350人のプレイヤーを会場に招いての祭典が開幕!
2016年5月14日、PC用MMORPG『テイルズウィーバー』を運営するネクソンは、東京・有明のビッグサイトTFTホール500にて同作のオフラインイベント“オルランヌ公国祭2016”を開催。この日行われた催しの模様を、会場で発表された最新アップデート情報とともにリポートする。
オルランヌ公国祭2016に招かれたのは、サーバー参加枠の一般抽選を勝ち抜いた315人と、サービスが開幕した2004年からプレイしているベテランユーザーが対象の特別招待枠より選ばれた35人の、合計350人。会場に集まった招待客を含め、すべてのユーザーに感謝の気持ちを伝えるべく、恒例のファン感謝祭が今年も大々的に開かれた。
極限システムを使えば“21万ダメージ”も夢じゃない!
“オルランヌ公国祭2016”でもっとも注目を集めたのは、アップデート情報先行公開のコーナー。GMネフニル氏がファンに直接語りかける形で、『テイルズウィーバー』の直近の未来を説明していった。
ここでは、当日に発表された情報を画像資料も交えてお伝えしていこう。とくに注釈のない限り、箇条書きのコメントはすべてGMネフニル氏によるものだ。
【新規システム】
◆既存の覚醒とは異なる、極限システムが新たに追加。
◆覚醒の上位版と理解して問題ない。
◆ダメージの上限が解除されることで、果てしなく与ダメージが高められる。
◆段数が増えたスキルもより便利になるため、狩りの効率がさらに高まる。
◆極限状態では、5種類ほどの選択肢の中からふたつのスキルを選ぶと、それらがパッシブスキルとして適用されるようになる。
◆戦闘スタイルが確立されているイソレットやアナイスは、バランス調整を行わない可能性がある。
【チャプター外伝5】
◆新たに公開されるチャプター外伝5をクリアすることで、極限システムが利用可能になる。
◆“2次覚醒”していなくても、こちらをクリアすれば問題なく極限状態になれる。
【新規マップ】
◆今回のオフラインイベントのタイトルにもなっている、オルランヌが舞台。
◆ラルサはセーフティマップ。つぎのマップから戦闘フィールドになる予定。
◆これまでになかったタイプのNPCたちが登場する。
◆ティルカルラグはダンジョンで、禍々しいイメージで作られている。
◆(キャラクターたちは)青色がメインのカラーリングになっている。
◆ミニゲーム的な要素も盛り込まれる予定。
◆ノーマルとハードの2種類から難易度が選べる。
◆上位防具のほか、新規アビリティも入れる予定。
◆新規アビリティは、既存のタイプの上位版。
◆上位防具の性能はまだ秘密。
【仕様の緩和】
◆極限システムや新規ダンジョンの実装に伴い、いくつかの仕様を緩和する。
◆ブリニクルよりも下位の装備に関しても、素材アイテムの個数が引き下げられる。
◆素材のドロップ率や、勲章の必要個数も変化する予定。
◆モンスターからのドロップやクエストの報酬を通じて、1日につきひとつだけ手に入るようになる。
◆経験値テーブル変更に伴い、すでにレベル285までカンストしている方は、アップデート実施後にレベルが自動的に上昇する。
◆所持できるSEEDの上限が引き上げられるため、露店の価格設定に注意してほしい。
◆露店の上限の引き上げについては、現在調整中。
【システムの改善】
◆戦闘情報ウィンドウが新たに追加される。
◆MAXダメージの計算も、自動で行えるようになる。
◆HPゲージの色分けが行われるのは、ボスモンスターのみ。
◆ルーン倉庫1回利用券の取得方法は現時点で未定。
【おまけ:開発秘話】
◆残念ながら実装が見送られた企画がいくつか存在する。
◆(変化後の見た目が)世界観に合わなかった点も、実装を見送った理由のひとつ。
◆実装を見送った理由は、既存のアバター(グラフィック)に慣れ親しんでいる方から「イヤだ」という声もあったため。
◆会場に集まってくれた方々の反応がよかったので、(ドット絵修正の実現を開発側に)伝えてみたい。
【タイアップ情報】
◆テレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』とのタイアップが決定。
クイズ大会の賞品は“純金のウェブマネーカード”!
今回のイベントでは、ゲームのアップデート情報が公開されただけでなく、クイズ大会やプレゼント抽選会など、さまざまなプログラムが催されている。その模様についても、項目ごとにダイジェストで紹介しよう。
【スペシャルライブ】
『テイルズウィーバー』開発チームのパク・ジフン氏が同作のBGMをキーボードで演奏。続いて、歌手で声優の中恵光城さんが登壇し、同作のストーリー“必滅の地”の主題歌『Dear my Dear』を熱唱したのだ。
【公国祭限定ラジオドラマ】
公募企画“「テイルズウィーバー」声優大募集!”で選ばれたすぃるさん、杉山里穂さん、白浜海未さんが登壇。中恵光城さんと村井理沙子さんも加わり、この日のために特別に書き起こされたオリジナルのラジオドラマを実演した。
【サーバー対抗クイズ大会】
所属サーバーごとにチームに分かれて、ゲーム運用チームのGMネフニル氏が出題するさまざまなクイズに挑戦。最終的に決定したチーム別順位に応じて、参加者にゲーム内アイテムなどがプレゼントされた。
【プレミアム抽選会】
来場したすべてのプレイヤーに、抽選番号の書かれたリストバンドを事前に配布。村井理沙子さんと中恵光城さんが数字の書かれたカードを引き、それに該当するリストバンドを持っていた幸運な人に、さまざまなグッズが贈られた。
プレミアム抽選会が終わったところで、すべてのプログラムが完了。“オルランヌ公国祭2016”は閉幕となった。この夏は『テイルズウィーバー』が大きく進化する。ひとまず5月25日のタイアップ開始をお楽しみに!