ザトー=ONE&ベッドマンのプレイインプレッションを中心に紹介!

 アークシステムワークスの新作アーケード用対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』の第3回ロケテストが、本日(2013年12月6日)より12月9日までの期間、全国6地域8店舗でスタートした。今回のロケテストには、『ギルティギア』シリーズの醍醐味である“起き攻め”を象徴するキャラクター“ザトー=ONE”と、謎の新キャラクター“ベッドマン”が参戦。ファミ通.comでは、この2キャラクターの操作感を中心に、最新ロケテスト版のプレイインプレッションをお届けするぞ!

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▲個性溢れる攻撃能力を持つザトー=ONEとベッドマンが参戦。多くのプレイヤーが駆けつけた。

■ザトー=ONE
 『ギルティギア』シリーズの人気キャラクターザトー=ONEが最新作に参戦! 近作では、影の存在“エディ”が主人格になっていたが、本作ではその立場が逆転したのか影の行使者“ザトー=ONE”としての登場となっている。シリーズで猛威を振るった、“エディ召還”を駆使した本体との同時攻撃は本作でも健在。いままでのシリーズにはなかった技や新要素も多く追加されているため、さらに苛烈な攻めを展開できそうだ。
 本作から追加された新技の“デッドマンズ・ハンド”は、召還されたエディが投げ判定の攻撃をくり出す技で、遠距離からでもガードの揺さぶりとして使っていけそうだ。エディが連続して攻撃を繰り出す、覚醒必殺技の“グレイト・ホワイト”も、拘束時間が長く、相手のガードを揺さぶる手段として活用できそうだった。おなじみの“インヴァイトヘル”は“ロマンキャンセル”こそできないものの、離れた相手を攻撃する飛び道具として重宝しそうだ。また、“インヴァイトヘル”後には、着弾地点に影溜まりが設置され、そこから派生コマンドを入力することで、“影溜まり”から“エディ召還”をくり出すことも可能だった。
 新要素として印象的だったのは、 “エディ召還時はエディを基準にヒットやガードのノックバックがかかる”というもの。この要素を活かせば、相手の背後にエディを設置して各種派生攻撃をくり出した場合、ザトー=0NE側に相手を引き寄せられるため、本体とエディの間に相手を挟み込みつつ連続攻撃を仕掛けることができそうだ。

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▲本体とエディによる同時攻撃は今回も健在!相手のガードを中段と下段を使い分けて揺さぶっていくのだ。相手を挟み込んで攻めるという新要素は、ザトー=ONEの新たな武器となるか!?

■ベッドマン
 『ギルティギア』シリーズ初登場となるベッドマンは、その名の通り、ベッドの上でから攻撃をくり出すキャラクター。外見からは、テクニカルなイメージが漂うベッドマンだが、通常技には用途のわかりやすいものがそろっており、必殺技の各種タスクも、飛び道具、突進技など、単体でも使いやすい技になっているため、格闘ゲームに慣れたプレイヤーであれば、それほど苦労することなく基本的な動きを身につけることができそうだ。
 こうした扱いやすい技をベースに持ちつつも、ベッドマンならではの強烈な個性“デジャブ”という行動を使いこなせば、『ギルティギア』シリーズの醍醐味である爽快感をひしひしと感じることができるはず。デジャブはベッドマンが各種タスクを出したあとに派生可能な行動で、タスク発動後に画面上に出現する球体から、追加のコマンドの入力を経て、さらなる攻撃を発生させるというもので、べッドマンの強さを大きく拡張するものになっている。
 “タスクA”からはデジャブ(タスクA)、タスクBからはデジャブ(タスクB)と、派生できるデジャブは事前にくり出しておいた技に限定されるが、うまく使いこなすことで、ほかのキャラクターにはない独特の強みを発揮することができそうだ。また、デジャブによる攻撃は、隙がほとんどないため、本体の攻撃と組み合わせて、流れるような攻めを展開するという使い方にも適している。
 このデジャブによる攻撃と、空中で8方向に移動可能な特殊移動を組み合わせれば、さらに多彩な攻めを仕掛けられそうだ。この特殊移動は、ハイジャンプからも発動可能なので、高空でタスク発動を行い、相手に消されにくい位置へと球体を設置するという戦術にも活用できるようだ。

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▲見た目からは想像もつかないほど、使いやすいキャラクターになっている。ダッシュに当て身判定があるなど、独特の要素も多いため、やりこみ要素も豊富な予感!

■前回のロケテストから一段と進化した、最新バージョンを楽しもう!
 前回のロケテストで操作することができたキャラクターたちにも、今回のロケテスト版では数々の新要素が追加されていた。ヴェノムのボール配置や、メイの一部特殊技などは、性能や見た目も若干変化していたため、前回とはまた違った操作感で対戦を楽しむことができた。システム面では、“ブリッツシールド”のコマンドが、“H+任意のボタン(Dを除く)”という形に変更されており、操作ミスが起きにくくなっていた。ブリッツシールドは、既報で紹介した通り、相手の攻撃を受け止めて、やられ状態を作り出すというもの。前回のロケテストではこのやられがカウンターヒット扱いだったが、今回はノーマルヒット扱いに変更されていた。
 今回のロケテストでは、キャラクターのバランスはもちろん、こうした細かなチューニングの反応を確認するべく、連勝制限を10(前回ロケテストは3)に設定しているとのことなので、アツい勝負を楽しみに実施店舗へと赴くのもいいだろう。また、関東・関西地域の店舗にはひとりで遊べるシングル台も用意されているので、近くの人はぜひ会場に訪れてみよう。

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▲今回のロケテスト版から、一撃必殺技が実装された(ソル、カイ以外は演出未実装)。ABCD同時押しで一撃準備を行ったあとに、236236+HSで発動できた。相手の残り体力が少なくなると、一撃準備が早くなるなど、今作ならではのアレンジも。ついに実戦で決められる時がくる!?
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▲一撃必殺技の演出未実装のキャラクターは、「続きは本稼働で!」の文字とともに相手をKOするロケテスト版ならではの演出が!

■『GUILTY GEAR Xrd –SIGN-』 第3回ロケーションテスト実施店舗
期日:12月6日(金)~9日(月) 合計4日間
プレイアブルキャラクター:13キャラクター、第一回ロケテ登場キャラ : ソル、カイ、メイ、ミリア、チップ、ヴェノム、ポチョムキン、第二回ロケテ登場キャラ:アクセル、イノ、ファウスト、スレイヤー、第三回ロケテ登場キャラ:ザトー=ONE、ベッドマン
実施店舗
●北海道、ディノスパーク札幌中央店(対戦1セット)、キャッツアイ新札幌店(対戦1 セット)
●東北、仙台レジャーランド一番町店(対戦2セット)
●関東、セガ 秋葉原1号館(対戦4セット、シングル1セット)、クラブ セガ 新宿西口(対戦4セット、シングル1セット)
●東海、クラブ セガ 金山(対戦2セット)
●関西、セガ難波アビオン(対戦2セット、シングル1セット)
●九州、ハイパーメッセ(対戦2セット)

【備考】
ロケーションテスト実施にあたり、各店舗への直接のお問い合わせはご遠慮頂くようお願い申し上げます。