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auスマートフォンの目玉“INFOBAR A01”が発売　他のAndroid端末と一線を画す”iidaUI”がアツい！

Android
KDDI

●au夏モデルの目玉がついに発売

　2011年6月30日、auスマートフォン夏モデルの目玉“INFOBAR A01”が発売。KDDIは、本機の発売を記念した体験イベントを六本木の東京ミッドタウンで開催した。同イベントでは、KDDIのプロダクト企画本部　本部長の増田和彦氏、“INFOBAR A01”のデザインを手掛けたtha ltdの中村勇吾氏、ケータイジャーナリストの石野純也氏の3名によるトークセッションも行われた。


▲増田和彦氏。auの端末を統括しているエライ人。	▲中村勇吾氏。ふだんはWebデザインの仕事が中心。	▲石野純也氏。トークセッションの司会進行役。

　“INFOBAR A01”は、auのケータイブランド“iida”初のスマートフォンで、“iidaUI”を搭載したフラグシップモデルに当たる。カラーは、NISHIKIGOI、KURO、HACCA、CHOCOMINTの4色。“INFOBAR“のキーコンセプトはマルチカラー。初代の赤と白のタイル状のキーが並んだデザインはあまりにも印象的だ。増田氏は、タッチディスプレイでキーが3つしかないスマートフォンで、いかに“INFOBAR“らしさを表現するか、その点に非常に苦労したと語っていたが、その甲斐あって、4機種ともにしっかりと“INFOBAR ”のデザイン性が継承されている。一般のお客さんからも「かわいい」との声が多く聞こえていており、とくに女性からの反応は良好なようだ。

　“iidaUI”の最大の特徴は縦スクロール。これまでのAndroid端末のホーム画面は横スクロールだったが、“INFOBAR A01”では縦スクロールを採用しており、ホーム画面のデザインをプリイスンロールされている6種類のテーマから好きなものを設定することができる。また、ホーム画面上にウェジェットやアプリ、メモなどを画面幅に合わせて、ブロックを組み合わせるようにビッシリと配置できるのも魅力。UIのデザインを手掛けた中村氏は、「いろいろごちゃごちゃしているものを僕なりに整理した」と語り、増田氏も、中村氏が最初にプレゼンしたデザインを見た瞬間に「あ、これだ」と確信したという。


▲配置変更は簡単で、配置されているウェジェットやアプリを長押しするだけ。あとは、自由に入れ替えればOK。自動で整理する機能も搭載されている。	▲右にフリックするとデフォルトのAndroidのホーム画面になる。こちらも縦スクロール。


▲ウェジェットやアプリを移動可能な状態で三角マークを右にスライドさせるとセクションバーを作成できる。セクションバーとは、ホーム画面に配置されたウェジェットやアプリを区分するためのもの。名前も付けられる。	▲ホーム画面のテーマは6種類。個人的には画面の木目調のデザインがお気に入り。

“iida”ブランド初のスマートフォンに、INFOBARを選んだ理由についてもトークセッションで語られた。初代INFOBARの登場以前は、ブラックやシルバーなどのカラーが主流で、3キャリアのなかでもユーザーからのauのデザインイメージはあまりよくなかったそうだ。しかし、INFOBARの登場でそのイメージが一変。デザインケータイと言えばauという図式ができるほど、auのケータイに対するユーザーのイメージが大きく向上した。増田氏は、デザインはケータイに付加価値を与える重要な要素であると語り、初代INFOBARはケータイのデザイン性を大きく向上させたエポックメイキング的な端末で、iida初のスマートフォンのフラグシップモデルとして“INFOBAR“が最適だと判断したそうだ。

　使っていて楽しいと思えるのが、“INFOBAR A01”の最大の魅力。操作性も良好で、ホーム画面のスクロールや配置換えなど、非常に動作が軽い。iidaの公式サイトでは、“iidaUI”のテーマや専用のウィジェット、アプリなども追加されていく予定。また、会場にはオシャレな端末をさらにワンランクアップする周辺機器がずらり。端末と合わせて購入するのもありだ。