『戦国BASARA3 宴』プレイインプレッション

2011年11月10日にWiiとプレイステーション3で発売された『戦国BASARA3 宴』。シリーズ最新作となる本作のプレイインプレッションをお届け!

●シリアスとギャグのほどよいバランス

2011年11月10日にWiiとプレイステーション3で発売された『戦国BASARA3 宴』。シリーズ最新作となる本作のプレイインプレッションをお届けする。

 まずは、8人のプレイヤー武将のドラマを体験できるストーリーモードをプレイ。最初に驚かされたのが、どのキャラクターもとにかくしゃべりまくるということ。合戦開始時や、敵武将の登場時に挿入されるイベントシーンはもちろん、ザコの敵兵を蹴散らしている間も、つねに音声が聴こえてくる。藤原啓治氏や子安武人氏といった、有名どころの声優陣を起用していることも本作の魅力のひとつ。最初は藤原氏演じる松永久秀を使ってみたが、カッコよすぎ! このお方はやっぱり悪役がハマっている。会話の続きが気になって、思わず進軍のスピードを緩めてしまったほど。

 ストーリーはネタバレになってしまうので詳しくは書かないが、松永久秀、片倉小十郎、猿飛佐助、天海の4人はシリアス路線の物語が展開。前作『戦国BASARA3』(以下、『3』)をプレイした人は、伊達政宗や真田幸村が天下を争う裏側で何が起こっていたかがわかり、より深く『戦国BASARA』の世界に入り込めると思う。『3』が未プレイの人は、『戦国BASARA3 宴』(以下、『宴』)をプレイした後に、ぜひ『3』をプレイしてほしい。『3』と『宴』、どちらから始めても違和感なくス トーリーを楽しめるという作りは、よく考えられていると思う。育成した武将のデータを、両方のタイトルで共有できるのもうれしい点だ。

 上記4人とは対称的に、小早川秀秋、最上義光、立花宗茂、大友宗麟の4人のストーリーでは、抱腹絶倒もののギャグが炸裂しまくり。ストーリー展開もさることながら、各武将の技もクスッとくるものが多い。「ごめんなさあああい!」と、敵に謝るポーズがそのまま攻撃になる頼りない小早川の固有技や、「あっ! あれは何だ!?」と、指差した方向へ敵が釣られる最上の固有技など、細かい動作も非常に凝っているのだ。大友宗麟にいたっては、天使を降臨させて敵を踊らせちゃうというハチャメチャっぷり。ただ笑えるだけでなく、ひとつひとつの動作が技として成立しているあたりはさすが!


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●やり込み要素も抜群!

 ストーリーも十分アツい本作だが、8人のドラマをクリアーしてからが『宴』の本番! 各モードをクリアーすると、ほかのモードで選択できる武将がどんどん増えていき、最終的に30人もの武将が選択可能になる。『宴』には多彩なモードが用意されているので、手始めに“日本遊戯モード”をプレイしてみた。このモードは、特定の条件下で敵武将を殲滅するといったお題が多数用意されているというもの。お題をクリアーすると、ほかのモードに連れていける“仲間武将”をゲットできた。仲間武将はいわゆるお供で、合戦に連れていくことでレベルアップしていく。これは育てるしかない!
 仲間武将も加わったことなので、今度は“天下統一モード”に挑戦。これはシミュレーションゲームのように他国に攻め、天下統一を目指していくという内容。ただ勝ち進むだけでなく、最終決戦に勝ち残る国を予想して一攫千金を狙える“戦国ドリームチャンス”といった要素もある。「どんな順番で攻めたら、予想した国を最後まで生き残らせることができるだろう?」と、悩みつつプレイするのが楽しい!

 ほかにも本作には、純粋に武将戦を楽しめる“決戦モード”や、ふたりの武将を瞬時に入れ換えられる“タッグモード”など、多彩な遊びかたが用意されている。末長く楽しめそうだ。


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■筆者紹介 ででお
週刊ファミ通編集部の編集者。ゲームだけでなく、アニメや舞台もたしなむ生粋の『戦国BASARA』ファン。好きな武将は小早川秀秋。あの頼りなさが他人とは思えない。




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※画面はプレイステーション3版のものです。