●大規模マルチプレイモード解説(20対20)
■スプレマシーモード
5つの拠点を巡って戦うモード。最初は両軍ふたつの拠点を所有しており、中央の拠点で戦いがスタート。仮に反乱軍に近い側からA-B-C-D-Eとすると、ここで仮に反乱軍が中央の拠点Cを奪うと、中心となるターゲットは帝国軍側の2個目の拠点Dに移動。中央の拠点Cを帝国軍が奪い返すか(Bの攻防に移る)、反乱軍が2個目のDも奪って最後の拠点Eの攻略に向かうか……という形に。このように順番に拠点を攻略して、5つすべての拠点を確保するか、タイムアウト時に多くの拠点を所有しているチームの勝利となる。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
ゲームが始まると中央の中立地点に向けて参加者が一斉に突撃を開始するのだが、銃撃だけでなくグレネードも飛び交い、爆発で生じた粉塵や爆炎などのエフェクトが途切れることなく発生するため、まさに戦争といった状況になる。
この乱戦でうまく立ち回るには、マップ上にランダムで配置されるパワーアップを取得するのが得策。パワーアップを取るとタレットやロケットランチャーといった強武器をランダムで入手することができ、こと火力においては敵を上回れる可能性があり、運が良ければ複数人で固まっている敵を一撃で無力化して拠点を制圧するチャンスが生まれるからだ。
このパワーアップの中にはX-WINGやTIE-FIGHTERといった航空機だけはなく、もちろん、AT-ST(AT-ATは登場しない)といったビークルのほかに、ルークやダースベイダーといったキャラクターになれる物もある。運が良ければ序盤からアイコンキャラクターで文字通り一騎当千の活躍をすることも可能だ(というか、筆者はルークにボコられてさらにダークサイドへの信心が深くなった)。
ひとたび拠点を落とされてしまうと、勢いづいた敵の進撃を食い止めるのは難しい。というのも、敵が優勢になってしまうと、拠点を取り戻すよりもムキになって対人の迎撃に集中しすぎてしまいがち。そうなってくるとパワーアップも取れず、相手の砲撃やビークルなどの攻撃への対処も遅れていく。そして反撃までに至らずに最後の拠点に雪崩込まれて終了、なんてことにもなる。
逆に、優勢な側の軍にいると敵をガンガン押し込んでいる状況は凄く楽しい。ビークルでリスポーン後まもない敵をガンガン倒している時はジェダイの騎士だろうと顔がダークサイドに落ちた笑顔になる。
じっくり1時間ほどプレイしてみたのだが、多人数対戦のハチャメチャ感というか、お祭り具合は良くできている。スプレマシーに限った話ではないのだが、倒されても前線からそれほど遠くない位置にリスポーンするか、生存しているバディ(フレンド)から復活することができるため、すぐに戦線復帰して間髪入れずにドンパチできるのはうれしい。このハイスピードなリスポーン設計のおかげで接敵する機会が非常に多く、実際は20対20で戦っているのだが、それ以上の人数と戦闘をしているかのように思える。ダレることなく高いテンションを維持して楽しめるモードと言っていいだろう。
■ウォーカーアサルトモード
βテストでも大々的にフィーチャーされていた20人対20人のモード。帝国軍側から進軍するAT-ATウォーカーを中心に、阻止を試みる同盟軍側と、護衛する帝国軍側の戦いが展開される。マップによって、エンドアでは攻めてくるウォーカーが一機だけになっているといった違いも。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
反乱同盟軍が、AT-ATを中心に進撃してくる帝国軍をなんとか止めるモード。惑星ホスではAT-ATが2機だったのに対し、エンドアでは1機となっていた。恐らく、マップによって変わるのだろう。
まずはディフェンス側(反乱同盟軍)は絶えずアップリンクをオンライン状態にして、攻撃側(帝国軍)は逆にアップリンクを無効化(オフライン)することを目指す。このとき、攻撃側はAT-ATやAT-STといった機動兵器を活用しながら戦うと、アップリンク周辺を制圧しやすい。逆に防衛側は航空機しか投入できないので苦戦必至となるが、自爆覚悟の体当たり攻撃がAT-STに対して効果絶大となるので、地上兵力のみでの反撃が厳しければ特攻スタイルも視野に入れてみるといいだろう。
アップリンクを確保していくとAT-ATのシールドを剥がれ、直接攻撃が当たるようになる。ちなみに、βテストから新たに用意された腹部にある弱点に攻撃を与えると、他の部分を攻撃するよりもダメージを与えられる。まぁ、腹部を攻撃できるような位置に行くまでが難しいところだけど。
中規模マルチプレイモード解説(10対10)
■ファイタースコードロンモード
10対10で行われる空中戦モード。AI操作の機も飛んでいるので、参加人数以上に賑やか。パワーアップが地表付近に落ちていて、機体の回復や、中にはミレニアム・ファルコンやスレイブIに乗れるアイテムも。ただし地表付近なので、パワーアップを取ろうとしての自爆多し。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
とにかく乱戦になるので、画面左下に表示されるレーダーを適度に確認して、敵に背後を取られないように飛ぶのが重要だ。地上にはハン・ソロのミレニアム・ファルコン号やボバ・フェットのスレイブ1に搭乗できるパワーアップが配置されており、これを取得すると圧倒的な火力と防御力が手に入るため、ほかのプレイヤーを一方的に蹴散らすことが可能。また、これらの機体は防御性能が優れているため、ヘッドオン状態で飛んでくる敵は避けずに、体当たりで破壊するラフプレーも余裕でできる。さすが、ヒーロー/ヴィランのビークル。
なお、ゲーム中にはどちらかの陣営に属するNPCの輸送船や降下艇が出現するのだが、これを無事破壊できれば20ポイントと高いポイントを取得できるので、積極的に撃墜するようにしたい。
■ブラストモード
10人対10人のいわゆるチームデスマッチモード。
【BRZRKのここがポイント】
往年のTDM。シンプルなモードのため、割と武器の性能差が出てくる。良い武器とカードを揃えて挑むべし。
The video could not be loaded.
小規模マルチプレイモード解説(合計20人未満)
■カーゴランモード
6対6のキャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)系モード。マップの両サイドからスタートし、敵軍の拠点奥にある“カーゴ”を確保して自軍拠点に運ぶとポイントが入る。スコア5-5でスタートし、1点入ると4-6(または6-4)になり、そこで1点取り返すとまた5-5に戻せるのがポイント。また一般的なCTFと異なり、自軍カーゴが奪われている状態でも敵軍カーゴを持ち帰れば点が入る。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
まぁ早い話がCTF。一般的なCTFだと誰かが旗を盗み出すと、運び屋のポジションが逐一表示されるが、本作では敵陣からカーゴを盗み出したプレイヤーは、敵の視界内に入らない限りその居場所が分からない。そのため、仲間と戦う場合はベースにディフェンスを残しておき、盗られてもルートを特定できるようにするといいだろう。あとは通路の影とかを使って敵をやりすごし、背中を見せたところで排除……といったプレイスタイルも結構有効なのでオススメ!
■ドロイドランモード
こちらも6対6で戦う占拠系モード。マップ内で一定範囲を周回する3体のドロイドを確保していき、全部保持した状態を一定時間保持するか、タイムアウト時により多くのドロイドを確保していたチームの勝利。ドロイドが一定範囲を動いているのがポイントで、たまにドロイド同士がかなり近付いて混戦になることも。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
確保したドロイドを敵が奪いにくるのは確実なので、ドロイドが見える高台や樹上でキャンプして守るのが超有効。ロケットランチャーやグレネードといった火力が高く1撃で敵を倒せる武器を使えば、より効率よく敵を狩れるので楽しい。対応したマップに必ずそういった場所があるので、探しておくと対戦相手よりも有利に試合を進められるだろう。
■ヒーロー/ヴィランモード
6対6で戦う対戦モード。両軍3名ずつヒーロー(帝国軍側はヴィラン)がおり、相手チームのすべてのヒーロー/ヴィランを倒すとラウンド勝利。5ラウンド先取したチームが最終的な勝利を手にする。
【BRZRKのここがポイント(仮)】ヒーロー/ヴィランは一度倒されると復活しないが、一般兵として出撃した兵士は復活可能な上、ヒーロー/ヴィランとして倒されたプレイヤーも一般兵として再出撃可能。ヒーロー/ヴィランの数が少なくなった時に、前に出るか下がって逃げるかの選択が重要。
The video could not be loaded.
■ヒーローハントモード
8人で戦うヒーロー/ヴィランモードの変形。全プレイヤーのうちひとりだけがヒーロー(またはヴィラン。マップにより異なる)に選ばれ、残り全員を敵に回して戦い、とにかくキルを稼ぐ。ヒーロー(ヴィラン)が倒れると、倒したプレイヤーが次のヒーロー(ヴィラン)になり、キルを伸ばそうとして頑張るという仕組み。
The video could not be loaded.
【BRZRKのここがポイント】
実際にプレイしてみて感じたのは、「どうやって漁夫の利を狙うかが重要」だ。ヒーロー/ヴィランは一般兵と比較すると圧倒的な強さを誇っているため、単独で攻撃を仕掛けてもほとんど効果的なダメージを与えられず、手痛い反撃で力尽きるのが関の山。
なので、ほかのプレイヤーがヒーロー/ヴィランを攻撃するタイミングで便乗するのがいいだろう。もし、ヒーロー/ヴィランの体力がまだ大量に残っているなら、攻撃を急がずに、マップ上に落ちているパワーアップをかき集めて攻撃手段を増やしておくのもアリ。体力が残り5分の1を切るか切らないかぐらいのタイミングでひょうひょうと現れ、タイミングを見計らい火力にモノを言わせてヒーロー/ヴィランを倒そう。
ちなみに、一通りのヒーロー・ヴィランで遊んでみたけど、ハン・ソロとボバ・フェットが遠距離から手痛い攻撃を入れられて倒しやすい。逆に、近距離攻撃が主体のパルパティーンは苦戦しやすく、かなりの修練が必要だ。
■ドロップゾーン
8対8で戦い、マップ内に落ちてくるポッドを占拠し、一定時間確保するのが目的。先に5つ確保したチームの勝ち。
【BRZRKのここがポイント】
投下されるドロップポッドをいかにして確保するかがポイントで、敵味方入り乱れての、文字通り乱戦になる。敵にドロップポッドを確保されそうになった場合、その近辺で防衛しようとするため、カードで爆発物系の装備を持ち込み、近辺の敵を一掃するといいかも。逆に、自分たちがドロップポッドを押さえているならば、パワーアップで入手できる地雷が地味に強いので、ドロップポッド近辺か、そこに至るルート上に設置しておくといいだろう。
あと、キャプチャーしたドロップポッドからはパワーアップが3個出てくるので、忘れずに取得して戦闘に役立てるべし。
The video could not be loaded.
総評:新作映画公開を全力で迎えるナイスなお祭りゲーム
ひと通りのゲームモードを遊んでみた訳だけど、ぶっちゃけどうなのよ? という点は気になるところだろう。その問いに素直に答えるならば「楽しひぃい!」といった感じだ。
まずシューター要素については、プレイヤーにそこまで高いスキルを要求されない作りとなっている。というのも、世に出ている高い技術力を要求する難しいタイプのFPSと異なり、即着弾系の武器がほとんど皆無で、いわゆるビームライフルのように射撃から着弾までの時間には若干のラグがある武器がメイン。そのため、出会った瞬間に即死するといったハードコアFPSあるある的な現象はめったに起きない。
だからと言って底が浅いゲームなのかというと、そうではない。ゲームで多数のプレイヤーが入り乱れて戦うため、何が起こるか予測がつかない不確定要素が多い、そのため、銃撃云々よりも、どちらかと言えば”立ち回り”のほうが重視されるタイプのゲームだろう。まぁ、どんなFPS・TPSにも言えることだけど、場面に応じて、裏取りを仕掛けたり、制圧攻撃をしかけたりといったチームプレイが重視されやすいゲームと言ったほうがいいかな?
では、普段この手のゲームを遊ばないSWファン、こういったシューター系のゲームに馴染みが深くないプレイヤーについてはどうかというと、「大丈夫」と言っていいと思う。本作に搭載されているミッションモード(非マルチプレイモード)はかなり丁寧に作りこまれており、どれも映画のワンシーンのような演出。ゲームに不慣れなスター・ウォーズファンでも満足するのではないだろうか。
そしてミッションモードはソロプレイはもちろんのこと、オンラインを介してのCO-OPでも遊べるので、時間こそ少しかかるかもしれないが、友達と遊びながら着実にステップアップすることができる。
次にゲームルールについて。既存のオンライン対戦ゲームでよく見られる遊び方に本作ならではのアレンジを施していて、17年もFPSを遊び続けてきた筆者でも、わりと新鮮な気持ちで各ルールを遊ぶことができた(とはいえ、ブラストモードは普通のTDMだったので新鮮さは正直なかったけど)。
ガチガチに撃ち合いを楽しみたいハードコアFPSファンには、ドロップゾーンやドロイドラン、カーゴランといった中規模でのオブジェクティブルールがオススメ。かなり戦略的に動くことが要求されるため、遊びごたえがあるだろう。
では、それ以外のプレイヤーや、ゲームに不慣れだけどスターウォーズに興味があるというプレイヤーについてはどうかというと、スターウォーズ感が強く楽しめるスプレマシーや、ウォーカーアサルト、ファイタースコードロンといった、多人数でドンパチを楽しむルールがオススメだ。もちろん、どのモードを遊ぶのもプレイヤーの自由ではあるが。
といった感じに長々と書いてしまったのだが、せっかくスターウォーズの新作が公開される年に、新しくスターウォーズの世界観で楽しめるお祭りゲームが出るんだから、無粋で小難しいことは置いといて、ガッツリ楽しもう! といったところだ。(BRZRK)