名勝負の連続に会場は大盛り上がり!

 2015年4月26日(日)、浅草橋ヒューリックホールにてALL.Net P-ras MULTIバージョン2のアーケード版対戦格闘ゲーム『ブレードアークス from シャイニング』、『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade』、『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の3タイトル合同公式全国大会“APM PRESENTS D-1 ULTIMATE CLIMAX BLADE”が開催された。ここでは実施されたタイトルのひとつ『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade』の大会の模様をお届けする。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade』とは?

 コーエーテクモゲームスの人気対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』シリーズのアーケード版最新作。『DEAD OR ALIVE』シリーズの特徴としてパンチやキックなどの“打撃技”、相手のガードを崩す“投げ技”、相手の攻撃を受け流す“ホールド”といった3種類の相手にダメージを与える手段が存在する。これら3種類の要素は、“3すくみ”の関係で成立しており、“打撃技”には“ホールド”、“ホールド”には“投げ技”、“投げ技”には“打撃技”で対応することが可能となっている。ローリスク・ローリターンの立ち回りから一転、この“3すくみ”の読み合いが織り交ざることで一気にハイリスク・ハイリターンの駆け引きにつながるため、逆転要素の高いゲーム性となっている。また、本作は13年ぶりに2013年12月にアーケード版としてALL.Net P-ras MULTIバージョン2に配信されたタイトルになるが、シリーズ最新作である『DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND』がプレイステーション4・プレイステーション3・Xbox One・Steamにて発売中。

日本一を決める大会にふさわしい豪華な選手陣

 2014年に開催された公式全国大会“DOA5UA Fighting Carnival 2014 SUMMER”の優勝者輝Rock選手(レイファン)、準優勝者kobm選手(ハヤテ)、ベスト4poq_poq_poq_poq_poq_選手(ティナ)、FLACK選手(マリーローズ)をはじめとした過去の全国大会常連の顔ぶれがそろった本大会。当日の最後の3枠を賭けた予備予選でもアツい試合がくり広げられ、まさにベストメンバーといった32名の選手が終結した。トーナメントは1試合3ラウンド先取のシングルトーナメントといったルールで進行した。

司会はおなじみセクシー齋藤氏、実況は闇マさん、解説は早矢仕プロデューサー。そしてスペシャルゲストに声優の野中藍さん(ほのか役)、佐藤朱さん(女天狗役)がご登壇され、闘いを盛り上げた。

  大会はベスト4までを対戦台4セットで準決勝以降は1セットで進行した。前大会優勝者であり、2015年4月に開催された韓国の大型格闘ゲームイベント“Id Global Tournament”も優勝、本大会でも最有力と目されていた輝Rock選手と、前大会準優勝者kobm選手がそろって2回戦で姿を消すなど、波乱含みの展開に。大会一発勝負の難しさを感じさせられた。そんな中ベスト4に残ったメンバーは、前大会ベスト4poq_poq_poq_poq_poq_選手を破ったmittii選手(ハヤテ)、使用キャラクターのこころのコスプレで会場を沸かしたゆっきー選手(こころ)、前大会ベスト4FLACK選手、北海道のかすみ使いライナーバック選手(かすみ)となった。なんと、ベスト4に残ったメンバーの中に関東のプレイヤーはおらず、幅広い地域でやり込まれている『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade』のプレイヤー層の厚さを感じさせる結果となった。

 準決勝第1試合は、こころのコスプレを披露しつつも並み居る強豪を撃破し勝ち上がってきたゆっきー選手と、全大会準優勝者kobm選手と双璧を成すハヤテ使いmittii選手の試合に。ここを最終ラウンド、最後の最後までもつれた試合をmittii選手が制し、まずは決勝へと駒を進めた。もう一方のFLACK選手とライナーバック選手の準決勝第2試合だが、こちらもお互いが2ラウンドずつ取り合い最終ラウンドへ、ここを“投げ技”を中心に攻め立てたFLACK選手が勝利。決勝はmittii選手対FLACK選手の組み合わせに。
 決勝戦開幕から終始ペースを握るmittii選手がラウンドを2つ取りマッチポイント。しかしここから流れが変わったと言わんばかりにFLACK選手がラウンドを立て続けに取り返し、勝負はまたしてもファイナルラウンドへ。一進一退の攻防の決勝戦、制したのはmittii選手。準決勝、決勝とフルセットの末勝利する勝負強さを見せ付けた。

■優勝者mittii選手コメント

――優勝したいまの感想をお聞かせください。

mittii選手(以下、mittii) ちょっとまだ実感が湧かないんですが、いままで積み上げてきたものが実ったのかなというのがいまの気持ちです。

――本日のトーナメントで優勝を意識し始めたのはどの試合になりますか?

mittii 自分は逆に優勝は意識しないようにしていました。一戦を集中、試合ごとの状況に集中といった感じでその場その場に集中していたので、あまり「これで勝てたら優勝できるかも」みたいな意識はしていませんでした。

――となるとあまり緊張もしなかったのでしょうか?

mittii 初戦だけは緊張しました。それ以降はいつも通りの力を発揮できたかなと思います。

――『DEAD OR ALIVE』プレイヤーや本日試合を見てくれた方々へのメッセージをいただけますか?

mittii 優勝はしましたが、自分もこのゲームでやりたいことがまだできておらず、まだまだ改善の余地があると思っています。今後開催される世界大会に向けてもっと精進していきたいと思います。