日本アニメーションの可能性を探る共同企画“日本アニメ(ーター)見本市”において、鬼塚大輔監督らが第24弾作品『神速のRouge』の制作秘話を語った生放送のオフィシャルリポートが到着した。

●第13話『Kanon』と第16話『月影のトキオ』を題材にしたTシャツが登場

 ドワンゴおよびカラーは、日本アニメーションの可能性を探る共同企画“日本アニメ(ーター)見本市”において、第13話『Kanon』と第16話『月影のトキオ』を題材にしたTシャツを、EVANGELION STORE内特設ページにて2015年6月2日より販売開始した。

 また、国立新美術館主催の展覧会“ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム”に、日本アニメ(ーター)見本市が6月24日から8月31日まで出展されることが決定した。

 さらに、24弾作品『神速のRouge』について、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でCGI監督を務めた鬼塚大輔監督らが制作秘話を語った“日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-”のオフィシャルリポートが到着した。

以下、リリースより。


「日本アニメ(ーター)見本市」第13話「Kanon」第16話「月影のトキオ」TシャツがEVANGELION STOREで販売開始

 株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)および株式会社カラー(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:庵野秀明)は、日本アニメーションの可能性を探る共同企画「日本アニメ(ーター)見本市」において、6月2日(火)より、第13話「Kanon」、第16話「月影のトキオ」を題材にしたTシャツをEVANGELION STORE内特設ページで販売することが決定しました。

 「Kanon」(※)Tシャツは全1種類、「月影のトキオ」Tシャツは全6種類で販売します。なお、「月影のトキオ」Tシャツは、第16回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」で水野貴信監督や出演者らが着用したTシャツと同デザインのTシャツを販売します。
(※)「Kanon」は、正しくはoの上にアクサン記号が付きます。

国立新美術館主催の展覧会「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」に「日本アニメ(ーター)見本市」の出展が決定

 2015年6月24日(水)から8月31日(月)まで開催される、国立新美術館が主催するマンガ、アニメ、ゲーム作品の展覧会「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」に、「日本アニメ(ーター)見本市」が作品展示をすることが決定しました。

【展覧会概要】
展覧会名:ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム
会期:2015年6月24日(水)から8月31日(月)まで
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00-18:00、金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
主催:国立新美術館
企画:メディア・アート国際化推進委員会(国立新美術館、兵庫県立美術館、CG-ARTS協会)
ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム特設ページ

 以下、第24弾作品「神速のRouge」の制作秘話を語った「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第24回レポートをお送りします。


第24回「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」が放送「神速のRouge」制作秘話を鬼塚大輔監督らが解説!

 6月1日(月)、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第24回放送を実施しました。番組では、第24弾作品である「神速のRouge」の監督を務めた鬼塚大輔氏と、CGI監督を務めた鈴木貴志氏、副監督の松井祐亮氏、モデリングの鹿野文浩氏をゲストに迎え、「神速のRouge」の制作秘話に関して語り合っていただきました。

【鬼塚氏、鈴木氏、松井氏、鹿野氏について】

<プロフィール>
■監督:鬼塚大輔
代表作品:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破・Q』CGI監督、『超亜空間防壁チーズ・ナポリタン』監督 他多数

■CGI監督:鈴木貴志
代表作品:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』CGIラインディレクター、『pair* Factory MIX』CGI監督 他多数

■副監督:松井祐亮
代表作品:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』CGIリードアニメーター、『そにアニ #6EDアニメーション「ナイトメア・バスター」』監督 他多数

■モデリング:鹿野文浩
代表作品:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』モデラー、『超亜空間防壁チーズ・ナポリタン』モデラー、『HILL CLIMB GIRL』モデラー 他多数

【神速のRougeについて】

 本作制作のきっかけとして、鬼塚監督は「台湾で前田(真宏)さんと二人で飲んだとき、SFネタや侍ネタがやりたいですと話したんです。そこからアイデアが固まってきて、前田さんに見せたことがきっかけで本作の製作がスタートしました」とコメント。

 番組では実際に使われたモデリングやラフイメージなどを公開しながら、どのように本作が出来上がっていったのかを4人の制作陣自ら解説。次々に飛び出す裏話で視聴者を楽しませました。

 たとえば、迫力あるアクションシーンは、メンバー同士で戦う様子をビデオに撮って参考にしているとのこと。また、動きにリアリティを出すため実際に甲冑を着用して動いてみたり、鬼塚監督が熊本城を見学したときの資料をもとに城内のシーンを作りこんだりしたそうです。

 そうした取材の成果は、障子から差し込む光がどのくらい明るいのか、といった細かい点にも表れており、本作のリアリティにつながっています。なお、本作の独特な色味について、鬼塚監督から「前田さんと鶴巻(和哉)さんと話をしていたら、前田さんが『庵野さんがモノクロが良いって言ってたよ』って言うんですよ。そうしたら、鶴巻さんも
俺もモノクロが良いって思ってた』って(笑)」というエピソードが語られました。

 両監督の言葉からインスピレーションを膨らませながら、カラーとモノクロを比較した結果、鬼塚監督は「モノクロの方がかっこいいな」と思い立ったとのことです。

【氷川の二度見】

 アニメ評論家の氷川竜介氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナー。今回のテーマは「正確なステップと階段」。

 アニメで階段のシーンが出ると、特に注目して見てしまうという氷川氏。「本作も階段に注目して見ていました。CGだと階段の昇り降りが簡単になるのかと思いがちですが、むしろ難しくなるんです。それをちゃんとやっているなと思いました」と絶賛。

 これに松井氏は「体重移動などはかなり気を使いながら作りました。実際に動いてみて検証したりもしましたね」と階段のシーンに込めたこだわりについてコメントしました。

【クリエイターの法則】

 番組の最後には出演者に向けて「あなたにとってアニメとは?」という質問が。

 鹿野氏は「モデリング」と回答。
 「モデリングをやることでアニメに携わっているので。モデリングのことしか考えていません(笑)」(鹿野氏)

 松井氏は「開戦」と回答。
 「毎回、戦争です!(笑)」(松井氏)

 鈴木氏は「これから」と回答。
 「単純にどうなるのかなという興味があって」(鈴木氏)

 鬼塚監督は、あえて真っ白の色紙で回答。
 「作り手として、何もないところから作り始めるので」(鬼塚監督)

 日本アニメ(ーター)見本市、セカンドシーズンは今回で終了となります。サードシーズンは7月中旬再開の予定です。詳しい配信開始日は公式サイトや公式ツイッターで後日お知らせします。