『Kinect スター・ウォーズ』仕様のXbox 360 リミテッドエディションの欧米での発売が決定【Comic‐Con International 2011】

ゲーム Xbox 360
『Kinect スター・ウォーズ』の魅力を紹介するパネルディスカッションが開催。『Kinect スター・ウォーズ』仕様のXbox 360本体が数量限定でリリースされることなどが明らかに。

●ポッドレースで遊べることも明らかに

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▲司会役の方を交えて、左からKinect パブリッシングのエグゼクティブプロデューサー・ヨルグ・ニューマン氏、、ルーカスアーツのクレイグ・デリック氏、ターミナルリアリティーのセス・ホーキンズ氏。

 キャラクターを中心とするコンテンツのイベントComic‐Con International 2011(以下コミコン 2011)が2011年7月21日〜24日の4日間、アメリカ・サンディエゴにて開催。開催初日の2011年7月21日に行われたのは“Kinect Star Wars Panel”。先ごろ行われたE3でXbox 360、Kinect対応ソフト『Kinect スター・ウォーズ』が発表されたのは記憶に新しいところだが、このパネルはそんな同作の制作経緯などを紹介すべく実施されたもの。パネルにはKinect パブリッシングのエグゼクティブプロデューサーであるヨルグ・ニューマン氏や、ルーカスアーツのクレイグ・デリック氏、ターミナルリアリティーの開発者セス・ホーキンズ氏らが参加した。

 クレイグ・デリック氏によると、デリック氏がKinectを紹介されたのは(当時は“Project Natal”)2008年終わりから2009年始めにかけて。『スター・ウォーズ』はこれまでモーションコントローラによるゲーム化を避けてきたが、Kinectのプレゼンを見て、ジョージ・ルーカスが身振り手振りで表現できることに大いに興味を抱いたという。ルーカス的にはライトセーバーをどう使うか、フォースをどう使えるのかがカギだったようだが、プロトタイプのテストでフォースを使ってドロイドが一斉に倒れるところを見て、Kinectでやることを決めたのだという。「誰でもKinectの前に立てばすぐにプレイできます。30年の歴史を持つ『スター・ウォーズ』にはいろいろな世代の1億人のファンがいるのですが、中にはゲームを遊ばない方もいます。そういった人びとが楽しめるソフトになるのではないでしょうか」(デリック氏)。

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 また、会場ではKinectのテクニカルデモも披露された。それは、人の動きをそのまま反映したナマのデータと、アニメーションによって動きを改善したデータを比較するというもの。ナマのデータ(右)に比べてアニメーションデータ(左)のほうが動きがよりはっきりとしているが、それは反応やタイミングをゲームに見合うように改善したため。Kinectの前でのちょっとした動きが、ゲームでははっきりとした動きになるのだ。「Kinect対応のゲームは、ふつうのゲームではありません。ビジュアル部分の反応を変えたらまったく違う感じになりました。全身で表現していることがどう反映されるかがおもしろいですね」とセス・ホーキンズ氏。

 ヨルグ・ニューマン氏も、「Kinectはこれまでと違う考えかたでアプローチする必要がありました。身体で表現できることはたくさんあり、プレイヤーがゲームをプレイするときに何を考えているのかを考慮する必要がありました。戦闘シーンに入ると、手に意識が集中するわけで、何をどのタイミングでインプットに使うかをよく考えないといけない。いま考えているのは体のひねりを取り入れること。うまくいけば使ってみたいです」とKinectに手応えを感じているようだ。

 パネルでは新情報も明らかに。『Kinect スター・ウォーズ』では、プレイヤーはパダワンとしてスタートし、さまざまな冒険を経てジェダイの騎士になるとのことだが、ゲーム中では“ポッドレースモード”も楽しめるというのだ。ポッドレースは両手を構えてプレイし、左右どちらかの腕を前に突き出すことで向かう方向を決めるという。ポッドレーサーは20台以上用意されており、プレイヤーやさまざまなサーキットでのレースを楽しめるのだとか。ポッドレーサーに取り付いた敵を蹴散らしたり、モノを投げるといったこともできるという。さらに、「これまでにない『スター・ウォーズ』を堪能できるモードが入ってくる」(ニューマン氏)なのだとか。

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 デリック氏は、「ライトセーバーを実際に使ってのプレイも可能で、そうしたい方も多いと思いますが、テレビを壊さないように注意してくださいね」とコメントし、会場を笑わせたが、『Kinect スター・ウォーズ』は『スター・ウォーズ』の世界観に浸れるゲームになりそうだ。

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 そして最後にサプライズが! 『Kinect スター・ウォーズ』仕様のXbox 360 リミテッドエディションが発売されることが決定したのだ。320GBのハードディスクを搭載したこのリミテッドエディションは、本体はR2‐D2を、そしてコントローラはC‐3POをモチーフにしたファン垂涎のハード。電源を入れたり、トレイ開閉時にR2‐D2のあの機械音が鳴るというこだわりぶり。しかも、同梱されるKinectセンサー本体も白と、レア度の高いものとなっている。『Kinect スター・ウォーズ』仕様のXbox 360 リミテッドエディションは、ソフトも同梱して449.99ドル。全世界でゲームと同時に発売されるとのことだ。国内での発売はアナウンスされていないが、大いに期待したいところだ。

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▲会場にはR2‐D2もやってきた。

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[Comic‐Con International 2011の関連記事はこちら]
※これぞまさに芸人魂(?)、小野氏と原田氏が『ストリートファイター X 鉄拳』出場権を巡っての爆笑のバトルを展開
※コミコンの夏が今年もやってきました! ゲームも充実、北米最大のキャラコンテンツのイベントが開幕

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