TGS 2012の会期最終日、コーエーテクモゲームスブースで、いまやすっかり恒例行事となったコスプレコンテストが行われた。

●溢れるキャラクター愛に鯉沼プロデューサーも感激

 2012年9月20日~23日まで、千葉県の幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2012(20日、21日はビジネスデー、22日、23日は一般公開デー)。9月23日の会期最終日、コーエーテクモゲームスでは、同社作品のキャラクターを対象としたコスプレコンテストが行われた。

 今年で3度目の実施となり、もはや恒例行事となった感もあるコーエーテクモゲームスのコスプレコンテスト。それを示すように、ステージ周辺には開始前から文字通り黒山のような人だかりができあがっていた。ファンの増加にともなって、内容もボリュームアップ。第1回目では『真・三國無双』のキャラクターを、第2回では“ω-Force”と“Team NINJA”のタイトルに登場するキャラクターを対象にしてきたが、第3回はそこから一気に拡大し、コーエーテクモゲームスグループの全キャラクターが審査対象に。もちろん、ガストのタイトルも対象となっており、バラエティーに富んだコスプレイヤーたちが登場することになった。

 本コンテストではまず、事前に行われた書類審査通過者13名の写真をコーエーテクモゲームスブース内およびWeb上に掲載し、TGS会期中に一般審査を実施。それに、今回のステージで登場したスペシャル審査員たちによるポイントを加算して、大賞を決める流れとなっていた。スペシャル審査員は3年連続での登場となる声優の小野坂昌也と、コスプレイヤー向け雑誌“コスモード”の副編集長を務める山本麻子氏、2年連続の登場となる鯉沼久史氏プロデューサーといったおなじみの面々に加え、声優の桑島法子が初参加。ちなみに声優陣は、小野坂が『真・三國無双』シリーズの“趙雲”と“諸葛亮”役、『ネオ アンジェリーク』の“ジェイド”を、桑島が『北斗無双』シリーズの“ユリア”、『真・三國無双』シリーズの“王異”、『デッド オア アライブ』シリーズの“かすみ”、『遙かなる時空の中で』シリーズの“森村欄”、“平千歳”、“梶原朔”などを演じており、コーエーテクモゲームスとは非常に深い関わりがある。とくに、3年目となる小野坂のコンテストにかける思いは強く、昨年に続いて自腹で作成したコスプレ衣装での登場となった。

▲左から鯉沼プロデューサー、山本氏、桑島法子、小野坂昌也。

 それでは、あまりお待たせするのも悪いので、以下にコンテスト参加者の写真をドドドンと紹介しよう。鯉沼プロデューサーいわく「今年は選ぶのが大変で、ここまで応募が来るとは思ってもいなかった」とのことで、各コスプレイヤーはかなりの倍率をくぐり抜けてきた人たちばかり。クオリティーの高い衣装を隅々までチェックしてほしい。

<エントリーナンバー 1>
コスプレネーム:雨宮留菜
キャラクター:イオン(『シェルノサージュ』より)
アピールポイント:衣装の大胆なカッティング

 
<エントリーナンバー 2>
コスプレネーム:びな
キャラクター:趙雲(『真・三國無双5』より)
アピールポイント:髪型と手作りの槍

 
<エントリーナンバー 3>
コスプレネーム:柚麻
キャラクター:葦原千尋(『遙かなる時空の中で4』より)
アピールポイント:いちから染めて、自分で織った(!)絹の生地

 
<エントリーナンバー 4>
コスプレネーム:麗華
キャラクター:有川将臣(『遙かなる時空の中で3』より)
アピールポイント:3代目となる自作の武器

 
<エントリーナンバー 5>
コスプレネーム:軍人A
キャラクター:ライザ・ミドルトン(『大航海時代 Online』より)
アピールポイント:縫い目の見えかたにもこだわった衣装作り

 
<エントリーナンバー 6>
コスプレネーム:譲
キャラクター:アーシャ(『アーシャのアトリエ』より)
アピールポイント:生地の模様と、スカートの裾の作り

 
<エントリーナンバー 7>
コスプレネーム:ten
キャラクター:リュウ・ハヤブサ(『デッド オア アライブ5』より)
アピールポイント:『デッド オア アライブ』仕様に作りなおした衣装(tenさんは昨年『NINJA GAIDEN』のリュウ・ハヤブサとして出場している)

 
<エントリーナンバー 8>
コスプレネーム:猫羅ユウ
キャラクター:Rio(『RioSpa』より)
アピールポイント:Rioのセクシーさを出すためにこだわった素材

 
<エントリーナンバー 9>
コスプレネーム:オーパーツ
キャラクター:福島正則(『戦国無双3』より)
アピールポイント:ほぼ紙で作った巨大な武器

 
<エントリーナンバー 10>
コスプレネーム:MOTO
キャラクター:三蔵法師(『無双OROCHI2』より)
アピールポイント:グラデーションのかかった袖のカラリーング

 
<エントリーナンバー 11>
コスプレネーム:aki
キャラクター:くのいち(『戦国無双3』より)
アピールポイント:Vの字になるように作ったマフラー

 
<エントリーナンバー 12>
コスプレネーム:結
キャラクター:王異(『真・三國無双6 猛将伝』より)
アピールポイント:ライオンボードを切って作った、衣装の各所にある細かな模様

 
<エントリーナンバー 13>
コスプレネーム:時計屋
キャラクター:源義経(『無双OROCHI』より)
アピールポイント:ローコストに抑えるため、基本紙で作った衣装

 
 
 以上が、今回エントリーした13名だ。この中から大賞に選ばれたのは、衣装だけでなくなりきり具合(そのなりきり度たるや、生みの親である鯉沼プロデューサーにガンを飛ばすほど!)もすさまじかった、福島正則のコスプレをしたオーパーツさん。その理由は鯉沼氏の「すごくて声が出ない」という言葉に尽きるだろう。写真でもかなりの迫力だが、実物のインパクトは過去2回のコスプレコンテストを含めても、間違いなくトップクラスだ。大賞に選ばれた瞬間、オーパーツさんはステージ上で喜びを爆発させ、「ビックリのひと言です。支えてくれた友だちに感謝しています……」と涙を浮かべながらコメント。この言葉には鯉沼氏も胸を打たれたようで、最後の挨拶では「ゲームを作っている側として、我々が作ったキャラを愛し、コスプレしてくれることをうれしく思います。私も正直ウルウルという感じでした」とうれしそうに話していた。

 なお、年々参加者および観覧者が増えている本イベント。小野坂からは、来年もあるとしたら実施回数を増やそうという提案も行われていたが……果たしてどうなるのか非常に気になるところ。また、登壇者全員が桑島に対して、次回参加時はコスプレするよう求めていたことを最後に付け加えておく。こちらも非常に今後が気になるポイントだ。