ハードはニンテンドー3DSが堅調

 ファミ通調べによる、2014年5月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データが発表された。集計期間は2014年4月28日~5月25日(4週分)となる。

 1位になったのはニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチ』で、18.1万本を販売。累計販売本数もついに100万本を突破している。2位には『マリオゴルフ ワールドツアー』が続いている。ハードでは、ニンテンドー3DSが相変わらず堅調だ。

【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】

1位
『妖怪ウォッチ』(ニンテンドー3DS)レベルファイブ
販売本数:18万1386本

2位
『マリオゴルフ ワールドツアー』(ニンテンドー3DS)任天堂
販売本数:97963本

3位
アイドルマスター ワンフォーオール(PS3)バンダイナムコゲームス
販売本数:90916本

4位
マリオパーティ アイランドツアー(ニンテンドー3DS)任天堂
販売本数:56179本

5位
ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-(PS Vita)バンダイナムコゲームス
販売本数:51575本

【家庭用ゲームハード 月間販売台数】

1位
ニンテンドー3DS(合計)13万3170台(先月1位 ニンテンドー3DS 11万1429台)

2位
プレイステーション Vita(合計)71289台(先月2位 プレイステーション Vita 90518台)

(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】

1位 任天堂 43.6万本
2位 バンダイナムコゲームス 30.1万本
3位 レベルファイブ 19.1万本

 5月期の月間ゲームソフトランキングでは、『妖怪ウォッチ』(レベルファイブ/2013年7月11日発売/3DS)が18.1万本を販売し、前月の2位から首位にランクアップとなりました。
累計販売本数は、発売から46週目(10ヵ月半)で100万本を突破。ゴールデンウィーク中には週間販売本数でも過去最高となり、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(レベルファイブ/2014年7月10日発売予定/3DS)にむけて、盛り上がりを見せています。

 新作ソフトでは、『マリオゴルフ ワールドツアー』(任天堂/2014年5月1日発売/3DS)が2位にランクイン。『アイドルマスター ワンフォーオール』(バンダイナムコゲームス/2014年5月15日発売/PS3)が、3位となりました。PS3版『アイドルマスター2』(2011年10月27日発売)を超える初動となり、店頭でも品薄となる好スタートを切っています。

 また、『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014 蒼き侍の挑戦』(KONAMI/2014年5月22日発売/PS3・3DS・PSP)については、PS3版が4.8万本を販売し、6位となっています。

 ハード市場では、ニンテンドー3DS(3DS LLを含む)が月間13.3万台を販売し、首位となりました。プレイステーション Vita(Vita TVを含む)は7.1万台を販売し、2位にランクイン。プレイステーション4は、3.5万台で3位となっています。

 2014年6月期には、『マリオカート8』(任天堂/2014年5月29日発売/Wii U)、『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』(アトラス/2014年6月5日発売予定/3DS)、『太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険』(バンダイナムコゲームス/2014年6月26日発売予定/3DS)といった人気シリーズの最新作が発売予定となっています。ソフトに牽引されることで、ハード市場の動向も注目されます。
 また、6月10日~12日(現地時間)に米国で開催されるE3にあわせて、新作ソフトやハードの最新情報が発表されることで、さらなる市場の活性化が期待されます。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)。