新ダンジョンの感想を訊く。練習用のダンジョンも登場?

――では続いて、ID(インスタンスダンジョン)のお話を。英雄級6人用のダンジョン“呪われた海賊船”は一本道の構造とは聞いていたので、プレイしやすいのかな、と思っていたのですが……。

ちびねぇ難しいです。

――わかりやすい!

洞窟の奥に隠された海賊・黒血団の船。見てのとおり、船まで基本的に一本道なのだが……?

ふんこ『ブレイドアンドソウル』のダンジョンって実装当時は難しくて、ボイスチャットなどを使って意思疎通を図るのが必須なんて言われてるんですよ。それと同じ流れです。今回のダンジョンはこれまでの中でもいちばん難しいですね。

――その難しさというのは、ギミックの複雑さによるものですか?

ふんこギミックが難しいというのと、何より(注意しないといけないのは)即死ですね。ひとりがミスすると即座に全滅するタイプのギミックがけっこう多いので。

――『ブレイドアンドソウル』のIDには一般モードと熟練モードがありますよね。一般のほうは簡単なのでは? 

ふんこたしかに一般モードは簡単で入りやすいんですが、このIDでは一般モードの段階から即死ギミックがたくさんあるんです。難しさがより際立っています。

ちびねぇいままでのダンジョンの一般モードは、極端に言うと、片手でもクリアできるくらいだったんですよ。ペアで回れたりもしましたし。
 でも、この“呪われた海賊船”はちゃんとギミックをこなさないといけなくてかなりシビア。「一般ダンジョンなんて消化するだけだろ~」って思っているとたいへんかも知れないです。

ふんこたいていのダンジョンでは、とくに役割がなくて敵を攻撃し続けるだけになるパーティーメンバーがいたんですが、“呪われた海賊船”では全員に何かしらの大事な役割が与えられます。
 さらに、ボス戦では場所取りを考えないとパーティーに被害が及ぶので、6人全員が協力しないと倒せないと思います。

海賊船で待ち受ける中ボスのクビラ(左)と最終ボスのボクテツワン(右)。いずれもパーティーメンバーの立ち位置や誘導がうまくいかないと、全滅技や即死ギミックの餌食に。複数のギミックを役割分担しつつ突破しなくては勝てない、誇張なしの強敵だ。

――なるほど、これは要練習ですね……。報酬はどうですか? 現役プレイヤーのおふたりから見て、おいしいと思いますか?

ふんこ報酬で出てくる衣装はプレイヤーの間でもかっこいいと言われていますので、そこは狙い目ですね。装備品については、対モンスターよりは対人に特化したものが出ます。

ちびねぇ比武(PvP)が好きな対人プレイヤーにとっては、いまいちばんほしいものなんじゃないですかね。

いくつかのダンジョンをデモプレイしていただいた。

――難易度的にも報酬的にもアツいダンジョンなわけですね。つぎは12人用の伝説級ダンジョン“拘束の石室”と“規律の回廊”の感想をいただけますか。

ちびねぇ簡単です。

ふんこ“呪われた海賊船”よりも、だいぶ簡単ですね。

――12人用って聞くと難しそうなんですが。12人用の“黄昏の聖殿”とか、ものすごく難しかったですよね。

ふんこどちらもこの1個だけを達成すれば必ずクリアできるという要素がありまして。そのひとつだけ覚えれば大丈夫なんですよ。
 まず“拘束の石室”。こちらには12人中4人しか操作しないギミックがあります。マップ上に赤い箱が4つ出るんですけど、その赤い箱を後ろにある白い箱のところに持っていったら終わりです。

――本当に簡単だ!

ちびねぇそもそも“拘束の石室”は、“黄昏の聖殿”の1番目のボスを簡単にしたようなボスと戦うダンジョンなんですよ。
 これまで黄昏にチャレンジしたことがなかったり、後で黄昏にチャレンジしたいという方は、触りとしてはほぼ同じ形になっているので、予習も兼ねて遊べると思います。

――まさかの練習用。ありがたいですね。

“拘束の石室”で待ち受けるボス“結界獣”は、ギミックを突破しないと大幅に体力を回復するものの、そのギミックは上記のとおり簡単。12人用と気後れする必要はなさそうだ。

ふんこ“黄昏の聖殿”もそうですし、その前だと“渦動の寺院”みたいな大型IDでは、新規の難しいギミックが登場するんですよね。それを事前に体験できるのは貴重だと思います。
 最初に黄昏に初めて行ったなんて、赤い箱と白い箱が置いてあっても何をすればいいのかチンプンカンプンでしたから。

ちびねぇもちろん100%黄昏と同じわけじゃないんですけど、一連の流れは十分勉強できると思います。

――なるほど。もうひとつの“規律の回廊”はどうでしょう?

ふんこ“規律の回廊”も似た感じです。ギミックではキャラクターの頭の上に、3つのマークがランダムで付くんです。それをスペースキーでジャンプして切り替えるんですけど、ボス戦でボスにいちばん近い位置にいるタンク職の人か、いちばん遠いところにいる人が宙に上がっていくんです。その宙に上がっている人と同じマークに3~4秒くらいで合わせると、即死を回避できます。

――猶予はそれなりにあるんですね。

ちびねぇ慣れていないと、慌ててスペースキーを連打しすぎちゃったりするのも、黄昏でよく見ましたね。

ふんここの“規律の回廊”のボスも、“黄昏の聖殿”の2番目のボスをリメイクしたものなんですよ。黄昏ですでに見ている人にはおなじみなんですが、初見だとかなり混乱すると思います。

ちびねぇボスに行くまでの道中にも、仕掛けに出ているのと同じマークにしないと即死、なんてギミックがありますからね。黄昏に行く前に、こっちで練習できると思います。

こちらもまさかの練習台にできるという“規律の回廊”のボス“地天機”。スペースキーの押しすぎにご用心!

――練習になるうえに、このふたつは12人用ダンジョン関連のウィークリーチャレンジの対象にもなっているとのことですが。

ちびねぇウィークリーは報酬がすごくおいしいですからね。ウィークリーのダンジョンといえば“久遠の聖地”と“辛苦の密室”などがありますけど、ふたつも加わればすごくおいしいです。お金もたくさん入りますし。

今後の期待と新規・復帰者へひと言

――最後に今後の『ブレイドアンドソウル』にプレイヤー側から期待することについても伺いたいのですが。

ちびねぇバグ(を出さないように)。

――あっ、はい! ふんこさんはどうでしょう!?

ふんこいまの『ブレイドアンドソウル』は、モンスターと戦う狩りコンテンツと比武などの対人コンテンツの、大きく分けてふたつのコンテンツで成り立っていると思います。大会などで盛り上がるのは対人勢の方なんですが、ふだんのゲーム内ではモンスターを狩る方が主流になっていて、ユーザー的には2:8くらいの割合だと思うんですよ。

――たしかに、人口比としてはそれくらいの感覚ですね。

ふんこそうなると、ゲーム内の方でも対人戦が盛り上がってくれれば、という思いはあります。装備に依存するところなどもありますし、バランスが取れてもっと対人戦が入りやすいものになればうれしいですね。

――対人戦については、世界大会の盛り上がりしだいでもあるでしょうしね。そう言えば、おふたりは狩りと対人、どちらがメインなのでしょうか?

ちびねぇ私は格ゲー大好きなので、元は対人勢だったんですよ。だいぶ前ですけど。
 邪術士が実装されて比武統一があったときかな、「邪術士でぶっぱしてれば誰でも勝てる!」って頃まではやっていたんですけど、そこから狩りばっかりになったんですよね。いまは1から勉強中です。

ふんこ僕はもとは狩り勢だったんですけど、去年の大会で比武の解説をやらせていただいて、その頃から本格的に比武の勉強を始めた感じです。今年の日本での決勝戦では、僕とちびねぇさんも解説席に座らせていただきます。

――おお、それは楽しみにさせていただきます!!

ふんこあと、狩りと比武のほかに『ブレイドアンドソウル』には“戦場”という多人数対人戦がありまして、いまはこれがいちばん好きですね。専用のキャラクターも作ってやっているんですが、当然、戦場で戦うには対人の技が必要になるので、比武もやって学んでいます。

――昔の感覚ですと、比武でもらえる報酬や学べるテクニックはあまり狩りで役に立たない印象があったのですが、戦場はその辺どうなんでしょうか?

ふんこ戦場は狩りと比武のちょうど中間ですかね。モンスターによく効く攻撃がこちらでも有効だったり、比武では職同士の相性が明確ですが戦場では関係なくなったりと、どちらの要素も含んでいます。盛り上がってますし、勝てれば報酬もおいしいです。

――その特殊な位置づけだと、変わった戦法も出てきそうですね。

ふんこ僕は(戦場では)滅砕士を使ってますけど、攻撃スキルに一切振らず、防御にガン振りして『ブレイドアンドソウル』ではいままでまず出番がなかったタンク専門でやってます。
 開戦直後、厄介そうな相手がいたらまとめて吸い寄せて、それで相手がまとめて殴ってきてもなかなか倒れないという(笑)。

――相手にしたら「これだけ装備強化して殴ってるのにあいつなんで倒れないんだ」ってなるヤツですね。

ふんこただ、装備が揃っていないとエンドユーザー同士では勝てないという側面もありますので、気軽に楽しむには装備統一戦などがあるといいかも知れません。

――戦う人数も多いですし、比武のような統一は難しいでしょう。観戦モードなども実装されるまでは、大会では比武、野良では戦場が盛り上がっていく感じになるかもですね。

ふんこ比武も戦場も、(職の特性を理解しないと)難しいところはありますからね。いまの自分の職は銃撃士なんですが、銃撃士のこともまだまだ理解できていないのに、これを残り9つの職で!? と(笑)。ある程度自分でも育ててみないと、わからないことが多いんですよね。

――相手が何をしてくるか、自分でも使ってみないとわからないところもありますし。

ふんこそこで人に教えてもらえるといいんですけど、新規で始めた人の場合、交流掲示板などでは情報量に限りがありますし、直接ゲーム内で聞ける相手があまりいないんです。そこが新規の人が対人を始めるのが難しい要因になっているので、今後改善が入るとうれしいです。

――報酬的には比武はあまりおいしくないですし、そもそも戦場はそうとう強くならないと報酬にありつけないわけですしね。

ふんこ逆に言えば、戦場は報酬を目指すことでモチベーションが生まれますけど、比武のみ突き詰めていくのは、現状ではとくに新規の人には厳しいかも知れません。その辺りの改善も今後、期待していきたいところです。

――では、今回のアップデートから『ブレイドアンドソウル』に興味を持った方や復帰を考えている方に、現役勢の視点から背中を押すひと言をいただけますか。

ふんこ僕の感覚ですが、いまから別のゲームを始めるとなったら「追いつけない」とまずは考えちゃうと思うんです。しかも4周年ですから、4年ぶんをいまからやって追いつけるのか、と。
 そこで、そう思われる皆さんには「追いつけます!」とお伝えしたいです。

強調しておく。

――おお、その理由とは?

ふんこ新規で始めた方にも必要な装備やアイテムはしっかり配られますし、いまから始めても置いていかれたり、進めなくなったりするところはないと思います。アニメ化もしたほどストーリーのクオリティーも高いので、物語もぜひ楽しんでほしいですね。

――先にお話しが出ていたとおり、ストーリーは装備育成なども気にせず進められますしね。

ふんこそうしてひとりで進めつつストーリーも楽しんだら、つぎはみんなで楽しむコンテンツをやってみたくなるかと思いますので、公式サイトの掲示板で“門派(いわゆるギルド)”の募集も出ていますから、自分に合った門派を見つけて入ってみていただいて、より楽しんでもらえればと思います。

――ありがとうございます。では、ちびねぇさんからもお願いします。

ちびねぇふんこさんも言っていたとおり、復帰する方が辞めた当時と比べると、装備強化の緩和がものすごく入っていると思います。昔は一生懸命アイテム掘りをした武器もすんなり強化できますし、レベルも上がりやすいゲームですので、復帰だけでなく新規の方もさくさく楽しめると思います。

――サブキャラクターを作っている人も、ほんとあっという間に育て切っていますしね。

ちびねぇあと、新規の方にはぜひ注目してほしいんですが、『ブレイドアンドソウル』はキャラメイクがものすごく細かいんですよね。表情などまで細かに変えている人もいますし、これは大きな魅力だと思います。

――手に入る衣装の種類も、ものすごく多いですよね。自分のキャラを見ていて楽しいゲームだと思います。

ちびねぇそうですね。衣装を着てスクリーンショットを撮って遊ぶのも楽しいです。景色がとにかく綺麗で、桜満開の場所や今回のアップデートで実装された場所なども、SS(スクリーンショット)勢からするとたまらないポイントが盛りだくさんです!

お気に入りの衣装&絶景でのスクリーンショットを撮ってもらった。こちらはふんこさんの作品。この絶妙な煽り感が、さすが戦場勢といった貫録を感じさせる?
こちらはちびねぇさんの作品。桜の名所など、ご本人いわく「メディア向け」の撮影をしてくれた。日本でのプレイヤー人気ダントツのリン族は、小柄でかわいらしく、いろいろな衣装が似合う。
「ふだんは気持ち悪い衣装で遊んでいる」ということで、ふだん使いコーデを見せてもらった。謎のマスクを突き抜けて出てきている、ビン底メガネがこだわり。このように衣装の奇想天外な組み合わせも楽しめる。

 以上が、実際に『ブレイドアンドソウル』を楽しんでいる現役プレイヤーから聞いた話だ。運営スタッフやプロデューサーのインタビューよりも、具体的なイメージをつかみやすかったと思う。

 ストーリーやキャラメイク、衣装などに興味を持っていたけど、「難しそう……」とプレイに踏み切れなかったという人は少なくないはず。

 簡易戦闘モードも実装され、かなり気軽に遊べるようになったこのアップデートのタイミングだからこそ、本作を楽しんでみていただきたい。

おつかれさまでした。表情!

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