2016年2月3日に開催された“ライブミュージカル「プリパラ」み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス”ゲネプロ公演の模様をお届け。

●「私たちだけでなく、アンサンブルの子たちにも注目してほしいです」

 アニメ『プリパラ』から生まれたミュージカル『ライブミュージカル「プリパラ」 み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス』が、本日2016年2月4日から2月7日までZeppブルーシアター六本木にて上演される。本記事では、初回公演前に、マスコミ・関係者向けに行われたゲネプロ公演の模様をお届けする。

 『プリパラ』は2014年にトレーディングカードアーケードゲームとして稼動し、登録者数が200万人を突破している作品だ。同時期に放送が開始されたアニメも現在は2ndシーズンが放送中。3月12日には、劇場版『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』の公開、4月にはアニメの新シリーズがスタートする。アニメ以外にも、マンガ、小説、関連グッズなどさまざまな展開を行っている『プリパラ』が、このたびついにミュージカル化された。

 本公演の見どころのひとつとして挙げられるのは、アニメ版のキャストたちがミュージカルでも同じキャラクターを演じていることだろう。それだけにキャスト陣の本公演に懸ける想いも強いようで、ゲネプロ公演後に行われた囲み取材では、茜屋日海夏さん(らぁら役)、芹澤優さん(みれぃ役)、久保田未夢さん(そふぃ役)、山北早紀さん(シオン役)、澁谷梓希さん(ドロシー役)、若井友希(レオナ役)、高柳明音さん(SKE48)(青井めが姉ぇ役)、山田親太朗さん(青井めが兄ぃ役)が意気込みなどを熱く語っていた。

――まず、ゲネプロを終えての率直な感想をお願いします。

茜屋日海夏さん(以下、茜屋) いつもは声だけでキャラクターを演じているなか、初めてウィッグやメイクをしてキャラクターになりきるということで、どうなるんだろうと緊張していました。でも、いざステージに立ってみたら、『プリパラ』の世界が広がっていて、無意識にらぁらちゃんになれていた気がして、すごく楽しかったです。

芹澤優さん じつはこの会場で通してやるのが、さっきのゲネが初めてでした。本番の直前まで確認事項も多くて自信がなかったんですけれども、始まってみたら、いままでいっしょにやってきたチームの安心感というのを強く感じて、楽しくできました。

久保田未夢さん(以下、久保田) 演じてみて思ったことは、自分もほかの出演者の皆様もキャラクターの衣装や髪型をしていることで、アフレコブースの中で見るみんなとは違っていました。本当にキャラクターと一心同体だなというのを感じることができたので、『プリパラ』のことを好きな方々も楽しめる作品になっていると思います。

山北早紀さん “シオン”風に言うと「緊張9割」という感じです。ちゃんと最初から最後まで通してない状態での本番だったので、本当にドキドキでしたが、そんななかで和気あいあいとできたのは、いままで約2年間、“東堂シオン”というキャラクターをアニメで演じてきたからだと思います。本番はもっと楽しみたいと思います。

澁谷梓希さん こうして『プリパラ』がミュージカルになったことを本当にうれしく思います。稽古中も、もっとこうしたいという想いがいっぱいあって、演出さんやスタッフの皆さんに出しゃばり過ぎて、メンバーからも怒られました。そうして、できあがったステージを千秋楽まで、みんなで最高のステージにしていきたいと思います。楽しみにしていてください。

若井友希さん 最初にみんなのシルエットが映るんですけれども、本当にキャラクターそのままで、感動しました。今日のゲネプロでは、みんながいままでやったことのないようなアドリブもあって、いきいきとしているように感じました。このまま千秋楽まで楽しく駆け抜けることができると感じたので、このまま突っ走りたいと思います。

――高柳さんは、『プリパラ』のファンだと言うことですが、いかがですか?

高柳明音さん(以下、高柳) そうなんですよ。最初にミュージカルが発表されたときは、私は出ることを知らなかったので、絶対観に行こうと思っていました。(澁谷)梓希ちゃんから「絶対、観に来てね」と連絡が来たときは、“ある意味、観には来てるけど、出てるな”と(笑)。でも、そのときは、こんなにもアニメとキャラクターが違うとは思っていなかったので、すごくビックリしました。最後の感動のシーンでは、役柄的には感動してはいけないのですが、ファン的には涙が溢れてきて、我慢するのがたいへんでした。

――唯一の男性の山田さんはどうでしたか?

山田親太朗さん(以下、山田) 僕は稽古が始まる前に(高柳)明音ちゃんから、DVDを借りて勉強してから入りました。最初は、女性の中に僕だけがひとりだけで、すごく不安だったんですけど、意外となじめたかなと。あと、僕は稽古中からみんなとずっといっしょだったので、『Make it!』は完璧に踊れるようになりました。だから、千秋楽は舞台袖で踊ろうかなと(笑)。

――ファン目線の高柳さんから見て山田さんのダンスはいかがですか?

高柳 ターンがうまいんですよ。

山田 覚えた踊りは、明音ちゃんに「どう?」と見てもらってましたから。

高柳 「本番はステージ上で躍ってね」と言ってあるので、期待していてください。私は、踊れないので、踊ってるのを横目で見ながら、怒りたいと思います。

――ちゃん子さんのクオリティーがすごいなと思ったのですが、皆さんの印象がいかがですか?

久保田 本当にちゃん子ちゃんがいると聞いたときは、すごくうれしかったです。でも、ちゃん子ちゃんは、クマも演じてるじゃないですか。しかも、ちゃん子は、べつのキャラクターのメイキングドラマも手伝っているので、そふぃとしては、ちょっと「うちのちゃん子ちゃんを貸し出し中かな?」みたいな感じで、ひとり占めしたいなと思うところもあります(笑)。でも、ちゃん子ちゃんの魅力というのは、ソフィーの出番以外にも出していってもらいたいです。クマも演じていただいているということで、すごく個性の塊みたいな感じで目がいきますよね?

――そうですね。ダンスもすごかったです。

久保田 キレキレですよね。うちの自慢の親衛隊です。

山田 役作りのために10キロぐらい太ったらしいですよ。

――高柳さんは、ふだんご自身が歌ったり踊ったりしていますが、今回のミュージカルでは、どちらもなく演技のみの出演で、まわりの方が歌って踊ってという状況はどんなお気持ちですか?

高柳 本当は踊れると思ってました。本当に踊りたかったんですよ。だから、すごく寂しかったので舞台袖で踊ってます(笑)。

――ということは、『プリパラ』の楽曲も結構踊れるんですね。

高柳 もともと、i☆Risファンで見て覚えていたので、いつでも踊れますよ。

――山田さんから見て、このミュージカルの魅力はどこだと思いますか?

山田 ライブシーンでアニメの映像とみんなの歌と踊りがリンクしてるんですよね。それが見ていてすごく楽しいです。

――では、最後に茜屋さんから見どころの紹介お願いします。

茜屋 山田さんもおっしゃってくださったんですけども、本当に私たちの歌や踊りと後ろの映像がリンクしています。私がいちばん言いたいのが、アンサンブルの子たちがすごくがんばってくれているんです。私たちがふだんやっているメイキングドラマを再現するために、裏で一生懸命に動いてくれています。私的には、私たちの振りとかももちろんなんですけど、アンサンブルの子たちのちょっとした動きにも、注目してもらって、舞台全体を楽しんでもらいたいなと思います。

 つぎのページでは、劇中カットを含めてその模様をリポート。物語の核心には触れていないものの、ネタバレNGという方はご注意を!