プレイステーションブランドのクラウドゲームサービス“PlayStation Now”を触ってきた!【CES2014】

発表されたばかりのクラウドゲームサービス“PlayStation Now”を早速体験してきた。

●意外なほどにフツーに遊べちゃった

 米時間の2014年1月7日、アメリカのネバダ州ラスベガスで開幕した、世界最大の家電ショーCES。先ほど基調講演で発表されたばかりのクラウドゲームサービス“PlayStation Now”を早速体験してきた。

 おさらいしておくと、PlayStaiton NowはPS4/PS3/PS Vita/タブレット/スマートフォン/スマートTVに対応するクラウドゲームサービス。PS3タイトルを始めとするPSライブラリーのゲームを、ストリーミングで楽しめるというもの。アメリカでは1月末にβテストが開始され、今夏にサービス展開予定。

 デモ機は、スマートTV(ブラビア)を使ったものと、PS Vitaを使ったものの2種類がプレイ可能。タイトルは『The Last of Us』、『God of War Ascension』、『Puppeteer』、『BEYOND』の4タイトルが選択可能だった。

 最初にプレイしたのは、ブラビアでの『God of War Ascension』(コントローラーはDUAL SHOCK3)。ゲームの処理をクラウドサーバーで行い、プレイする端末にゲーム画面をストリーミング映像として送るクラウドゲームの性質上、やはり気になるのは遅延と画質だ。
 まず遅延だが、プレイした範囲では気にならなかった。短時間でのプレイ&オリジナルをやり込んでいないため「まったくない」とは言い切れないが、実にフツーに遊ぶことができた。
 一方画質の方も、暗部に薄く煙がかかるような微妙な部分ではさすがにノイズを散見できたものの、むしろ大画面のテレビサイズであら探しをしてその程度という感じ。
 ちなみに、どのくらいの解像度のゲーム画面を配信するのか関係者に聞いてみたのだが、「できる限り高解像度」という言葉を引き出すのが精一杯だった。

 お次はPS Vitaでの『The Last of Us』。(基本的にキビキビとしたアクション設計のゲームではないので)入力の反応を見るために視点をわざと右に左にブン回してみたりしたのだが、こちらも割とフツー。「え、結局フツー程度?」と思うかもしれないが、「オリジナルよりスンゴいグラフィックで楽しめる」といったタイプのサービスではなく、オリジナルに近ければ近いほどいいサービスなので、実はこれでいいのだ。
 なおPS Vitaでボタン数が不足する部分については、タッチパッドを4分し、それぞれボタンとして割り当てることで対応していた。

 ところでこのサービス、PS4にないPS3ゲーム互換の代替(要はPS4上でPS3タイトルをディスクで遊ぶ代わりにPS Nowのストリーミングでプレイする)として考える人も多いと思うのだが、となるとやはり「PS3で買って今も持ってるゲームをPS Nowで遊びたい時は支払い関係はどうなるのか?」という部分も知りたいトコロ。
 で、こちらも別の関係者に聞いてみたんですが、「今サービスについて言えるのは、“PS Nowには単体のレンタルとサブスクリプション(定額)サービスがある”って所までなんですよねぇ……」とのこと。「その質問来たか!」とニヤッとしていたので、そういうニーズがあることは当然把握しているのだろう。いい発表を期待したいところだ。(取材・文・編集:ミル☆吉村)