バンダイナムコゲームスは、2013年2月16日、『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』と『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』の合同スペシャルイベントを開催した。ここでは、『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』関連イベントの模様をリポートしよう。

●正攻法で“魅せる”、サイバーコネクトツーの自信

 バンダイナムコゲームスは、2013年2月16日、『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』と『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』の合同スペシャルイベントを開催した。ここでは、『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』関連イベントの模様をリポートしよう。

 今回のイベントでは、新キャラクターの操作を楽しめる体験会もさることながら、大きな目玉となっていたのが、ゲーム中第4章の“プレミアム上映会”だ。第4章は、ナルトが九尾の力をコントロールするための修行に挑む一部始終が描かれるパート。途中に探索パートや、九尾とのボスバトルなどを交えながら、ナルトと母クシナとの再会、ナルトが産まれた16年前に起きた事件の真相など、本作の重要な筋書きが丁寧に語られていく内容だ。
 上映会といっても、映像を流すわけではなく、スクリーンに映し出されるのは、紛れもなく、ライブでプレイされている実機映像だ。この第4章は、通しでプレイすると約80分にも及ぶ分量だが、それだけのパートをファンの前で披露するというのは前代未聞の試み。これを企画するというだけでも、本作のドラマ、ストーリー演出に並々ならぬ自信を持っていることがうかがえる。
 プレイは、この日のために特訓したというバンダイナムコゲームスの佐々木夕介プロデューサーが担当。その隣で、開発ディレクターを務めるサイバーコネクトツー代表取締役社長の松山洋氏がコメンタリーを挟む形となった。

▲「『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション』で好評だった対戦部分、『 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2』で好評だったドラマ、ストーリー演出。そのどちらも、以前よりもパワーアップしたものになっています」と語る松山氏。今回のイベントは、その“ドラマ、ストーリー演出”を正攻法でアピールするものと言える。
▲原作者の岸本斉史氏からの直筆メッセージも披露された。「マンガよりも面白いです!」との言葉もあり、思わず松山氏も「そんなこと書いちゃダメでしょ!」と苦笑いしつつも、うれしそうな様子だった。
▲探索パートから、九尾と対峙。いよいよボスバトルへ……という流れ。本作の情報をチェックしている人ならご存じの通り、ボスバトルでは“豪傑ルート”と“英雄ルート”が選択できる。このときは、キラービーに助力してもらえる“英雄ルート”を選択していた。
▲途中で、なんと16年前、身重のクシナを操作するパートも。ちなみにこのシーンで、泣いている子どもに話しかけておくと、現代のナルトを操作するパートに戻ったときに……? 松山氏からの情報によると、「必ず話しかけておいたほうがいいですよ」(松山氏)とのこと。

 イベントでは、第4章の頭から終わりまでが披露されたが、詳細はここでは伏せておく。いわゆるカットシーンの比率が極めて高く、悪く言えば“ほとんど見るだけ”の部分が多いのだが、驚くほどに引き込まれる内容となっていた。穏やかなシーンや激しいアクションシーンを巧みに織り交ぜて表現される、喜怒哀楽の粋を詰め込んだような映像は、見る者の心を打つはず。とくに“親と子の愛”を中心に描かれる内容だけに、大人が見たほうが、よりグッとくるかもしれない。テンポ良くダイナミックなアクション演出と、繊細な心情描写のいずれもハイレベルなのは、劇場用映画作品『ドットハック セカイの向こうに』など、多数の映像作品も手掛けてきたサイバーコネクトツーならではと言えそうだ。

●松山氏からの挑戦状、はたして結果は……?

 感動的な映像でしんみりさせた後、イベント後半で行われたのは、“松山洋からの挑戦状”という賑やかな企画。これは、会場から抽選で選ばれた人と、松山氏が『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』で対戦し、来場者が勝利すれば、その場でPS3かPS Vitaをもらえるという太っ腹企画。
 しかもプレゼントされるゲーム機は、佐々木氏が“松山洋”名義の領収書を切って購入してきたもので、つまりは松山氏の自腹。さすがの松山氏も、PS3やPS Vitaをガンガンプレゼントしていては、洒落にならない金額に……ということで、必死の形相に。

▲領収書を見せる佐々木氏。マジでした。
▲さすがに負けられない……ということで、本作の開発者でもあり、有数の腕利きプレイヤーでもある石橋洋平氏が、博多から飛行機に乗ってやってきたそうだ。

 普段から“ゲーム好きでゲーム下手”を公言する松山氏。『ナルティメット』シリーズのファンを相手に、自腹プレゼントをかけて対戦するのはさすがに分が悪いということで、助っ人を交えての対戦となったが、相手にことごとく“松山カード”を引かれ(1/4の確率なのに!)、負けを重ねていく羽目に。また、石橋氏も2度の出番があったものの、相手が相当なやり込みプレイヤーだったらしく、1勝1敗の成績に。トータルでは、松山氏サイドの6戦1勝5敗となり、4台のPS Vitaと1台のPS3がプレゼントされる結果となった。

▲3枚の“石橋カード”と、1枚の“松山カード”をシャッフルして、来場者に引いてもらい、引いたカードの人と対戦、というルール。
▲1回目の抽選で選ばれたのは9歳の男の子で、サイバーコネクトツー側は、松山氏が相手をすることに。さすがに少年相手とあって、松山氏は適度に手加減し、システムや見どころなどを解説しながらプレイ、するつもりだったようだが……。
▲予想外に巧みな少年のプレイに、あえなく撃沈。聞くと、『ストーム2』、『ジェネレーション』をかなりやり込んでいるそうで、上手なのも納得。PS Vitaをもらって満足そうにステージを後にしていた。
▲全体に、“相手の変わり身ゲージを消費させて変わり身を封じる”、“大技をサポートドライブでつぶす”といったテクニックをマスターしている人が多く、高度な攻防が見られた。
▲すでに“松山洋からの挑戦状”ではなく、“松山洋からの大プレゼント大会”的な様相に……。
▲最後に選ばれたのは女性プレイヤー。佐々木氏の気遣い(?)で、“松山カード”3枚から対戦相手を選ばせる、という形で強制的に松山氏との対戦となったが、いざ始まってみると、ガードとサポートドライブで松山氏の攻撃をほぼ完封し、見事に勝利を収めていた。……松山さん……。

 対戦を終えた松山氏は、「みんなうまいですね……。システムは前作からかなり新しくなっているのですが、皆さんシリーズをやり込まれているから、勘所がいいのでしょうか」と浮かない顔。

 しかし最後には気を取り直して、「初回特典や予約特典も発表されましたし、発売まであとわずかです。『ナルティメット』シリーズ10年の集大成を、ぜひ楽しみにしていてください」と力強くアピールし、イベントを締めくくった。


NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3
メーカー バンダイナムコゲームス
対応機種 PS3プレイステーション3 / X360Xbox 360
発売日 2013年4月18日発売予定
価格 各7480円[税込]
ジャンル アクション / アニメ
備考 開発:サイバーコネクトツー