。複数のジョブを育成するなら別だが、1ジョブで物語を追うだけなら、レベル上げを意識する必要はないだろう。そのため、メインストーリーで物語を追う部分については、オフラインのRPGとほぼ変わらない感覚でプレイできる。

 もちろんMMORPGだけに、要所要所でほかのプレイヤーと共闘=パーティプレイをする必要はあるが、基本は“コンテンツファインダー”で自動的にメンバーがマッチングされ、メインストーリーに関わるダンジョンやバトルコンテンツについては難易度もさほど高くない。さらにレベル71以降はNPCとパーティを組める“フェイス”機能もあり、さらに手軽にダンジョンに挑むことが可能になっている。

 一方で、MMORPGならではの楽しみである“他人と協力して難関を突破する達成感”も『FFXIV』の最大の魅力のひとつだ。なかでも高難度レイドコンテンツは、数回程度の挑戦ではクリアーできないほどハードな内容ではあるものの、ほかのメンバーと力を合わせて勝利したときは、ほかのゲームでは味わえないほどの達成感と感動を体験することができる。

 なお、そのようなエンドコンテンツに挑戦すること自体のハードルは、それほど高くない。メインストーリーを進めてレベルさえ現状の上限に達すれば、比較的始めたばかりでも最新の装備を整えて高難度コンテンツに挑むことが可能になっている。何らかの事情でいったんプレイを休止していたとしても、最先端に復帰するのは難しくはない。

バトルをしなくても楽しめる!? 楽しみの幅が広がり続ける『FFXIV』

 このように、オフラインのRPGのような感覚で物語をライトに楽しむことも可能であり、興味が出てきたらよりディープなバトルコンテンツを楽しめる『FFXIV』だが、現在はそれすらもゲームのひとつの要素でしかない。

 ミニゲームが楽しめる遊戯施設・ゴールドソーサーには、本格的に麻雀を楽しめる“ドマ式麻雀”やカードゲーム“トリプルトライアド”をはじめとするさまざまなゲームが存在。さらに武器・防具などを製作する“クラフター”や、その製作用の素材を採集する“ギャザラー”にも多彩なクラス(職種)が揃い、なかでもギャザラーの一種である漁師=釣りはひとつのコンテンツとして夢中になる人も多い。

 さらに吟遊詩人のジョブでプレイ可能な“楽器演奏”や、ライティングや構図にとことんこだわってスクリーンショットを撮影できる“グループポーズ”機能、そして家を購入して内装を自由に飾ることができる“ハウジング”など、いわゆるバトルコンテンツ以外の楽しみ方の選択肢が非常に多いのが現在の『FFXIV』だ。

 よって、「『FFXIV』のプレイヤーはおもに●●を楽しんでいる」と断言することは、もはや不可能な状態になっている。逆にそれこそが、いまの『FFXIV』の人気を体現しているといえるだろう。フリートライアルで気軽にプレイを始めた先に、その人なりの無数の楽しみを見出だせる……それこそが、いま『FFXIV』が人気な最大の理由かもしれない。

著名人『FFXIV』プレイヤーと、そのコメントから探る“『FFXIV』の多様な楽しみ方”

 ここまで述べたように、日々多くの光の戦士がその世界に降り立ち、それぞれが多彩なプレイをしているエオルゼアでは、プレイヤーの数だけ楽しみ方がある。以下では、『FFXIV』の魅力にハマった著名人の一例を紹介。さらに「『FFXIV』のどこに魅力を感じているか」コメントをいただいた。その言葉から、それぞれがどのようにエオルゼアでの生活を満喫しているかチェックしていこう。

声優――南條愛乃さんの楽しみ方

 ゲーム内のキャラクターを演じている声優さんの多くが、同時にプレイヤー=“光の戦士”でもあるのが『FFXIV』の特徴。一例としてはサンクレッド役の中村悠一さん、アルフィノ役の立花慎之介さん、カヌ・エ・センナ役の田中理恵さんなどが、初期から登場しているキャラクターを演じつつ、個人的にもエオルゼアでの生活を楽しみ、たびたび自身のプレイの模様を配信している。

 また、やはり『FFXIV』のプレイヤーかつ、物語の途中から登場する主要キャラクターの声を演じているのが、南條愛乃さんと内田雄馬さん。南條愛乃さんはクルル・バルデシオン、内田雄馬さんは水晶公を担当しており、いずれも最新拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』で重要な役割を担いそうなキャラクターだ。

プレイヤーも所属することになる組織“暁の血盟”のメンバーであるクルル・バルデシオン(CV:南條愛乃)。
『漆黒のヴィランズ』の物語においてキーパーソンとなる水晶公(CV:内田雄馬)。

 なかでも南條愛乃さんは、2014年より“『FFXIV』を愛する人による、『FFXIV』を愛する人のためのWebラジオ番組「エオルゼアより愛をこめて」を毎週金曜に配信中。その配信回数はもうすぐ350回を数えるまでになっている。多くの“光の戦士”にとっては大先輩ともいえる存在だろう。今回、そんな南條さんに特別にコメントをいただいた。

南條愛乃さん

株式会社N3エンタテインメント所属の声優・歌手。TVアニメ「ラブライブ!」の絢瀬絵里役や「戦姫絶唱シンフォギア」の月読調役などのほか、『FFXIV』ファンにはTVドラマ(&映画)『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』のマイディー役としても有名。

南條愛乃さんからのコメント

 私最大の『FFXIV』の魅力は、リアルの自分の事を知らない、また同時にリアルな相手の事を知らずとも仲良くなって一緒に冒険できるところ。

 立場や年齢とか外見とか、外側の事はとっぱらって中身同士での交流ができること。

 そして苦労してクリアーした冒険や、一緒に建てた家や、談笑やお散歩などは、綺麗な風景やリアルな音も相まって、「本物の思い出」になる。

 「あ~一緒にどこどこで話したよね」とか「あの時ああだったよねえ~」とか、リアルと変わらない熱量の思い出話ができたりする。

 人間の本質同士の交流ができるところ。そこが私にとって最大の『FFXIV』の魅力です!

編集部からのひとこと

 オンラインゲーム、とくにMMORPGは、さまざまな場所でほかのプレイヤーと出会い、気の合う人となら、リアルの立場や性別、年齢などとは無関係に友人になることができる。それは決して“仮想世界の出来事”ではない。エオルゼアの美しき世界の中でくり広げた冒険や、何度も挑み続けた強敵との戦いは、自分自身にとってかけがえのない思い出として残ることだろう。

お笑いタレント――ゆいPさん(おかずクラブ)の楽しみ方

 俳優・タレントなどの芸能人のなかにも『FFXIV』プレイヤーは多い。なかでも、ひとりのプレイヤーとしてエオルゼアでの生活を満喫しつつ、その代表として『FFXIV』のオフィシャルアンバサダーに就任しているのが、俳優の神木隆之介さん。

 そしてそんな神木さんが、アシスタントの松澤千晶さんとともにパーソナリティをつとめるスペシャルラジオ番組『神木隆之介のRADIO MOG STATION presented by ファイナルファンタジーXIV』が、10月14日~11月18日まで全6回放送された。先程紹介した声優・内田雄馬さんをはじめ、どの回も豪華ゲストを招いてトークがくり広げられているので、少しでも『FFXIV』に興味を持った人はぜひ下記のアーカイブ動画をチェックしてみてほしい。それぞれの言葉から『FFXIV』の人気の理由の一端がわかるはずだ。

※アーカイブ動画は2021年12月31日(金)23:59まで公開

 そしてその第4回(11月4日放送)でゲストとして登場しているのが、お笑いタレントである「おかずクラブ」のゆいPさん。昨年からすでに1年以上も、自身のYouTubeチャンネルである「ゆいPチャンネル」でプレイの模様を配信しており、一貫して“初見&予習なしプレイ”を貫いているその配信は多くの視聴者を惹きつけている。

 さらに今年7月には、「いつもここからの」の山田一成さんたちとともに『FFXIV』のオンラインイベントである“第7回 14時間生放送”に出演。その際のインタビューでも、それぞれの『FFXIV』愛が語られているので、ぜひチェックしてほしい。そして今回、最新のコメントをゆいPさんからいただくことができた。

ゆいPさん(おかずクラブ)

オカリナ、ゆいPの二人によるお笑いコンビ「おかずクラブ」として、バラエティー番組やドラマなどで幅広く活躍。

ゆいPさんからのコメント

 わたしが『FFXIV』で一番ハマっているのはバトルコンテンツです!

 強力な敵を未予習で時間いっぱいになるまで仲間と相談し、攻略するのが最高に楽しいです!

 どんなギミックか見極めるために何度もトライして、何時間もかけて攻略できた時は、画面の前で拍手して「ヤッター!」と叫んでいます!

 『暁月のフィナーレ』はどんなボスが待っているか今から楽しみです!

 拳、今からあたためときます!(モンク)

編集部からのひとこと

 『FFXIV』のバトルの基本は、敵の攻撃やギミックを回避しつつ、さまざまなアクションをつぎつぎと繰り出していくというもので、慣れればまるでアクションゲームのようなテンポで戦うことが可能。その爽快感や戦闘自体の奥深さに惹かれ、だんだんと高難度コンテンツに興味を持つプレイヤーは多い。気心知れた仲間たちとともに、まったく未知の戦いに挑む緊張感と、それに勝利したときの達成感は唯一無二のものだ。

バーチャルライバー/VTuber――静凛さん/白上フブキさん/花咲みやびさんの楽しみ方

 もちろんYouTubeなどの配信プラットフォームでは、ゆいPさんだけでなく多数の方々が『FFXIV』のさまざまなプレイを配信中だ。その視点はさまざまで、バトルの攻略を主体としている配信者、ひたすらハウジングに凝る配信者、雑談中心の配信者など、じつにバラエティーに富んでいる。ここではそのなかでも3名に注目。にじさんじ所属の静凛さん、ホロライブ所属の白上フブキさん、ホロスターズ所属の花咲みやびさんの3名からコメントをいただいた。

静凛(シズカリン)さん

にじさんじ所属のバーチャルライバー。2018年から『FFXIV』のプレイを配信中。

バーチャルライバー・静凛さんからのコメント(一部抜粋)

 『FFXIV』の魅力は、誰に聞かれてもこの様にお答えしてるのですが「話がイイ」これにつきます。

 先の見えない濃厚なダークファンタジー、素敵なメインストーリー・サブストーリー、恒例の難解なまるで記号のような詩、魅惑的な数々のNPC達と交わす言葉。

 いや……本当に良いストーリー…。記憶を失って何度だって旅をしたいです。

 『FFXIV』がオンラインゲームでなくてオフラインゲームだったとしても、絶対に絶対にプレイしてます。

 よく「今から始めて追いつけますか?」と聞かれるのですが、「追いつく追いつかない」ではなくて貴方のペースで世界を歩いてもらって、貴方のタイミングで闘いを繰り広げてもらい、貴方だけの感動を噛み締めてもらって、貴方だけの『ファイナルファンタジーXIV』を是非見つけて欲しいです。

 だからストーリーは飛ばさないで見て欲しいな……。

静凛さんのコメント全文はコチラ!

編集部からのひとこと

 多くのプレイヤーが『FFXIV』の最大の魅力として挙げるのは、やはりストーリー。それはメインストーリーだけでなく、さまざまなサブストーリーも同様だ。もちろんサブストーリーのプレイは必須ではないが、静凛さんのコメントのように“『FFXIV』を自分のペースで、じっくりプレイしたい”という方は、ぜひ各地のさまざまな風景と、そこに息づく人々の物語をゆっくりと堪能してほしい。

白上フブキさん

ホロライブ所属のVTuber。動画やTwitter等でたびたび“光の戦士”であることや、『FFXIV』に対する愛を語っている。

VTuber・白上フブキさんからのコメント(一部抜粋)

 このゲームの魅力を皆さんに伝えるなら、メインストーリーで感動し、憤慨し、涙し。

 サブストーリーで笑ったり、まさかの真実を知ったり、そこに暮らす人達にフォーカスが当る事により冒険者としての気持ちが強まったり。

 ゴールドソーサーで息抜きに麻雀したりみんなでイベントに参加したり!

 「くじテンダーで1等当たりたい!」「斬魔、最後まで生き残れないよぉおお!」と騒いだり(※)。

 ギャザラーでのんびりし、見知らぬ誰かとエモートで踊ったり、戦いに疲れてもゲーム内で息抜き出来たり、「私はここで生きているんだなぁ」と改めて感じられるところです!

※:“くじテンダー”も“斬魔(一閃! 斬魔・デ・三昧)”もゴールドソーサーでプレイできるミニゲーム。前者は1週間に一度開催されるくじで、後者はヨウジンボウの斬る巨大な竹を避けながら最後までステージに残ることが目的のゲームとなっている。

白上フブキさんのコメント全文はコチラ!

編集部からのひとこと

 物語を追い、バトルを楽しむことが『FFXIV』の中心ではあるが、それ以外にも膨大な種類のコンテンツが存在する。白上フブキさんのコメントのように、友人とミニゲームを楽しんだり、1日中釣りをしているだけで日々の時間が過ぎていくことも。また、街で見知らぬ誰かとエモート(キャラクターが可能なさまざまなモーション、感情表現)で踊り、その人数がだんだん広がっていくといったシーンも『FFXIV』ならではのひとつのイベント、楽しみと言っていいだろう。

花咲みやびさん

ホロスターズ所属のVTuber。『FFXIV』のさまざまなプレイを配信しており“『FFXIV』は人生”と語るほどの光の戦士。

VTuber・花咲みやびさんからのコメント(一部抜粋)

 僕にとって欠かせないのが高難度バトルコンテンツです!

 絶シリーズ(※)は3つともクリアー済みで、零式(※)も実装されてから1週間でクリアーすることもあります! 零式や絶シリーズというのは1人の力では決してクリアーは出来なくて、パーティメンバー8人で力を合わせてようやくクリアー出来るものです。絶シリーズなどは初見で攻略しようとすると1カ月以上は掛かったりするので、1日3時間みんなと時間を合わせて攻略したり、残った時間などはみんなで攻略動画を見ながら研究したり、1人でもギミックが苦手な人がいたらみんなでサポートしたり……。そうやってようやくクリアーした時のあの興奮や嬉しさは『FFXIV』でしか味わえないと思っています!

 「あと1%! オセオセ! プッシュプッシュ! いけるいける! うわああああやったああ!」みたいな(笑)。

※:“零式”は8人で挑むレイドコンテンツの高難度版。クリアーすることでその時点の最高峰の装備が手に入る。“絶シリーズ”はそれよりもはるかに難度が高い超高難度レイドコンテンツ。

花咲みやびさんのコメント全文はコチラ!

編集部からのひとこと

 “絶シリーズ”や“零式”は、『FFXIV』の中でも最高ランクの高難度コンテンツ。なかでも絶シリーズにあたる“絶バハムート討滅戦”“絶アルテマウェポン破壊作戦”“絶アレキサンダー討滅戦”は、超高難度コンテンツとでも言うべき難関であり、クリアーのために数ヵ月挑戦し続けることも少なくない。だからこそ、『FFXIV』のバトルに魅了された人々の大きな目標になっている。

海外ストリーマー――Rich Campbellさんの楽しみ方

 日本のみならず、海外でも爆発的にプレイヤーが増加してきている『FFXIV』。それには海外の有名ストリーマーたちの配信が少なからず影響している。なかでもTwitchやYouTubeで膨大な数のフォロワーをもつAsmongold氏やRich Campbell氏はその代表格。先日開催されたメディアツアーでは、ふたりによる『FFXIV』プロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏へのインタビューも実施されている。

A LEGEND! Asmongold & Rich Interview Yoshi-P | FFXIV Endwalker

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 今回ではそのなかでRich Campbell氏にコメントをいただいたので紹介しよう。

Rich Campbellさん

おもにTwitchを中心に活動し、40万人以上のフォロワーを持つストリーマー。ニューヨーク在住。

Rich Campbellさんのコメント(一部抜粋・日本語訳)

 『FFXIV』における最もお気に入りの要素は、ゲーム内の世界で見られる活気です。クエストを進めている時やマウントのドロップ狙いで周回プレイをしている時、吟遊詩人が楽器演奏で懐かしい曲を演奏して興味をひかれることもありますし、通りすがりのプレイヤーグループがおそろいのミラプリ(※1)をしていて目に留まることもあります。

 本作をプレイし始めた頃、私は最も難易度の高いバトルをクリアーすることだけを目標にしていました。しかし今は、フリーカンパニー(※2)のたまり場で時間を過ごし、友だちと一緒にゲーム内で“クラブ通い”することにより多くの時間を割くようになっています。『FFXIV』が人と交流する方法を数多く提供してくれる点をとても気に入っています。おかげさまで、想像していなかったほど多くの思い出を作ることができました。

※1:ミラプリ=ミラージュプリズム。『FFXIV』おいて、好みの装備のグラフィックを現在の装備に反映できるシステム。
※2:フリーカンパニー。冒険者同士で構成される『FFXIV』のプレイヤーズギルドのこと。

Rich Campbellさんのコメント原文・全文はコチラ!

編集部からのひとこと

 Rich Campbellさんのコメントの中の“クラブ通い”という言葉が気になった人も多いだろう。じつは『FFXIV』では、ハウジングで所有している自宅をカフェ、BAR、クラブ風の内装にし、ほかのプレイヤーを招き入れることができる。これはユーザーイベントの一種で、曜日や時間帯を決めて開店されることが多く、なかではさまざまな雑談がくり広げられている。このように『FFXIV』ではプレイヤー発案のイベントも盛況。気になる人は公式サイトの下記のページでもイベント告知が閲覧できるので、ぜひチェックしてみよう。

『FF』シリーズの生みの親――ミストウォーカー・坂口博信さんの楽しみ方

 そして著名人のコメントの最後として、『FF』シリーズの生みの親である坂口博信さんからもコメントと写真をいただくことができた。今年の東京ゲームショウ2021における吉田直樹氏との対談企画をきっかけに『FFXIV』のプレイをスタートし、文字通り“プレイに熱中”して驚くべきスピードで現在のメインストーリーをクリアーした坂口氏。そんな坂口氏が『FFXIV』から何を感じたのかを綴っていただいた。

坂口博信さん

『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親。長年にわたり数々のシリーズ作品に携わる。2004年にゲーム制作会社ミストウォーカーを設立し、『ブルードラゴン』、『ロストオデッセイ』、『ラストストーリー』、『テラバトル』などを手掛けてきた。最新作はApple Arcade専用RPG『FANTASIAN(ファンタジアン)』。

坂口博信さんのコメント(一部抜粋)

 昨今、ゲームを扱ったテーマパーク内のエリアができつつあり、横目で見ながらちょっと羨ましいなーと思っていた。そんな中、この『FFXIV』世界に入り込んだ。そこは『FF』テーマパークだった。天野キャラと出会い、チョコボにのって大空を飛び、この世界を訪れるプレイヤーたちとともに冒険し戦う。素晴らしい。これぞ真のゲーム・テーマパークである。『FF』はすでに最上のものを手に入れていたのだ。羨ましがる必要なんて、これっぽっちもなかったのだ。この世界をつくりだしたスタッフ、その8年間の誠意ある努力、満ち溢れた才能に本当に感謝したい。これはすごい世界ですよ。すごいテーマパークですよ。『FF』がびっちり詰まっている。「最後の幻想」は、仮想空間で「最高の実在」となったのだ。

坂口博信さんのコメント全文はコチラ!

編集部からのひとこと

 坂口氏に語っていただいた通り、『FFXIV』はまさに“『ファイナルファンタジー』のテーマパーク”である。そこにはクリスタルタワーがあり、ゴールドソーサーがあり、膨大な数のシリーズのモンスターが生息し、さらにそれぞれが『FFXIV』の世界になくてはならない存在として確立している。『FF』ファンならば、一度はこのテーマパークに訪れてみてほしい。最新かつ不変の『FF』シリーズの魅力をそこで感じられるはずだ。

まもなく発売となる最新拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』とは?

 さて、ここまでさまざまなコメントからその魅力を探ってきた『FFXIV』だが、12月7日には最新拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』が発売される。最大の注目点は『新生エオルゼア』から8年以上続いてきた “ハイデリン・ゾディアーク編”のストーリーが完結となること。もちろん『FFXIV』自体は今後もまだまだ続いていくが、今回の拡張パッケージで、ひとつの物語の明確な“フィナーレ”が奏でられることになる。そのボリュームは過去の拡張パッケージと比較しても最大。まさに新作RPG丸々1本ぶんのゲーム体験を満喫できるだろう。

 さらに『暁月のフィナーレ』では新ジョブとしてリーパーと賢者が追加されるほか、新たなアライアンスレイドや高難度レイドが登場。さらにまったく新しいコンテンツとして、自分だけの島でスローライフを楽しめる“無人島開拓”もオープンする。それらは8年以上プレイしてきたプレイヤーたちですら、まったく体験したことがないものになるはずだ。

未経験者はまずフリートライアルから体験を!

 そんな“フィナーレ”前の盛り上がりを肌で感じるためにも、まだ体験していない人はぜひ、フリートライアルでのプレイを検討してみてほしい。

※フリートライアルには、一部機能の制限があります。
※『ファイナルファンタジーXIV』はオンラインゲームです。プレイに関わるインターネット接続料および通信料は、お客様のご負担となります。
※フリートライアルから正式サービスに移行するためには、ゲームソフト購入の他、サービス利用料金とインターネット接続環境が必要です。

 始めるには、まず上記のサイトからスクウェア・エニックス アカウントを作成(別のゲームでスクウェア・エニックス アカウントを作成済みの場合はそのまま使用可能)。さらにこちらのサイトから機種ごとのゲームデータをダウンロードすればOKだ。このページにはダウンロード後の手順や、フリートライアルでできること・できないこと(レベルの制限、所持ギルの制限など)についても記載されているので、ぜひチェックしてほしい。

 なお、フリートライアルで作成したキャラクターデータは、そのまま製品版に引き継げる。そのため、すでにプレイしている友人などと一緒に遊びたい場合は、あらかじめ同じワールド(サーバー)にキャラクターを作成するといいだろう。また混雑しているワールドには新規でキャラクターを作成できないため、各ワールドの稼働状況については事前にこちらを確認してほしい。

 そしてフリートライアルから製品版に移行したい場合は、スターターパック(フリートライアルの範囲を制限なしでプレイできるパック)+12月7日発売の『暁月のフィナーレ』を購入すれば、12月7日以降に最新の『FFXIV』のすべてをプレイ可能だ。なお以前にプレイしていた人など、12月7日以前に『漆黒のヴィランズ』までの範囲をプレイしたい場合は、コンプリートパックも選択肢となるだろう。

 今年の年末は過去最高に盛り上がっている『FFXIV』が、さらなる“お祭り”を迎える時。その熱気はこの時期でしか体験できないので、『FFXIV』の世界を少しでも覗いてみたいと思うならば、まずはフリートライアルでぜひ、エオルゼアの地に降り立ってほしい。

さまざまな著名人『FFXIV』プレイヤーから寄せられたコメントの全文を掲載!

声優――南條愛乃さんからのコメント

株式会社N3エンタテインメント所属の声優・歌手。TVアニメ「ラブライブ!」の絢瀬絵里役や「戦姫絶唱シンフォギア」の月読調役などのほか、『FFXIV』ファンにはTVドラマ(&映画)『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』のマイディー役としても有名。

 私最大の『FFXIV』の魅力は、リアルの自分の事を知らない、また同時にリアルな相手の事を知らずとも仲良くなって一緒に冒険できるところ。

 立場や年齢とか外見とか、外側の事はとっぱらって中身同士での交流ができること。

 そして苦労してクリアーした冒険や、一緒に建てた家や、談笑やお散歩などは、綺麗な風景やリアルな音も相まって、「本物の思い出」になる。

 「あ~一緒にどこどこで話したよね」とか「あの時ああだったよねえ~」とか、リアルと変わらない熱量の思い出話ができたりする。

 人間の本質同士の交流ができるところ。そこが私にとって最大の『FFXIV』の魅力です!

お笑いタレント――ゆいPさん(おかずクラブ)からのコメント

オカリナ、ゆいPの二人によるお笑いコンビ「おかずクラブ」として、バラエティー番組やドラマなどで幅広く活躍。

 わたしが『FFXIV』で一番ハマっているのはバトルコンテンツです!

 強力な敵を未予習で時間いっぱいになるまで仲間と相談し、攻略するのが最高に楽しいです!

 どんなギミックか見極めるために何度もトライして、何時間もかけて攻略できた時は、画面の前で拍手して「ヤッター!」と叫んでいます!

 『暁月のフィナーレ』はどんなボスが待っているか今から楽しみです!

 拳、今からあたためときます!(モンク)

バーチャルライバー――静凛(シズカリン)さんのコメント全文

にじさんじ所属のバーチャルライバー。2018年から『FFXIV』のプレイを配信中。

 『暁月のフィナーレ』発売おめでとうございます!

 きたーーヾ(°∀° )/ーー!!!

 世界中の沢山のヒカセン、ヤミセンと共に歩んできた長い永い旅路が『暁月のフィナーレ』にてひとまずの終結を迎えるという事で、寂しい気持ちもいっぱいなのですが、それ以上に、楽しさ・感動・愛に溢れた大冒険を期待しちゃうのが冒険者ですものね!!

 『FFXIV』の魅力は、誰に聞かれてもこの様にお答えしてるのですが「話がイイ」これにつきます。

 先の見えない濃厚なダークファンタジー、素敵なメインストーリー・サブストーリー、恒例の難解なまるで記号のような詩、魅惑的な数々のNPC達と交わす言葉。

 いや……本当に良いストーリー…。記憶を失って何度だって旅をしたいです。

 『FFXIV』がオンラインゲームでなくてオフラインゲームだったとしても、絶対に絶対にプレイしてます。

 よく「今から始めて追いつけますか?」と聞かれるのですが、「追いつく追いつかない」ではなくて貴方のペースで世界を歩いてもらって、貴方のタイミングで闘いを繰り広げてもらい、貴方だけの感動を噛み締めてもらって、貴方だけの『ファイナルファンタジーXIV』を是非見つけて欲しいです。

 だからストーリーは飛ばさないで見て欲しいな……。

 とは言ってもこれだけ遊んでる私ですが、まだまだ遊びきれてないコンテンツだらけでいつまでたっても新鮮な気持ちで冒険してますよ!!

 さぁ、貴方もダークファンタジーの世界へ! 一緒に冒険しましょ~!!!

VTuber――白上フブキさんのコメント全文

ホロライブ所属のVTuber。動画やTwitter等で“光の戦士”であることや、『FFXIV』に対する愛を語っている。

 光のホロライブ タンク担当!

 敵視取るのに手間取るミコッテアイドル! 斧で殴るのたのCクポ! 白上フブキです。

 『暁月のフィナーレ』に向けて、このコメントをさせて頂いてる時点で私は丁度『紅蓮のリベレーター』をクリアーし、アラミゴに光を取り戻して、感動とやり切った思いに満ちあふれ、『紅蓮のリベレーター』での事件屋クエスト(※1)の温度差に凍えてる頃です(紳士の舞)。次は『漆黒のヴィランズ』を駆け抜け、『暁月のフィナーレ』発売までにクリアーを目指そうと頑張ってます。

 タンクという重要且つ、周りからは「大変だよ!?」と言われる職で周りに凄く助けられながらも日々、「やめろぉおおPT(パーティ)に攻撃するなぁぁあ! うわぁぁあララフェルたんんん!」と楽しく気ままに冒険者をしております。早くイシュガルドにFC(※2)と住みたいです!(イイッ!)

 このゲームの魅力を皆さんに伝えるなら、メインストーリーで感動し、憤慨し、涙し。

 サブストーリーで笑ったり、まさかの真実を知ったり、そこに暮らす人達にフォーカスが当る事により冒険者としての気持ちが強まったり。

 ゴールドソーサーで息抜きに麻雀したりみんなでイベントに参加したり!

 「くじテンダーで1等当たりたい!」「斬魔、最後まで生き残れないよぉおお!」と騒いだり(※3)。

 ギャザラーでのんびりし、見知らぬ誰かとエモートで踊ったり、戦いに疲れてもゲーム内で息抜き出来たり、「私はここで生きているんだなぁ」と改めて感じられるところです!

 喜怒哀楽、そして冒険を楽しめる『FFXIV』に日々の感謝と、これからも全ての冒険者達にクリスタルの導きがあらんことを。

※1:“事件屋ヒルディブランド”を中心に展開するサブクエスト。『FFXIV』の中でも屈指の、ギャグ要素満載なクエストシリーズになっている。
※2:フリーカンパニー。冒険者同士で構成される『FFXIV』のプレイヤーズギルドのこと。
※3:“くじテンダー”も“斬魔(一閃! 斬魔・デ・三昧)”もゴールドソーサーでプレイできるミニゲーム。前者は1週間に一度開催されるくじで、後者はヨウジンボウの斬る巨大な竹を避けながら最後までステージに残ることが目的のゲームとなっている。

VTuber――花咲みやびさんからのコメント全文

ホロスターズ所属のVTuber。『FFXIV』のさまざまなプレイを配信しており“『FFXIV』は人生”と語るほどの光の戦士。

 光のホロスターズ DPS担当!

 メインジョブは赤魔道士、花咲みやびです。

 僕は『FFXIV』をクローズドβの時代からやっているのでもうプレイ歴8年になります。

 人生の半分くらい『FFXIV』と共に過ごしてきました!

 このゲームの魅力を皆さんに伝えるなら、ストーリー、BGM、バトルコンテンツ、ギャザクラ、ミラプリ(※1)、ハウジングといろいろありますが……。

 特にオススメしたいのが濃厚なストーリーと手に汗握る高難度コンテンツです。

 『FFXIV』は3つの拡張パッケージが出ていてストーリーも続いていますが、もう大作シーズンドラマを見ている気分になります。僕が1番好きなお話は『漆黒のヴィランズ』です!

 『FFXIV』が生まれた時から共に歩んでいるので、辛い話の時は一緒に泣いたり、楽しい時は一緒に笑ったり。暁メンバーや魅力的な敵キャラクターなども大好きです!

 なので『暁月のフィナーレ』でどんな展開が待っているかとても楽しみでもあり、ドキドキもしています!

それと僕にとって欠かせないのが高難度バトルコンテンツです!

 絶シリーズ(※2)は3つともクリアー済みで、零式(※2)も実装されてから1週間でクリアーすることもあります! 零式や絶シリーズというのは1人の力では決してクリアーは出来なくて、パーティメンバー8人で力を合わせてようやくクリアー出来るものです。絶シリーズなどは初見で攻略しようとすると1カ月以上は掛かったりするので、1日3時間みんなと時間を合わせて攻略したり、残った時間などはみんなで攻略動画を見ながら研究したり、1人でもギミックが苦手な人がいたらみんなでサポートしたり……。そうやってようやくクリアーした時のあの興奮や嬉しさは『FFXIV』でしか味わえないと思っています!

 「あと1%! オセオセ! プッシュプッシュ! いけるいける! うわああああやったああ!」みたいな(笑)。

僕はバトルが大好きなので『暁月のフィナーレ』が来たら新ジョブのリーパーを真っ先にレベル上げしたいし、赤魔道士や召喚士の新スキルも使ってみたいです!

 そのあとはポテチとコーラを食べながら新しいストーリーを堪能したいです!

 イイ意味で時間を忘れるぐらいプレイをしてしまうと思います…!

 僕にとって『FFXIV』とは人生です。

 エオルゼアのどこかで皆さんと逢うこともあると思うので赤毛のミコッテを見かけたらぜひ! エモートしてあげてください!

※1:ミラプリ=ミラージュプリズム。『FFXIV』おいて、好みの装備のグラフィックを現在の装備に反映できるシステム。
※2:“零式”は8人で挑むレイドコンテンツの高難度版。クリアーすることでその時点の最高峰の装備が手に入る。“絶シリーズ”はそれよりもはるかに難易度が高い超高難度レイドコンテンツ。

海外ストリーマー――Rich Campbellさんからのコメント全文

おもにTwitchを中心に活動し、40万人以上のフォロワーを持つストリーマー。ニューヨーク在住。

原文

What do you think is the best part of FFXIV?

 My favorite part of FFXIV is how alive the world is. While doing a quest or farming a mount, a bard may grab your attention with a song you haven’t heard in a while, or a group of players in matching glamours may pass you by.

 When I first started playing the game, all I wanted to do was beat the hardest fights, but I find myself spending more time at my FC’s estate and going clubbing in game with my friends than anything else. I love how FFXIV provides so many ways to interact with people──it’s made for so many memories that I never expected to make.

Why is FFXIV so interesting to you as a player?

 The game is interesting to me as a player because it has so many layers. The first layer that got me hooked was the RPG elements and the story it provided. I also understand the challenge of “Ultimate” difficulty fights, which allow me to push myself as a gamer.

 Lastly, I feel that FFXIV is interesting as it gives me an environment to hang out in with other players and the friends I made along the way.

日本語訳

『FFXIV』で最もお気に入りの部分は?

 『FFXIV』における最もお気に入りの要素は、ゲーム内の世界で見られる活気です。クエストを進めている時やマウントのドロップ狙いで周回プレイをしている時、吟遊詩人が楽器演奏で懐かしい曲を演奏して興味をひかれることもありますし、通りすがりのプレイヤーグループがおそろいのミラプリ(※1)をしていて目に留まることもあります。

 本作をプレイし始めた頃、私は最も難易度の高いバトルをクリアーすることだけを目標にしていました。しかしいまは、フリーカンパニー(※2)のたまり場で時間を過ごし、友だちと一緒にゲーム内で“クラブ通い”することにより多くの時間を割くようになっています。『FFXIV』が人と交流する方法を数多く提供してくれる点をとても気に入っています。おかげさまで、想像していなかったほど多くの思い出を作ることができました。

プレイヤーとして『FFXIV』がおもしろいと思う部分は?

 プレイヤーとして本作をおもしろいと思った点は、ゲームに多くの要素があり厚みがあるということです。私が最初に引き込まれたのは、本作のRPG要素とそこで展開される物語でした。さらに、“絶・討滅戦”(※3)へのチャレンジを通じて、ゲーマーとしての自分に挑戦を課すこともできました。

 最後に、『FFXIV』は他のプレイヤーや、今までの冒険で仲よくなったフレンドたちと共に過ごせる環境を提供してくれており、この点こそ最大のおもしろさだと感じています。

※1:ミラプリ=ミラージュプリズム。『FFXIV』おいて、好みの装備のグラフィックを現在の装備に反映できるシステム。
※2:フリーカンパニー。冒険者同士で構成される『FFXIV』のプレイヤーズギルドのこと。
※3:“絶・討滅戦”は高難度レイドコンテンツである“零式”よりもはるかに難度が高い超高難度レイドコンテンツ。

『FF』シリーズの生みの親――ミストウォーカー・坂口博信さんからのコメント全文

『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親。長年にわたり数々のシリーズ作品に携わる。2004年にゲーム制作会社ミストウォーカーを設立し、『ブルードラゴン』、『ロストオデッセイ』、『ラストストーリー』、『テラバトル』などを手掛けてきた。最新作はApple Arcade専用RPG『FANTASIAN(ファンタジアン)』。

『FFXIV』に出会い

 ひたすら懐かしいキャラとの出会い。チョコボが登場することは把握していたが、でぶチョコボやレガリアなどの行き交うマウントに始まり、天野さん(※1)デザインのモンスターたちと遭遇したときは、本当に驚き、懐かしみ、初めて訪れた中高生時代の同窓会のような気持ちになった。ドット絵だったゴブリンたちが見事に天野色をまとったCGになっているではないか。モンスターのHPを削りながら、でもそれが抱きしめて頬ずりする行為であるかような気持ちになった。

ミラプリ

 MMOにおいて外観は非常に重要である。身につけている武器防具の強度をひけらかす手段でもあるからだ。それをミラプリ(※2)という手法を用いて「おしゃれ」優先にもっていったのは素晴らしいと思った。性能重視のものと見た目のものの両方へのアプローチを満たしてくれる。レベルがある程度上がった頃、光る武器をマーケットで手に入れてミラプリした。そしてクリタワ(※3)で手に入れた『FFI』の天野パッケージな鎧で身を包んだ。見た目はとても大事。そして、「2周で全部そろうというのは奇跡ですよ!」とまっつー(※4)含め皆さんに祝福の言葉をいただいた。

風景

 とにかく美しい。たとえば、『漆黒のヴィランズ』スタート地点の桃紫色の森では一歩も動けなかった。美しさに震撼しつつスクショ(スクリーンショット)を撮り続けた。なにか一歩踏み出してしまうことがもったいないと思った。自然地形の雄大さはもとより、この世界のために独自にデザインされたものたちが優秀だ。デザイナーさんは最高の仕事をしている。最近だとイル・メグ(※5)。その妖精空間では、マウントさえも世界に同化して、朧気な霊気につつまれたものに見えた。綿毛のタンポポに花をつけたような電飾など、そのオリジナリティーとセンスに脱帽である。またダンジョンのグラフィクス的な仕掛けも凄い。背景CGだけではなく、驚きを与えるようなアトラクション的ギミックも満載である。とある戦場などでは、遠くで飛び交う砲弾や落下するパラシュートとギミックが相まって、スクショが大好きな自分は、あたかも戦場カメラマンになったかのようであった。

システム

 8年ほどの年月をかけたものということだが、その制作時間が故というだけでなく、スタッフたちの良い意味での執着心を感じさせる、非常に複雑で多岐にわたるものだった。システムの広がりと奥深さが、いまだハッキリとは見えてこない。もちろんまだプレイしはじめて1ヶ月ほどであるから、それはあたりまえなのだが、でも職業柄、感覚的にシステムのかたちを把握できる自分でもあるはずなのだ。でも、まだまだ深い。深いから入り込みたくなる。もっともっといこうよ。きっとさらに30年くらいしたら、この『FFXIV』世界は映画『マトリックス』みたいになってるよ。絶対的な仮想空間にきっと昇華している。

空を飛ぶ快感

 チョコボで空に舞い上がった時が最高の瞬間だった。もちろんマイチョコボを手に入れたときや、はじめてダンジョンやレイドをクリアーした時なども感動したのだが、その中でも「はじめて飛んだ時」はヤバかった。新しい世界に入ると(ちょっと面倒ではあるがw)風脈クエスト(※5)をこなしてからの滑空である。なので、駆けずり回った大地を飛ぶことの快感を何度も味わうことになる。そして、その度に空の高みから見下ろす風景の変化に驚き、一段と美しく違ったものに見えることに感動する。「飛ぶ」って素晴らしい。

『FF』のテーマパーク

 昨今、ゲームを扱ったテーマパーク内のエリアができつつあり、横目で見ながらちょっと羨ましいなーと思っていた。そんな中、この『FFXIV』世界に入り込んだ。そこは『FF』テーマパークだった。天野キャラと出会い、チョコボにのって大空を飛び、この世界を訪れるプレイヤーたちとともに冒険し戦う。素晴らしい。これぞ真のゲーム・テーマパークである。『FF』はすでに最上のものを手に入れていたのだ。羨ましがる必要なんて、これっぽっちもなかったのだ。この世界をつくりだしたスタッフ、その8年間の誠意ある努力、満ち溢れた才能に本当に感謝したい。これはすごい世界ですよ。すごいテーマパークですよ。『FF』がびっちり詰まっている。「最後の幻想」は、仮想空間で「最高の実在」となったのだ。

※1:天野喜孝氏。初代『ファイナルファンタジー』から現在まで、シリーズのキャラクターデザインやイメージイラストを手掛けている。
※2:ミラプリ=ミラージュプリズム。『FFXIV』おいて、好みの装備のグラフィックを現在の装備に反映できるシステム。
※3:クリスタルタワー。『FFIII』で登場したダンジョン。『FFXIV』でも24人で挑むアライアンスレイドダンジョンとして登場する。
※4:松野泰己氏。『伝説のオウガバトル』『タクティクスオウガ』『ファイナルファンタジータクティクス』『ベイグラントストーリー』『ファイナルファンタジーXII』など数々の名作を手掛ける。2016年以降は株式会社ALGEBRA FACTORYを設立。さまざまな作品を手掛ける中、『FFXIV』ではアライアンスレイド“リターン・トゥ・イヴァリース”などの企画・シナリオを担当。
※6:『漆黒のヴィランズ』で訪れることになるエリア。まさに“妖精の国”とでも言うべきファンタジックな風景が広がる。
※6:『FFXIV』ではチョコボをはじめ多彩な種類がある乗り物“フライングマウント”に乗って空を飛ぶことが可能。そして『蒼天のイシュガルド』以降はエリアで一定数の“風脈を”集めることでそのエリアを飛べるようになる。