“ニンテンドーネットワークID”は他社デバイスからも利用可能に
任天堂は、2012年11月7日、プレゼンテーション動画“Wii U本体機能 Direct 2012.11.7”を放送。同動画内で、Wii Uではアカウントによる管理システムが採用されることが明らかにされた。
Wii Uでは、1台のWii Uに対して“ユーザー”と呼ばれるアカウントを最大12人まで登録可能。以下のようなデータがユーザーごとに管理され、ほかのユーザーのセーブデータなどに影響を与えることなく遊ぶことができる。
【ユーザーごとに管理されるデータ】
●各ソフトのゲーム設定
●各ソフトのセーブデータ(
●インターネットブラウザのブックマーク
●各ソフトのプレイ履歴
また、ニンテンドーeショップ、Miiverse、ビデオチャットなどのネットワークを利用した機能を利用する際には、“ニンテンドーネットワークID”の登録が必要となる。ニンテンドーeショップでのソフトや追加コンテンツなどの購入は、ニンテンドーネットワークIDで管理されるが、それらは、Wii U本体に登録されているすべてのユーザーで利用可能となる。
ニンテンドーネットワークIDは、Wiiなどで利用されていたフレンドコードと同様の役割も果たすことも可能。また、ニンテンドーネットワークIDは、今後任天堂が発売するすべてのハードでも利用できるようにするほか、2013年からはPC、スマートフォンなど他社から発売されているデバイスからも利用可能になるとのこと。さらに、ニンテンドーネットワークIDは、他のゲームメーカーが提供するネットワークサービスと連動させることも可能になるという。
なおニンテンドーネットワークIDの登録に必要なデータは以下の通り。
【ニンテンドーネットワークIDに登録するデータ】
●パスワード
●生年月日
●性別
●居住している地域
●メールアドレス
また同動画では、Miiverse、ニンテンドーeショップ、インターネットブラウザなどを利用するためには、Wii U本体ネットワークアップデートが必要になることも発表された。アップデート用のデータはかなりサイズが大きなものになるため、通信環境などに左右されるが、ダウンロードにはある程度まとまった時間がかかるとのこと。