2011年の世界ゲームコンテンツ市場は5兆1300億円。エンターブレインが「ファミ通ゲーム白書2012」を発刊

世界のゲームコンテンツ市場は各地域で広がりを見せた。中でも、2011年の日本国内ソーシャルゲーム市場は2010年の約2倍となっている。

●2011年の国内・海外のゲーム市場動向を発表

 エンターブレインは、国内外の最新市場データを掲載した「ファミ通ゲーム白書2012」を2012年5月24日に発刊する。また、価格は、36750円[税込]となっている。

 同書では、2011年の世界におけるゲームコンテンツ市場について、5兆1300億円と推定。この市場規模は、従来の家庭用、PCゲーム(パッケージ)ソフト市場に、新セグメント(※1)の市場規模を合算したもの。そのうち新セグメントの売上高が全体の58%となる3兆円を占めており、パッケージソフト市場を超える成長を見せている。

 地域別の市場規模は、北米が1兆9100億円、欧州が1兆5400億円、日本が7604億円と、新セグメント市場の伸びによっていずれの地域でもプラス成長となった。また、新興市場でも市場が拡大しているという。

■2011年の国内ソーシャルゲーム市場は、対前年比約2倍

 2011年の国内オンラインゲームコンテンツ市場規模は、2010年の3181億円から、24.0%増の3946億円となった。中でも大きく伸ばしたのがソーシャルゲームで、2010年の1120億円から約2倍となる2117億円としている。

【国内オンラインゲームコンテンツ市場規模推移】

出典:ファミ通ゲーム白書2012
※2012年4月時点での情報に基づいて作成

■2011年度、国内メーカーグループ別ソフト販売本数シェア

 2011年度(2010年4月~2012年3月)の国内グループ別ソフト販売本数のシェアは、『マリオカート7』や『スーパーマリオ 3Dランド』など、マリオシリーズ新作のヒットにより、2010年度に引き続き任天堂グループが獲得。前年度3位のバンダイナムコホールディングスが2位に順位を上げ、年間総販売本数も前年度比20.9%増と、躍進している。

【2011年度 国内メーカーグループ別ソフト販売本数シェアTOP10】

出典:ファミ通ゲーム白書2012

 「ファミ通ゲーム白書2012」では、変化・拡大するゲーム業界の今後を読み解く豊富な最新データをもとに、詳細に分析。家庭用ゲームの基本情報から、ソーシャルゲームユーザー調査、オンラインゲームビジネスの最新動向も解説。海外市場についても、北米や欧州といったゲーム主要地域にとどまらず、中国、韓国などの新興市場を含め約25ヵ国のデータを網羅し、グローバルな視点からも、多様化するゲーム産業をとらえている。また、以下の9社10名の有識者の寄稿も掲載し、ゲーム業界の現状と展望を考察している。

熊谷 正寿(GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長・グループ代表)
日高 裕介(株式会社サイバーエージェント 取締役副社長)
上村 雅之(立命館大学 映像学部 客員教授)
椎葉 忠志(株式会社Aiming 代表取締役社長)
金子 健一(株式会社ビーワークス 代表取締役)
上出 浩史(証券アナリスト)
デービッド・ペリー(GAIKAI CEO)
ピーター・ヴェスターベッカ(Rovio Entertainment CMO)/アンティ・ソンニネン(Rovio Entertainment 日本代表)
浜村 弘一(株式会社エンターブレイン代表取締役社長/ファミ通グループ代表)

■「ファミ通ゲーム白書2012」商品概要
発売日:2012年5月24日
価格:36750円[税込]
総頁数:440頁
ISBN:978-4-04-728022-9

※1:新セグメントは、クラウドゲーム、タブレット端末向けゲーム、家庭用オンライン、携帯ゲームアプリ、PCフルゲームダウンロード、PCソーシャル、MMOG(多人数参加型オンラインゲーム)、カジュアルゲーム