2013年8月30日に行われた“初音ミク「マジカルミライ2013」”に出展されていた新作ゲーム『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』、『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』のプレイリポートをお届け。

●ミクさんのゲームの進化は止まらない!

2013年8月30日、神奈川県の横浜アリーナにて開催された初音ミクの複合型イベント“初音ミク「マジカルミライ2013」”。本イベント内“ミライ・エリア”に出展されていた新作ゲーム『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』、『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』のプレイリポートをお届け。

■『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』

 セガより2014年春発売予定のプレイステーション Vita/プレイステーション3用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』。“初音ミク「マジカルミライ2013」”では、ソニーグループブースにてプレイステーション Vita版を遊ぶことができた。

▲こちらはオープン前の誌遊コーナーの模様。開場後は大盛況で、入場制限が行われるほどだった。

 選べる楽曲は「アカツキアライヴァル」(アーティスト:Last Note.)、「ロミオとシンデレラ」(アーティスト:doriko)、「カラフル×メロディ」(アーティスト:ちーむMOER)。難易度はEASYとNORMALが選択可能だった。

 「ロミオとシンデレラ」、「カラフル×メロディ」は、過去のシリーズ作に収録されていた楽曲を、“F”のクオリティーでリメイクしたもの。背景だけでなくモジュールも洗練されており、今回の試遊版では、モジュール“ヴィンテージドレス”(デザイン:さくらう/アリス)、“カラフルドロップ”、“チアフルキャンディ”(デザイン:nezuki)の美しさ・かわいさも堪能できた。また、譜面ももちろんフルリメイク。チャンスタイム成功時には、演出がより見ごたえのあるものになる。

 「アカツキアライヴァル」は、今回初めてリズムゲーム化される楽曲。残念ながら、この楽曲に合わせてデザインされたモジュールでのプレイはできなかったが、PVの雰囲気はバッチリ楽しむことができた。ステージで踊るミクとルカの場面と、オリジナルPVでもおなじみの金網がある場面が交互に展開する本曲のPV。歌詞と合わせて観てみると、いろいろ考えさせられるPVだ。

 また、今回はリズムゲームの新要素“リンクスクラッチ”と“ダブルスクラッチ”が体験できた。そもそも“スクラッチ”とは、星型のアイコンが出てきたときに、PS Vitaの画面をこするという操作。リンクスクラッチとダブルスクラッチは、このスクラッチのアレンジ版といえる。

 リンクスクラッチは、線でつながれた星型アイコンが出現したとき、コンボを途切れさせずにスクラッチすると高得点が入るというもの。ダブルスクラッチは、“W”マーク入りの星型アイコンが出てきたとき、画面の二ヵ所(どこでも可)を同時にこするというものだ。どちらも難しい操作ではないが、スクラッチにバリエーションができたことで、プレイによりメリハリがついたという印象を受けた。

 さらに! 新要素はこれだけではない。今回、リズムゲームにおいて、以下の2種類のアイテムを同時に使うことができた。

・シャイターゲット……ターゲットの出現タイミングを遅くする
・ハイスピード……アイコンが飛んでくるスピードを速くする

 記者は、このふたつのリズムゲームアイテムを使って「カラフル×メロディ」をプレイしてみた。正直なところ、過去作でやりこんだ楽曲なので、クリアーできると思っていたのだが、大きな誤算だった。NORMALでプレイしたのに、EXTREMEをプレイしたかのような気分を味わった。楽曲の最後まで進んだものの、結果はCHEAP。画面の中では、泣いているミクさんをリンちゃんが励ましていた。現実は厳しい。

 気を取り直して再チャレンジしたところ、なんとかクリアーすることはできた。これらのアイテムを使えば、ゲームの難易度をさらに上げられるので、やり込み派の人にピッタリだ。獲得できるDIVAポイントも増えるし。もちろん、プレイをカンタンにしてくれるお助けアイテムもあるとのことなので、本作では、より自分に合った難易度・スタイルでリズムゲームを楽しめるようになりそうだ。

 加えて、本作ではボタン音をより細かく調整できることも明らかに。ボタン音、長押し、同時押し、スクラッチ、リンクスクラッチ、ダブルスクラッチそれぞれについて、好きな音を選択できるようになる模様。これもまた、“自分に合ったプレイ”を楽しむための要素のひとつと言えるだろう。

■『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』

 アーケードゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』(今冬稼働予定)は、これまでにもロケテストやイベントでの試遊出展は行われていたものの、まだまだプレイしていないファンがいたのも事実。“初音ミク「マジカルミライ2013」”セガブースには、4台の試遊台が用意され、多くのファンでにぎわった。なんと、昼ごろには150分待ちの列ができるほど!

 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』の特徴は下の動画を見てもらえればと思うが、特筆すべきはやはり筐体に搭載された“タッチスライダー”。画面に“スライドアイコン”が出てきたら、この新デバイスに手を添えて、DJばりに手をスライドさせるのだ。スライドアイコンは出てくる頻度は決して低くはなく、連続で出てくることもある。シャーッ! シャーッ! と手をすべらせる感覚は、これまでにはなかったもの。本作の登場によって、アーケードのミクさんはまた新たなステージを登ることになりそうだ。

「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」紹介動画だよ!

■『初音ミク Project mirai 2

 発売がじょじょに近づいてきた『初音ミク Project mirai 2』(2013年11月28日発売予定)も、もちろん人気。記者が昼に確認したときは、50分待ちの列ができていた。なお、本作のプレイ感覚についてはこちらの記事を参考にしてほしい。