プレイステーション Vitaでリリースされる『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』の発売日が決定した。

●発売日は2013年11月28日に決定

 プレイステーション3とXbox 360でリリースされ好評を得たアドベンチャーゲーム『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』。そのプレイステーション Vita版の発売日が決定した。気になる発売日は2013年11月28日を予定。なお、通常版は7140円[税込]、数量限定版は9240円[税込]となっている。

 同作は、主人公・岡部倫太郎視点で描かれた本編から一転、各登場キャラクターの視点で描かれる作品となっている。各キャラクターの視点で描かれることで、『シュタインズ・ゲート』本編にもつながる、各キャラクターのより深い心情を知ることができるのだ。各話完結となる全10話の新ストーリーを通して、登場人物たちの新たな側面・心情を楽しもう。以下、リリースより抜粋。

■走査線上のジキル
シナリオ:下倉バイオ
岡部倫太郎は秋葉原の平和を守る正義のヒーロー“アルパカマン”として活躍していた。Dメールとタイムリープマシンを駆使する彼にとって事件の解決はたやすい。彼の正体を知る唯一の理解者、椎名まゆり手作りのアルパカマンスーツに身を包み、秋葉原を脅かす事件の解決に没頭していく。ある日の朝、戦いに疲れた身体を休めるため未来ガジェット研究所で微睡んでいた岡部の元へ喪服姿の牧瀬紅莉栖が現れる。突然の来訪者に驚く岡部だったが、彼女から衝撃の言葉を告げられる……。
■絢爛仮想のファムファタール
シナリオ:林直孝/原案:横谷昌宏
橋田至がコミマに参加した日の夜、@ちゃんねるにとあるスレッドが立った。チョップスティックガールと名乗る人物が、コミマで怪しいメモを渡されたという内容。暗号のようなそのメモについて、橋田を含む掲示板を見ている人たちが謎を探っていく。そんな中、暗号が解けたという彼女は秋葉原へ確認に出るが「爆弾がある」というレスをした後、釣り宣言してスレッドに登場しなくなってしまった。掲示板を見ていた人たちが離れていく中、釣り宣言に納得できない橋田は、得意のハッキング技術を駆使しつつ、ラボメンの協力を得て彼女の居場所を突き止める。現場に向かうと、そこにはラウンダーによって拉致・監禁された阿万音由季の姿があった。
■黄昏色のソーテール
シナリオ:三輪清宗
過去に記憶を転送できる“タイムリープマシン”を完成させた牧瀬紅莉栖の前に、死の運命にある椎名まゆりを救うため、幾度となくタイムリープをくり返して来た岡部倫太郎が現れる。何度もまゆりの死を目の当たりにし、タイムリープする気力も失い、廃人寸前となっていた岡部。かろうじて口を開いた岡部から事情を聞いた紅莉栖だったが、時既に遅く、まゆりはラウンダーによって拉致された後だった。フェイリス・ニャンニャンの父でさまざまな方面に影響力を持つ秋葉幸高にも相談するが、やはり事態の打開へは至らない。そしてついに、まゆりの死が報道されてしまう。まゆりが死んだ悲しさ、何もできない自分の無力さに嘆く紅莉栖。そのとき、紅莉栖の携帯電話が鳴る。発信者はドクター中鉢こと紅莉栖の父、牧瀬章一だった。
■幽霊障害のランデヴー
シナリオ:新井輝
激しい雨によって、ラジオ会館にめり込んだままのタイムマシンが故障してしまった。もう過去へ向かうことはできなくなってしまったとショックを受ける鈴羽。そんな失意の中、“それ”は現れた。鈴羽の目の前にふたりの鈴羽が立っていたのだ。ひとりは軍服姿で冷静な物言いと落ち着きを備えた鈴羽。もうひとりはメイド服姿でどこかお気楽な印象を受ける鈴羽。ふたりはほかの世界線の記憶なのか、あるいは鈴羽の単なる幻覚なのか、それはわからない。だが、そんなふたりと橋田至の協力により、なんとかタイムマシン修理の目処が立つ。思いがけず時間ができた鈴羽はラボメンたち、とくに父・橋田至と交流を図ることに……。
■雨鈴鈴曲のスクレイパー
シナリオ:坂本正吾
ミスターブラウンこと天王寺裕吾は最愛の娘・綯について考えていた。ブラウン管工房を構える大檜山ビルと自宅、このふたつの家は綯にとって居心地のいい場所なのか……? そんな想いを抱えていたある日、なんとなく購入した宝くじで、1等に当選してしまう。思いがけず3億円という大金を手にした天王寺は、迷いながらもビルの建て替えを決意する。かくして、約1年の工事期間を経て完成した新ビルだったが、肝心の綯の表情は暗い。建て替えてしまった事を後悔する天王寺だったが、岡部がDメールによるやり直しを提案する。いったいどうすれば綯は満足するのか、そして綯の抱える想いとは……?
■桃色幻都のシャ・ノワール
シナリオ:気賀沢昌志
フェイリス・ニャンニャンは秋葉原で起きているという不穏なオカルトチックな噂を耳にする。自分の愛する街・秋葉原に影を落とす噂は見過ごせない。そこで彼女は、まゆりが作った衣装を身につけ、鈴羽とともに秋葉原の正義を守る守護戦士“シャ・ノワール”に扮して調査することに。だが、調査を進めると、駅前商店街の振興組合が企画した自作自演であることが判明する。秋葉原の街づくりに影響力を持つフェイリスに相談なく、大人たちによって勝手に進められたことにショックを受けるフェイリス。そこに追い討ちをかけるように、鈴羽から秋葉原を離れると告げられたことでフェイリスは塞ぎ込んでしまう……。
■迷宮錯綜のヘルマフロディトス
シナリオ:安本亨
まゆりの死を目の当たりにし、深い悲しみに暮れる漆原るか。彼女の心に去来するのは、まゆりとの楽しかった思い出と、岡部の言葉。「お前は、本当は……男だったのだ」。別の世界線の彼女が送ったDメールにより、過去が改変され女性として生まれ変わったこと、そして、自分も含む数々の過去改変の影響によりまゆりの死が回避できなくなってしまったこと。まゆりの死を受け入れてしまった岡部倫太郎は、自分の責任であり、るかが気を病む必要は無いと言い切る。しかし、るかはせめてまゆりの願いだったコスプレ姿を見せてあげたいとタイムリープを申し出る……。
■悠遠不変のポラリス
シナリオ:みかづき紅月
まゆりは、最近の岡部と紅莉栖の様子がおかしいと感じていた。何かに悩むような辛い表情を見せるふたりに、原因は自分にあるのではと、まゆり自身も思い悩んでいた。意を決し、悩みがあるなら打ち明けて欲しいと懇願するまゆり。初めは躊躇していた紅莉栖だったが、まゆりの覚悟を知った彼女はついに語りはじめた。岡部がまゆりを救うために紅莉栖が死ぬ世界線に飛ばなければならないこと。その事実を打ち明けられた紅莉栖も自分が犠牲になる覚悟を決めたこと。あまりの衝撃に震えがとまらないまゆり。事実を受け入れようとするが、自分のために紅莉栖が犠牲になることは我慢できなかった。まゆりを慰めながら見せる、紅莉栖の悲壮な笑顔をみつめながら、まゆりはある決意を固める……。
■昏睡励起のクアンタム
シナリオ:暁影二
萌郁はSERNの非公式部隊であるラウンダーの一員として、上司であり母代わりでもあるFBから未来ガジェット研究所への潜入および監視を命じられていた。彼らが研究する“電話レンジ(仮)”がタイムマシンである可能性をFBに報告すると、その破壊とラボメンの仲間割れ工作も指示される。初めは個性的なラボメンたちに警戒していた萌郁だったが、ラボメンたち、とくに紅莉栖とまゆりの温かさに触れることで、FBからの命令を実行することに躊躇を覚えるようになってしまう。だが、そんな気持ちをよそにFBからの命令はエスカレートし、ついには未来ガジェット研究所を襲撃する実行部隊への合流と、ラボメンの殺害を命じられてしまう。
■三世因果のアブダクション
シナリオ:打越鋼太郎
まゆりの姿は見当たらず、連絡もつかない。そこで岡部は過去の自分にDメールを送り、まゆりが外出しないよう注意を促すことに。世界線が変動し、まゆりの無事を確認できたが、彼女の不注意によりラボでボヤ騒ぎが起きてしまう。岡部はそれを阻止するため再びDメールを送る。またも世界線が変動。ラボは燃えていないものの、今度はラボの床におびただしい血痕が。最悪の事態を想定した岡部は、タイムリープすることを決意。血痕が誰のものかを探る岡部は、謎の黒マントの男たちに襲われ、またしてもまゆりを見失ってしまう。まゆりの誘拐、ラボのボヤ騒ぎ、血痕と謎の黒マントの男たち。3つの世界線でのそれぞれの危機が、世界線変動をくり返す中でやがてひとつの点へと収束していく。

■シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム
対応機種:プレイステーション Vita
発売日:2013年11月28日発売予定
価格:【通常版】7140円[税込]/【数量限定版】9240円[税込]