ソニーが平成26年3月期第3四半期決算短信を発表 PS4を発売したゲーム分野の大幅増収などにより増収増益に

ソニーが平成26年(2014年)3月期第3四半期決算短信〔米国基準〕を発表した。

●PS3のハード販売は減少、PS4が増収に大きく貢献

 ソニーが平成26年(2014年)3月期第3四半期決算短信〔米国基準〕を発表した。当該期間累計(2013年4月1日~12月31日)の連結業績は、売上高及び営業収入が5兆9010億17百万円(前年同期比16.4%増)、営業利益が1414億53百万円(前年同期比70.5%増)、税引前四半期純利益が1419億8600万円(前年同期比142.7%増)、株主に帰属する四半期純利益は111億72百万円(前年同期は△508億74百万円)。
 なお、あわせて通期業績予想についての修正が発表された。2013年10月発表の見通しから、売上高及び営業収入は7兆7000億円から変更がないが、営業利益は800億円(前回予想は1700億円)、税引前利益は800億円(前回予想は1800億円)、株主に帰属する当期純利益は△1100億円(前回予想は300億円の利益)と下方修正された。これはゲーム分野などでは想定を上回る見込みであるが、MP&C分野、HE&S分野、デバイス分野で想定を下回る見込みであることや、資産売却計画の見直し、構造改革費用の増加などによるものとしている。

 当該四半期期間(2013年10月1日~12月31日)では、売上高及び営業収入が2兆4128億円(前年同期比23.9%増)、営業利益が903億円(前年同期比94.6%増)、税引前純利益が898億円(前年同期比205.0%増)、株主に帰属する四半期純利益は270億円(前年同期は△108億円)。

 決算短信では、増収については、為替の好影響に加えて、プレイステーション4の発売、スマートフォンの大幅な増収などによるものとしている。また営業利益の大幅な増益については、テレビの損失が縮小したホームエンタテインメント&サウンド分野での大幅な損益改善、PS4の発売があったゲーム分野での大幅な増益、金融分野の大幅な増益があったためとしている。

 なお当該四半期期間(2013年10月1日~12月31日)のゲーム分野における業績は、売上高が4418億円(前年同期比64.6%増)、営業利益が180億円(前年同期比292.1%増)。前年同期からプレイステーション3のハードウェア販売台数が大幅に減少したものの、北米、欧州、中南米におけるPS4の発売及び為替の好影響などにより、ゲーム分野全体では大幅な増収となった。