Wジュリエットの登場にアキバが湧いた!
2012年5月19日(土)に東京の秋葉原で開催された“『ロリポップチェーンソー』プレミアムグッズ プレゼント大会 in AKIBA”のリポートをお届けする。
“『ロリポップチェーンソー』プレミアムグッズ プレゼント大会 in AKIBA”は、いよいよ発売が1ヵ月後(2012年6月14日)に迫ったプレイステーション3・Xbox 360用ゲームソフト『ロリポップチェーンソー』の、アメリカ版イメージガールであるジェシカ・ニグリの来日に合わせて開催されたもので、ジェシカのほか、本作のクリエイティブディレクターを務める須田剛一氏とイメージガールの川本まゆもゲストとして登場。ファン垂涎のプレミアムグッズが当たる抽選会を実施した。
ソフマップの店頭が大賑わい!
イベント第1部の会場は、ソフマップ アミューズメント館の店頭。休日で賑わう秋葉原の街に『ロリポップチェーンソー』の主人公ジュリエットのコスチュームをまとったジェシカと川本、そして須田氏が登場し、周囲は騒然。彼女たちの姿をひと目見ようと、ソフマップの前に黒山の人だかりができていた。そして午後14時、抽選会がスタート。今回の抽選会は、イベントの参加者たちが福引き抽選器を回し、出玉の色に応じた賞品がもらえる仕組みとなっている。賞品のラインアップはと言うと、『ロリポップチェーンソー』のオリジナルTシャツやサイン入りポスター、そしてプレイステーション3本体もしくは、Xbox 360本体+Wジュリエットとの記念撮影など、じつに豪華! 参加者たちはお目当ての賞品をゲットするべく福引き抽選器に挑み、一喜一憂。見事に賞品をゲットした人も、外れのロリポップ(棒付き飴)しかもらえなかった人も、皆楽しそうな表情を浮かべていたのが印象的だった。
イベントの合間にショートインタビュー
ここで、ワンフェスカフェに到着してイベント第2部に備える須田氏と、ワーナー・ブラザースのマーケティングプランナーであるシャリス氏を直撃。今回のイベントの第1部の感想についてうかがった。
須田剛一氏インタビュー
――第1部の抽選会、お疲れ様でした! イベントはいかがでしたか?
須田 まず人の多さにびっくりしました! ちょっとしたパニック状態という感じで(笑)。これほど多くの皆さんに『ロリポップチェーンソー』を注目していただいて、とてもうれしく思います!
――抽選会では、須田さんが来場者と握手をしたりと、ファンの方と交流している姿が印象的でした。
須田 先月、アメリカのPAX EASTで、ワーナー・ブラザース主催の『ロリポップチェーンソー』イベントに参加しましたが、そのときと同じ雰囲気でしたね。ファンの方との距離感がとても近くて。海外ではこうしたゲリラ的なイベントがよくありますが、日本でこういったイベントに参加するのはすごく新鮮でした。
――会場では、角川ゲームスやグラスホッパー・マニファクチュアのスタッフをちらほら見掛けましたが。
須田 そうなんです! 今回のイベントは手作り感が満載で、ほとんど角川ゲームスとグラスホッパー・マニファクチュアのスタッフだけで運営しています。『ロリポップチェーンソー』のプロデューサーの設樂(昌弘)さんも裏方スタッフとして、会場にポスターを貼っていたりして(笑)。スタッフが一丸となって作ったイベントです。
――そういえば、出演者の須田さんご自身が賞品のプラカードを掲げたり、くじ引きの玉を片付けていたりと、かなり大変そうでした(笑)。
須田 いえいえ(笑)。今回は角川ゲームスの安田社長の提案で、『ロリポップチェーンソー』のオリジナルTシャツを作ったんですよ。ホラ(隣りにいた角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏といっしょに)。
――あ、ホントだ! 抽選会を後ろで見守っていた安田社長もジャケットの下にお揃いのTシャツを着ているんですね。(安田社長、うんうんと頷く)
須田 安田社長、どうもありがとうございました! こうして皆さんといっしょに一体感を持つことで、イベントの第1部が無事に終えられたのがよかったですね。イベントでゲームファンの皆さんとも交流ができましたし、ゲームに興味がない方にも強くアピールできたと思います。第2部も非常に楽しみです!
ワーナー・ブラザースマーケティングプランナー シャリス氏インタビュー
──シャリスさんの役割を教えてください。
シャリス アメリカのワーナー・ブラザースでプロモーション担当をしています。
──アメリカで人気のジェシカさんが日本に来日して親交を深めているのを見て、どう思いましたか?
シャリス とてもエキサイティングでした! ゲームのキャラクターが現実に現れるのは、とてもすばらしいことですね。ジュリエット役のジェシカが日本に来て、こうして日本のファンの皆さんが喜んでいるところを目の当たりにしてホントにうれしいです。
(ここで須田氏がインタビューに乱入!)
須田 シャリスさんに提案があるんですが、今年のE3に川本さんを呼んでみて、Wジュリエットを実現してみてはどうでしょうか?(笑)
シャリス 須田さん、それはおもしろいですね! アメリカに戻ったら確認してみなきゃ(笑)。
──(笑)。須田さんの印象はどうですか?
シャリス とてもクールだと思います! 去年のE3で初めてお会いしたのですが、それから須田さんはGDCやPAXにも参加していて、ロックスターみたいでした。たくさんの人が須田さんを見て、大喜びしてファンからサインや記念写真を頼んでいましたよ。
──なるほど。日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
シャリス アクションゲームとしてだけではなく、ストーリーがとてもおもしろいので、ハードコアなゲーマーだけではなく、ライトなゲームファンにもぜひ楽しんで欲しいですね。本作はアメリカと日本のカルチャーが絶妙なバランスでミックスされています。ぜひご購入ください!
ワンフェスカフェで第2部がスタート
続いて第2部の会場は、秋葉原のワンフェスカフェ。同施設のイベントスペースでトークショーが行われた。ステージには第1部から引き続き須田剛一氏、ジェシカ、川本、そしてスペシャルゲストとして角川ゲームスの取締役社長である安田善巳氏が登場。同氏の挨拶でトークショーは幕を開けた。
ステージ2“サン・ロメロ高校体育科”のデモプレイ
登壇者の挨拶がひと通り終わると、『ロリポップチェーンソー』の開発スタッフにして、“『ロリポップチェーンソー』現世界チャンプ”でもあるという、グラスホッパー・マニファクチュアの結城昌弘氏が登場し、ステージ2のサン・ロメロ高校体育科のデモプレイを披露。ジュリエットのチェーンソーの形態のひとつである“チェーンソーダッシュ”を駆使したスピード感溢れるゲームプレイがくり広げられた。
まだまだあるぞ! ソフトの魅力
デモプレイ終了後、『ロリポップチェーンソー』のさらなる見どころが発表された。ポイントは下記の通りだ。
■ゲーム史上初(!?)のダブルキャスト
ジュリエットのキャラクターボイスを、プレイステーション3版では声優の日笠陽子が、Xbox 360番では喜多村英梨が担当。ちなみに、ゲームをクリアーするか、初回限定版のパーフェクト・アンロックコードを用意すれば、最初から好きなキャラクターボイスを選択可能。
■英語版のキャラクターボイスも収録
英語版のキャラクターボイスも収録し、オプション画面で切り換えられる。アメリカの人気声優たちの熱演に注目だ。
■豊富なコスチューム
『これはゾンビですか?』や『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』などの人気コンテンツとのコラボコスチュームが多数収録。川本さんは『デッドマンワンダーランド』のシロのコスチュームがお気に入りなのだとか。
■豪華な洋楽ナンバー
グラミー2部門受賞した旬のアーティスト、Skrillex(スクリレックス)を始めとする豪華アーティストの人気曲がゲーム中で聴くことができる。本作のサウンドディレクターである山岡晃氏とワーナー・ブラザースが共同で選曲を行い、約100曲の候補から、数十曲が選ばれた。
■プレミアムエディション
プレミアムエディションには、CERO17歳以上対象のキラキラバージョンと、18歳以上のみ対象のザクザクバージョンが収録されており、いつでも切り換えられる。ポップでキュートなキラキラバージョンか、血がドバドバで残虐表現アリのザクザクバージョンを気分次第で楽しめる。ひとつのソフトでレーティングが違う内容が切り換えられるのは、業界初だという。
締めくくりはじゃんけん大会
最後に会場に集まった100人以上のファンに向けて、プレミアムグッズのプレゼント大会を実施。須田氏、川本、ジェシカとのじゃんけんで勝ち抜いたファンに豪華プレゼントが贈られた。こうしたステージイベントの終了をもって、すべてのプログラムが予定通り無事終了。2012年5月6日(日)にスタートした『ロリポップチェーンソー』の全国キャラバンは、ようやく折り返し地点を迎えたところ。次回以降は2012年5月24日(木)に東京都のGAMESマーヤ、5月26日(土)に大阪府の日本橋ソフマップ 2号店 ソフト館、5月27日(日)に大阪府のソフマップ なんば店 ザウルス1 ソフト館でのイベントが控えている。さらに、現時点では詳細は未定だが、6月に入ってもキャラバンは続く予定。全国キャラバンでは、ゲーム『ロリポップチェーンソー』の試遊だけではなく、クリエイターやゲストとの交流も楽しむことができるので、興味がある方は足を運んでみてはいかがだろうか。
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