誰でも簡単に楽しめる。それが『ナルティ』の魅力だ!

 まるでアニメーションを自分の手で動かしているような手触り。
 簡単な操作でくり出される大迫力の忍術。忍術。忍術。
 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』は、サイバーコネクトツーが開発を手掛けている人気アクションゲームの最新作だ。

 本シリーズは、簡単なコマンドの組み合わせでキャラクターたちが忍術や体術をくり出し、爽快なバトルが楽しめるのが特徴。東京ゲームショウ2012では、巨大なボスとの戦いである“三代目火影vs九尾の狐”戦と、忍者対忍者の緊張感あふれる駆け引きが交差する“ミナトvs仮面の男(トビ)”戦が試遊できたぞ。以下では、ゲームの流れの詳細や、記者が確認したバトルシステムについてお届けしよう。

木の葉の里を襲う巨大な九尾の狐とのボスバトル!

 ゲームを開始すると、まず始めに流れるのはこれからの激闘を予感させるような重厚なオープニングムービー。まるで映画を見ているようなムービーから続くように、本編の九尾の狐との戦いはスタートする。

九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _01
▲若き日の三代目火影、猿飛ヒルゼン。突然木の葉の里を襲った九尾の狐を退けるため、自らが部下たちの先頭に立ち戦いを指揮する。

 バトルは九尾の狐の強烈な攻撃をジャンプでかわしつつ、手裏剣による牽制攻撃や愛用の棍棒による近接攻撃で少しずつダメージを与えていくことに。ボタンをタイミングよく押すだけで、九尾の狐が吐く炎が簡単に避けられたため、操作に不慣れな筆者でも(少しずつではあるが)ダメージが与えられた。また、一定時間が経過するとL1ボタンで味方を呼び出す“サポートアクション”が使えるため、木の葉の里のみんなで戦っているような感覚を味わえたぞ。

 九尾の狐に一定のダメージを与えると、秋道チョウザや奈良シカク、山中いのいちが順番にバトルフィールドに出現する。彼らに接近して○ボタンを押すと、イベントバトルへと移行し、画面内に表示されるコマンドの入力に成功すると九尾の狐にダメージを与えられる“インタラクティブアクション”をくり出すのだ。

九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _02
九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _03
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九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _05
九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _06

木の葉の黄色い閃光、ここにあり!

 無事、九尾の狐を撃退すると息をもつかせぬテンポでミナトと仮面の男(トビ)の戦いに突入。さきほどの九尾の狐との戦いとはバトルシステムが異なり、対戦格闘ゲームのような1対1の戦いが楽しめた。

 特筆すべきシステムは、キャラクターが“覚醒状態”となり強力な攻撃の数々を放つ“覚醒システム”だろう。さらに覚醒中は、画面上部の体力ゲージの近くにあるクナイのアイコンが光っている状態でL1ボタンやR1ボタンを入力するだけでクナイ投擲→連続攻撃→螺旋丸といった怒涛のコンボが放てる。ゲーム画面の指示に従って右スティックを倒すだけで覚醒は発動可能なため、疾走感あふれる戦いのテンポを崩すことなく攻撃に組み込めたぞ。

 これだけのクオリティでも開発度はまだ20%という本作。アクションゲームが苦手な人でも必ず楽しめるであろう本作は、東京ゲームショウ2012でぜひ直接触ってほしい1作となっている。

九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _07
九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _08
九尾の狐との大迫力の戦いが展開! 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』のプレイリポートだってばよ!!【TGS 2012】 _09