好評のうちに幕を閉じた“Xbox One 大感謝祭 2015”。同イベントを経て、国内でのXbox Oneのさらなる展開はどのようなものに? ここでは、国内でのXbox Oneの事業を取りまとめる日本マイクロソフトの井上正之氏に、今後の手応えを聞いた。

●今後のカギを握るのはXbox OneとWindows 10との連携

 好評のうちに幕を閉じた“Xbox One 大感謝祭 2015”。同イベントを経て、国内でのXbox Oneのさらなる展開はどのようなものに? ここでは、国内でのXbox Oneの事業を取りまとめる日本マイクロソフトの井上正之氏に、今後の手応えを聞いた。

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日本マイクロソフト
Xbox マーケティング戦略本部
グループ シニアマネージャー
井上正之氏

――大感謝祭は大盛況でしたね。
井上 多くのXboxファンの方にご来場いただき、出展タイトルをプレイいただいたことをたいへんうれしく思います。今年の年末にかけてマイクロソフトから発売となる『Halo 5: Guardians』や『Rise of the Tomb Raider』などの専用タイトルに加えて、パートナー各社様からも期待の新作が発売となります。家庭用ゲーム機向けのゲームソフトは年度を重ねるごとに成熟していきますが、今年の年末に登場する期待の新作もより一層魅力を増してきていると感じています。これらのタイトルをファンの皆様にお届けできるのをとても楽しみにしています。

――これから年末にかけて、もっとも注力しているポイントは何になりますか?
井上 年末そして来年にかけて発売されるゲームの魅力をファンの皆様にお伝えしていくことが何よりも大切と考えています。大感謝祭では出展タイトルを多くのファンの方にプレイいただいただけでなく、プレイアブル出展されなかったタイトルの映像を、ファンの方が熱心にご覧になっておりました。また、東京会場から生放送したINSIDE Xboxのプログラムも多数の方に視聴いただき、今回の大感謝祭を含めてゲームタイトルの魅力や楽しさを多くの方に伝え、「遊んでみたい!」と思っていただけるような取り組みを進めていきます。INSIDE Xboxは定期的な番組としてYou Tubeでも放映をしていきますので、ぜひチェックをしてみてください!

――年末商戦に際しての目標などありましたら、お教えください。
井上 ファンの方にどれだけXbox Oneを楽しんでいただいたか、これがもっとも重要だと思います。ゲームソフトをどれだけ遊んでいただけたか、そしてXbox Oneの体験をどれだけ満足いただけているのかのふたつが軸になりますが、これは同時にファンの皆様の声に耳を傾け続け、ファンの皆様にとってよりよい体験を提供していく、このサイクルを継続することが何よりも大事だと思います。

――Xbox One Eliteを国内で投入する狙いをお教えください。
井上 Xbox One Eliteは、製品仕様の通り、ゲームファンの皆様が、より快適に、そしてゲームプレイの腕前をいかんなく発揮していただくための製品です。歴代Xboxのハードはオンライン対戦にいち早く取り組んでいた歴史もあり、コントローラのカスタマイズ性や、それぞれのプレイスタイルにあった操作方法などを求められているファンの方が多くいらっしゃいます。“Xbox Elite ワイヤレス コントローラー”はそのようなニーズをカスタマイズ要素でくみ取って、熱心なファンの方にさらにゲームを楽しんでいただける製品になると感じています。大感謝祭でも多くのファンの皆さんがコントローラを触りに来ていただき、とても高い期待と関心を持っていただいていました。

――ID@Xboxタイトルが増えてきていますが、そちらに対する手応えをお教えください。
井上 ID@Xboxはインスピレーション溢れるゲーム体験をファンの皆様にお届けする大事なプログラムです。 今回の大感謝祭では『EARTH WARS』、『Happy Dungeons』、『リバーシクエスト』、『Cuphead』や大感謝祭で新規発表させていただいた『Kyub』などのID@Xboxタイトルの試遊台を展示させていただき、多くのファンの方が列を作りゲームを遊んでいただけました。熱心にそして純粋にゲームを楽しんでいただいているファンの皆様の姿を拝見して、ファンの皆様のインディーゲームへの理解と注目度が高くなっているのを改めて感じているのと同時に、ID@Xboxのタイトル拡充の取り組みへの手ごたえを感じています。

――今年の始めにお話をうかがったときは、「ゲームタイトルに注力していく」とのことでしたが、現時点で自己採点すると何点くらいになりますでしょうか? 達成できたところと、一方で課題が残るところなどありましたら、お教えください。
井上 自己採点をすることはできませんが、この年末にファンの皆さまにお届けできるタイトルラインアップはとてもすばらしいものになります。全世界で『Halo 5: Guardians』 、『Rise of the Tomb Raider』、『Forza Motorsport 6』など、クオリティーの高いすばらしい独占タイトルが揃うだけではなく、後方互換機能が11月に実装され年末までに100本ものXbox 360 タイトルがXbox Oneで楽しめるようになります。11月の実装を楽しみにお待ちください!

――現状国内における販売状況は6万台弱と、必ずしも順調とは言えないわけですが、現状をどのように分析していますか? また、打開策としてどのような戦略を考えていますか?
井上 私たちは日本そして世界中のゲームファンを大切に考え、Xbox ファンの拡大につながるよう、ファンの皆様が楽しみにするゲームやプラットフォームの機能の提供を行うことに注力をしてきました。私たちにとって大切なのは、ファンの皆様がXbox OneそしてWindows 10デバイスでより快適に、すばらしいゲーム体験を楽しんでいただくことです。Windows 10では、Xbox アプリによりXbox LiveをPC上で有意義かつ使いやすい形で提供し、Xbox Oneでのゲーム体験をWindows 10でも楽しんでいただけるようになりました。たとえば、Windows 10に搭載されているXboxアプリではXbox Oneをプレイしている友だちとWindows 10 搭載のPCからXbox Liveのソーシャル機能を使ってつながることができたり、フレンドどうしでボイスチャットを楽しむことができます。
 また、家庭内のネットワークでつながっているXbox OneからWindows 10 デバイスに、ゲームをストリーミングしてプレイしたり、Xbox OneとWindows 10のデバイス間のオンラインマルチプレイが実現することでXbox Oneユーザーはより多くのフレンドとゲームを楽しめるようになります。
 さらに、Windows 10ではSteamなどのゲーム配信サービスで遊んでいただいているゲームもXbox アプリで提供されるGame DVRなどのプレイ動画の録画機能やXboxアプリ上でのゲームリストの管理が利用でき、さらにDirectX 12による高いパフォーマンスに満足していただけると思います。Xbox OneとWindows 10で、ファンの皆様が好きなゲームをいつでも、どこでも、そして多くのフレンドと遊べる。ファンの皆様の生活の中でよりゲームを楽しめるシーンを増やして行けることの取り組みが今後さらに大切になってくると思います。