ハチャメチャなコラボレーションイベントに「なんかこのイベント変じゃね(笑)?」
2013年4月21日(日)、東京・秋葉原のAKIHABARAゲーマーズにて、今井麻美の10thシングル『Dear Darling』と、原由実の2ndシングル『蛍火』の発売記念コラボレーションイベントが開催された。コラボレーションイベントは前日に横浜で行われたイベントに引き続き2度目。前日のイベントでは連想ゲームで盛り上がったが、今回いったいどんな内容になるのか……?
イベント開始直前に舞台袖から「コールしてほしいなー。ひとり言だよー」という今井の声が聞こえてくると、会場に集まったファンも笑いながら臨戦状態に。そして会場に『Dear Darling』が流れると、イベントのたびにファンとともに完成型に近づけていっている『Dear Darling』のコールが響く。今井もファンからのコールを浴びて笑みがこぼれる。アップテンポな楽曲を歌詞の主人公を表現するかのように歌うと最後に「はい、隣りの人とちゅーして! 嘘だよー(笑)」と無茶ぶりをし、楽しそうな笑顔を見せた今井。曲については「サビの“Kiss Kiss Kiss”以外のところも何か(コール)が欲しいので、皆さん考えて来て披露してもらえればと思います(笑)」とファンに提案した。
続いて、原が登場し『蛍火』を披露。微笑みを浮かべながらしっとりと同曲を歌い上げる。会場では、原がパーソナリティーを務めるWebラジオ『原由実の○○ラジオ』で原が(あくまで参考として)指定した黄色と緑色のサイリュームが輝く。これを見た原は「皆さんの腕の振りの美しさに見惚れてしまいますね(笑)」とうれしそうにコメントした。
ステージに今井と原のふたりが登場すると、ジェスチャークイズをすることに。イベントが始まる前にファン10名に書いてもらったお題を今井と原がジェスチャーをし、会場のファンが当てるというゲーム。ひとつのお題で3回までファンが回答することができ、見事正解するとポスターがもらえるジャンケン大会への出場権利がもらえるというものだ。今井と原がジェスチャーしたお題は以下の通り。
【今井】
蛍(不正解)
ゾウ対キリンの卓球(正解)
鳳凰院凶真のモノマネをしている花澤香菜のモノマネをしている関智一(不正解)
餃子の王将(正解)
【原】
ディズニーランド(不正解)
写真撮影(正解)
濱田さん(正解)
ツンデレな彼女(正解)
【今井&原】
ミンゴスの歌を歌う原由実(正解)
“ゾウ対キリンの卓球”という超難問を正解するファンがいたり、ジェスチャークイズなのに途中からセリフありになったり、“濱田さん”というお題の際に舞台袖にいる音楽プロデューサーの濱田智之氏を指差す原など、ハチャメチャな内容となった今回の企画。今井がポロッと「なんかこのイベント変じゃね(笑)?」と語ったように、今井と原のコラボレーションイベントはいつもオリジナルの企画でファンを巻き込んで楽しもうという内容となっており、ファンも笑顔が絶えなかった。
続いて今井が10枚目のシングル『Dear Darling』から『海月 ~Jellyfish~』を初披露。ゆったりと海の中をたゆたうように歌い上げると会場のファンも青いサイリュームを水面のようにゆらゆらと振り、曲の世界観をともに作り上げた。ファンの前で同曲を初めて歌った今井は、「この曲はこんな明るいところで歌う曲ではないなと、2番の途中で思いました(笑)。がんばっていま以上にいい曲に仕上げていきたいと思いますので、5月のライブもぜひ楽しみにしていてください」とファンに語りかける。一方の原は『Spiral Moment』を披露。凛々しい歌声で同曲を歌うと会場からも自然とコールが上がり、大いに盛り上がる。曲の途中で「ふわーってアツくなりました(笑)」と言って上着を脱ぎ、同曲を歌い上げた原。「皆さんのおかげで真夏を思い出すことができました!」と笑顔で語った。
イベントの最後には「私も『Spiral Moment』を生で聴けたのがうれしかったです。今度もっと似せてやってくださいよ!」と今井に促された原は、まんざらでもない様子で自身の好きな某バンドのボーカルのような歌いかたをいつか披露するかも、という話題に。そして最後を締めるのは、前日に行われたコラボレーションイベントと同じく一本締め。今回は今井の音頭で一本締めをし、ふたりで手をつなぎながらステージを隅から隅まで移動し、会場のファンに挨拶をして回った。