白熱の戦いが展開

 2014年12月27日、東京・池袋のニコニコ本社にて、“Microsoft 公式「Japan FPS Championship 2014」”の決勝大会が行われた。日本マイクロソフト主催による“Microsoft 公式「Japan FPS Championship 2014」”は、Xbox Oneの2大FPSタイトル『Halo: The Master Chief Collection』と『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の発売を記念して、両タイトルの日本一を決定すべく実施された大会。12月13日、14日にオンラインで行われた予選を経て、決勝大会はオフラインイベントという形でチャンピオンが決定された。当日は、名うてのFPSプレイヤーが集結。“チャンピオン”の称号をかけて白熱の戦いをくり広げた。なお、当日は司会進行をドグマ風見さんと荒木美鈴さんが、ゲームの実況&解説をTigerGKさんとBRZRK(バーサーク)さんがそれぞれ担当し、イベントを盛り上げた。

 “【インサイド Xbox】 ニコニコ × Xbox One(ニコワン) #8”として生放送されたことから、ご覧になった方も多いかと思うが、ここでは、決勝大会の模様を改めてリポートしよう。

“Microsoft 公式「Japan FPS Championship 2014」”決勝大会が開催 『Halo: The Master Chief Collection』と『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の日本一は?_01
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▲司会のドグマ風見さん(右)と荒木美鈴さん(左)。
▲ゲーム解説を担当したTigerGKさん(右)とBRZRKさん(左)。BRZRKさんは、ファミ通.comのブログ“うるせー洋ゲーこれをやれ(仮)”でもおなじみ。

『Halo: The Master Chief Collection』打倒VEX選手なるか?

 まず行われたのが、『Halo: The Master Chief Collection』の決勝大会。参加したのは、オンライン予選大会を勝ち抜いたVEXATION選手(以下、VEX選手)、てろてろ選手、halomom選手、マックソ選手、BarK選手の5名に加えて、当日枠から勝ち上がったTear選手の合計6名。決勝戦で使用されるゲームは『Halo 2: Anniversary』で使用ゲームモードは“Slayer Pro”。3回戦の合計キル数で順位を決定するというルールで行われた。使用マップは、“Shrine”、“Warlord”、“Zenith”、“Lockdown”の中から、ランダムで選ばれることとなった。

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▲VEXATION選手
▲てろてろ選手
▲halomom選手
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▲Tear選手
当日枠から勝ち上がった18歳。『Halo』にも若い世代が台頭!?
▲マックソ選手
▲BarK選手
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 注目は何といっても、“Halo 4 Japan Championship”のチャンピオンにして、いま国内『Halo』最強のプレイヤーと目されるVEX選手。誰がVEX選手を止めるかが、この決勝大会の焦点と言えただろう。第1試合において、そのVEX選手を凌ぐプレイを見せたのがhalomom選手。最初のマップに選ばれた“Zenith”において絶妙の立ち回りを見せて、10分のあいだに25キルを達成。VEX選手の23キルを凌駕した。

 とはいえ、そこは現『Halo』チャンピオンのVEX選手のこと。このまま引き下がるはずもなく、“Lockdown”で行われた第2試合では、29キルを獲得し、トップでフィニッシュした。この試合で圧巻だったのが、残り3分くらいに入ってから。それまでhalomom選手に5キルの差を付けられていたものが、スナイパーライフルの連続キルで一気に得点を稼ぎ、またたくうちに形勢を逆転した。ジャンプ中の対戦相手に照準をあわせて絶妙なヘッドショットを決めるVEX選手の腕はまさに神業としか言いようがない。VEX選手の視点感度設定は3と標準だが、「エイムと立ち回りがすごい」とは、実況&解説を担当したBRARKさんの言葉だ。第2試合でのhalomom選手のキル数は27となり、これでトータルのキル数が並ぶという展開になった。

 勝負の第3試合のマップは“Warlord”だが、ここで戦いは思わぬ展開を見せることに。比較的小さいマップなうえに、エナジーソードやロケットランチャーもないことから、差がつきにくいと言われるこの“Warlord”において、VEX選手が順調にキル数を稼いていったのに対して、halomom選手は伸び悩み悩んでしまったのだ。「リスポーン即撃たれるという展開が多く、「流れに乗れなかった」と、あとで述懐するhalomom選手だが、これも勝負のあやであっただろうか、VEX選手が34キルだったのに対して、halomom選手は25キルで終わるという思わぬ大差に。結果、VEX選手の優勝となった。

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 勝負後で感想を振られたふたりは、「楽しかったです」と語りつつも、「ここのところ負けなしのVEXさんを止めたいと思っていたのですが、果たせずに悔しいです」と、打倒VEX選手が果たせずに悔しさいっぱいといったhalomom選手に対し、VEX選手は「そうそうたるメンバーを相手に勝つことができて幸せです。今日休みをくれた会社に感謝したいです」と、人柄のにじみ出るコメントを残したVEX選手だった。『Halo: The Master Chief Collection』でも最強の称号を手に入れたことで、今後の『Halo』戦線では、“打倒VEX選手!”が、さらに大きな焦点になることは間違いなさそうだ。VEX選手は後ほど行われた表彰式で、「勝ち続けることで負けることが怖くなったのですが、見てくれる人にいいプレイを見せたいという気持ちになってからは、リラックスして戦えるようになりました」という印象的なコメントを残している。心身ともに充実といったVEX選手から勝利を奪うのは、容易なことではなさそうだ。

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▲勝負に敗れて悔しそうなhalomom選手(左)と、優勝してひと安心といった様子のVEX選手。
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▲優勝したVEX選手には、“CHAMPION”の文字が入ったTシャツが贈られた。

カラオケチャンピオンを決めるアツき戦い!

 白熱のバトルの興奮が醒めやらぬなか、続いて行われたのは“Japan Karaoke Championship 2014”。Xbox Oneのカラオケアプリ『カラオケ@DAM』(⇒関連記事はこちら)を使っての、カラオケ大会だ。要は“幕間劇”といったところだが、イベントでは司会を担当したドグマ風見氏と荒木美鈴さんに加え、ゲーム実況主のしゃけとりくまごろうさんとりーちさん、生放送主のじゅん☆じゅんさんと“歌ってみた”の鎖音ニナさんが参加、美声だったり美声でなかったり……を披露した。

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『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』高速バトルを制したのは?

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▲スクウェア・エニックスの塩見卓也氏。

 そして待望の『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の決勝大会。ここからは、解説として同作のローカライズプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの塩見卓也氏も参加して行われた。同じFPSといっても、タイトルによってスタイルやテイストは千差万別。こうして2大FPSの決勝大会を並べて取材させてもらうとその違いは改めて鮮明で、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』は、よりスピード戦といった趣き。ゲームモードは“Free-for-all”で、3回戦の合計キル数で順位を決定するというルールで行われた決勝大会。時間制限10分、ポイント制限30という設定が設けられていたのだが、どの試合も概ね5分前後で決着。まさに、電光石火の展開を見せた。決勝戦に参加したのは、オンラインの予選ラウンドを勝ち抜いたDoubleObject810選手、shunske116選手、めんま選手、GreedZz(グリード)選手、ゼファー選手、Tawashi555選手、に当日枠のmyb stk選手、てろてろ選手をあわせた合計8名。当日枠を勝ち抜いたてろてろ選手は、『Halo: The Master Chief Collection』に次いで連続出場となった。

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▲DoubleObject810選手
▲shunske116選手
▲めんま選手
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▲GreedZz選手
▲ゼファー選手
『Halo』歴10年ながらも、今回『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の決勝大会に進出。
▲myb stk選手
当日枠からの参加。
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▲Tawashi555選手
▲てろてろ選手
当日枠での参加。『Halo』勢からの刺客だ。
▲当日行われたアンケートでは、ゼファー選手がいちばん人気。『Halo: The Master Chief Collection』ではアンケート結果最下位だったてろてろ選手は、今回2位に。
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 さて、猛者ぞろいの中で輝きを放っていたのはGreedZz選手。使用マップは、“Solar”、“Terrace”、“Riot”の順で行われたのだが、いずれの試合でも他を圧倒。30ポイント×3試合の90と完全勝利で見事優勝を果たした。塩見氏や、TigerGKさん、BRZRKさんといった解説陣も、「GreedZz選手は早いし、空中で的確」と、感嘆することしきりだった。試合開始まえに「優勝します!」と宣言をし、しっかりと“有言実行”を果たした形になったGreedZz選手だが、実際のところは簡単でもなかったようで、「最初は調子がよくなくて焦りましたが、後半に入って自分の戦いができました」とのことだ。一方で、『Halo: The Master Chief Collection』と『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の両方で4位入賞を果たし、オールマイティーな実力を見せたてろてろ選手が「いろいろなFPSをプレイすることで、それぞれのタイトルを違った角度から見られるので、これからもたくさんのFPSをプレイしていきたいです」とコメントしていたのが印象的だった。

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▲完全優勝を成し遂げたGreedZz選手。
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表彰式、座談会、そして思わぬエキシビションマッチへ……

 6時間にも及んだ“Microsoft 公式「Japan FPS Championship 2014」”の決勝大会。表彰式、チャンピオンたちによる座談会などのあとに、“MVPを決める”という趣向のもとに行われたのは、エキシビションマッチ。『Halo: The Master Chief Collection』と『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』決勝大会の優勝・準優勝者4名に加え、会場からの飛び入り参加4名により、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』で勝利者を競う……という、相当無茶ぶりな雰囲気のするこのエキシビションマッチ。そこはそれ、決勝大会後のご愛嬌……といったところだが、優勝者に用意された賞品がEIZOのゲーミングモニター“FORTS FS2434”ともなると、気合いも入ろうというものだ。

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▲『Halo: The Master Chief Collection』のチャンピオンを勝ち取ったVEX選手には、日本マイクロソフトの井上正之氏より、トロフィーとXboxギフトカード50000円分が贈られた。
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▲『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』のチャンピオンであるGreedZz選手には、スクウェア・エニックスの塩見卓也氏から授与。
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▲座談会では、トッププレイヤーが採用しているという“クロウ持ち”が披露された。
▲エキシビションマッチを巡ってじゃんけん大会が!
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 で、勝利するのはGreedZz選手では……との、大方の下馬評を覆して優勝したのは、めんま選手。飛び入り参加枠でのじゃんけん大会を勝ち抜いての優勝と、劇的な勝利となった。試合は、“Defender”、“Instinct”、“Recovery”の3試合で、総合キル数を競うというルールで行われたのだが、第2試合、第3試合はGreedZz選手が取って面目を保ったものの、第1試合につけられた、めんま選手30ポイント対GreedZz選手23ポイントの差が、最後まで響いた形となった。一方で、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』は、ほぼ初体験となるらしいhalomom選手が、スクウェア・エニックスの塩見氏やGreedZz選手らに操作方法などを教えてもらいつつ、メキメキと腕を上げていくというひと幕も。ひとつのFPSに秀でている人は、別のタイトルにも即座に応用が利くんだなあ……と思ってみたり。

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▲「派手なパフォーマンスを披露してくれ」とのリクエストに応えるめんま選手。

 イベントの最後には、スクウェア・エニックスの塩見卓也氏から『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の新ダウンロードコンテンツが2015年1月に配信されることが、改めてアナウンスされた。海外ではすでに発表済みのこのダウンロードコンテンツは、シリーズおなじみの“ゾンビモード”を搭載した、ファン待望のコンテンツ。しかも今回は、強化された“EXO ゾンビ”が登場するらしいとあっては見逃せない。こちら、Xbox One版とXbox 360版で先行配信されるようです。

 というわけで、“Microsoft 公式「Japan FPS Championship 2014」”も終了。『Halo』シリーズのオフラインイベントは、『Halo 3』以来ということで(⇒関連記事はこちら。おそらくこちらではないかと……)、やっぱりオフラインイベントはいいなあ~というのが率直な感想。TigerGKさんやBRZRKさんなど、登壇者の多くが、「2014年と銘打たれているからには、2015年もあるんですよね?」と語っていたが、2015年は『Halo 5: Guardians』が発売されることでもありますし、ぜひとも期待したいところです!