人気乙女ゲーム原作のOVA「華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ」に出演している、メインキャスト6人にインタビュー!

アイディアファクトリーの女性向けゲーム『華ヤカ哉、我ガ一族』を原作とするOVA「華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ」。本映像作品に出演している、宮ノ杜正役の宮内敦士、宮ノ杜勇役の田坂秀樹、宮ノ杜茂役の前田剛、宮ノ杜進役の梯篤司、宮ノ杜博役の岸尾だいすけ、宮ノ杜雅役の岡本信彦に話を聞いた。

●宮ノ杜家の兄弟6人にインタビュー

 アイディアファクトリーの女性向けゲームブランド“オトメイト”の作品のひとつである、プレイステーション・ポータブル用アドベンチャーゲーム『華ヤカ哉、我ガ一族』(2010年7月1日発売)。名門・宮ノ杜家の使用人となった少女はると、宮ノ杜家の兄弟たちとの恋愛が描かれる本作は、キャラクターの個性の強さ、大正時代のロマン溢れる雰囲気などが好評を博し、2011年12月8日にはファンディスク『華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク』が発売された。また、2013年には続編『華ヤカ哉、我ガ一族 黄昏ポウラスタ』が発売されることが決定している。

 そして、このゲームを原作とするOVA「華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ」(DVD)が、前篇・後篇に分かれて発売される。前篇が2012年12月21日に、後編が2013年3月14日に発売予定だ。ここでは、前篇の収録を終えたばかりのメインキャスト6人のインタビューをお届け。宮ノ杜正役の宮内敦士、宮ノ杜勇役の田坂秀樹、宮ノ杜茂役の前田剛、宮ノ杜進役の梯篤司、宮ノ杜博役の岸尾だいすけ、宮ノ杜雅役の岡本信彦に話を聞いた。


P1000338_ok.JPG

前列左より岡本信彦、田坂秀樹、宮内敦士
後列左より岸尾だいすけ、前田剛、梯篤司

――これまでのゲームやドラマCDと異なり、アニメならではの意識した点はありましたか?
前田 茂はゲームやドラマCDではゆったりとしたテンポで話しているのですが、今回はOVAという限られた尺のなかで茂らしい雅やかな雰囲気を出すことに苦労しました。
岡本 動きがつくことで感情の流れが速くなるので、その辺りをあわせるのが大変だと思いました。
岸尾 アニメになることで、いままで想像して演じていた部分がダイレクトに出てきたと感じました。あとは絵がすごくきれいなので、博があまり子どもっぽくなかったですね。そういった若干のギャップも感じつつ、よいバランスでできたかなと思っています。
 進は博のいいお兄ちゃんとして、彼を作中でたしなめたりするのですが、アニメになってみると意外と身長差がないということを感じました。そのようなところで明確な差が見えたように思います。
田坂 ゲームではあまり細かく描写されなかった場面に絵がついたことで、そこにお芝居をあわせていく難しさを感じました。いろいろな縛りがあるなかでも、いままでとあまり雰囲気を変えないようにしようと意識しましたので、それが出ていればと思います。
宮内 ドラマCDの収録では、共演している皆さんのお芝居に心のアンテナを向ければいいのですが、アニメの収録ではそれに加えて、絵のほうにもアンテナを向けなければいけないんですね。そのせいで自分の芝居が疎かになってはいけないので、そこはがんばろうと思いました。

――今回の収録では、ご兄弟のお母様役のキャストさんが勢ぞろいなさったとか。
前田 一堂に揃うのは初めてで、授業参観日みたいで恥ずかしかったです。
田坂 お母様役のキャストさんたちと僕ら兄弟役のキャストが並んだ絵面はすごかったですね。
前田 そうですね。息子たちを見ながら何か喋っている場面もありました。
田坂 「うちの子は、いい子なのよ」という息子たちの自慢話がチラチラ聴こえたりもして……(笑)。
岸尾 あとは、当主が笑い過ぎ!
一同 (笑)
岸尾 それに輪をかけて、雅は「バカ!」って言いすぎ。
岡本 言ってましたね。
田坂 茂はあくびをしすぎ。
前田 せっかく何年もかけてOVAになったのに、よく寝てましたね(笑)。
岸尾 勇は怒りすぎ。
岡本 正は?
岸尾 正は……。
宮内 真面目すぎ。
岸尾 進も違う意味で真面目すぎ。
一同 (笑)

――ご自身が演じるキャラクターへ、改めてひと言かけるとしたらどんな言葉をかけてあげたいですか?
宮内 いつもキャラクターを忘れてすみません。前篇ということで初心に立ち返るべきだったのですが、余裕がなくて申し訳ないです。つぎもがんばります。
田坂 「短気は損気ですよー」と言ってあげたいです。いつも怒っていたり、刃物を振り回していたりするので。いいお歳ですし、落ち着いたほうがいいのではと思います。
前田 おはようって言ってあげたいですね。
一同 (笑)
 進くんの受難の日々が続けば続くほど、僕はうれしくなってしまうので申し訳ないです。もっと受難の日々を続けてください!
岸尾 前篇ではあまり子どもっぽくなかったのですが、やっぱり幼さが残るのでもうちょっと大人になれよって感じですね。……突然、真面目なコメントです(笑)
一同 (笑)
岡本 僕は「笑って?」って言いたいです。笑顔を大切に! 

――アニメで初めて主人公のはるに声や動きがつきましたが、ご覧になっていかがでしたか?
岡本 最高でしたね。
田坂 かわいかったよねー。
岸尾 主役ということで、はる役の斉藤(斉藤佑圭)さんがいちばん喋ってましたね。
前田 入ってくれたおかげで一気にやりやすくなりました。
岸尾 いままで、はるという存在は無対象みたいなものでしたから、僕らが投げたものを受け取ってくれる相手がいるのはうれしいですよね。
田坂 この子を中心に、僕ら兄弟は変わっていったんだというのが明確になりました。それぞれが持っていたはるちゃんのイメージが、今回の収録で固まったかなという感じです。
前田 全員がしっくりきているから、各々が抱いていたはるちゃん像と声がピッタリということなんでしょうね。
岡本 これからゲームの収録とかでも、彼女の声が自分たちの中で再生されてやりやすくなりそうですね。

――最後に、ファンへメッセージをお願いします。
岡本 兄弟たちは前篇ではるちゃんと出会い、彼女に興味を抱き始めました。それが後篇でどのように描かれるのか楽しみです。ずっと悪態をついていた雅がそこからどう変わっていくのか、はたまたずっと悪態をついて終わるのか。茂兄さんはずっと寝ているのかなど、そのあたりが楽しみですね。
岸尾 思っていた以上に絵がきれいで、それがしっかり動くということで楽しみです。本編の作風を踏襲しつつ、新キャラクターも登場しますし、限られた時間の中でおもしろさがギュッと詰まっていますので目が離せません。よろしくお願いします。
 まだ完成品を見たわけではないのですが、制作途中の時点ですごく絵がきれいでした。皆さんの期待を裏切らない『華ヤカ哉、我ガ一族』になったと思います。
前田 いままではドラマCDやファンディスクなどで、けっこう兄弟たちの仲も打ち解けてきた部分があったのですが、今回はいちばん最初のギクシャクとした空気感が感じられる場面が多く、演じている僕たち自身も入り口に立ち返ったように感じました。絵も素晴らしいクオリティなので、この勢いで後篇まで行ったらおもしろい展開になるのではと思います。
田坂 ゲームをプレイされた方がご覧になっても、新鮮な気持ちで楽しめるものに確実になっている、と思いながら演じていました。皆さんにも、きっと同じように思っていただけると思います。自信をもっておすすめします。
宮内 ファンの皆様を裏切らないようにがんばったつもりです。後篇に向けて展開が楽しみになるような終わりかたなので、皆さんぜひ応援をお願いいたします!