"Wii U"をがっつり触ってきました!【E3 2011】

海外ニュース Wii U インプレッション
アメリカ、ロサンゼルスで開催中のE3にて、任天堂の新ハードWii Uをさっそく試遊してみたぞ。ハードとともに展示されていたいくつかのソフトもプレイしてきたので、インプレッションをお届けします!

●これが任天堂の新ハードWii U!

アメリカ、ロサンゼルスで開催中のE3にて、任天堂の新ハードWii Uをさっそく試遊してみたぞ。ハードとともに展示されていたいくつかのソフトもプレイしてきたので、インプレッションをお届けします!

●アナタの想像よりきっと軽くて操作しやすいです!

 Wii Uの新コントローラを持ってみた感想は、"思ったよりも軽くて操作しやすい!"ということ。6インチのタッチスクリーンが付いていて一般的なコントローラよりもだいぶ大きいので、これは持っていると疲れるのでは? と思いきや、女性や子どもでも楽に持てそうな軽さ。さらに、持ってみると手にしっくりとなじみ、違和感なく操作が可能。横に長すぎて操作しにくいのでは? なんて不安は不要です。
 また、背面にはLとRのトリガーボタンがあり、その部分が多少出っ張っているのですが、その出っ張りのおかげでしっかりとホールドすることが可能。安定感もバツグンでした。このコントローラには、加速度計やジャイロセンサーも搭載しているので、Wiiリモコンやニンテンドー3DSのように、それ自体を動かして操作するといった使いかたもアリ。ちなみに注目のタッチスクリーンですが、こちらはHD画質ではないものの、映し出される映像は非常にキレイ。もちろんコントローラのタッチスクリーンの使いかたはゲーム次第で、さまざまな新しい遊びの提案が期待できそうです。
 なお、Wii Uは、Wii U本体とWii U用コントローラのセットでプレイできる新型据え置きゲーム機。あのコントローラは、Wii U本体ではないのでご注意を。また、新コントローラ等の形状・デザインはすべて仮のものとのことです。
 下では、会場に出展されているWii Uの技術デモのプレイインプレッションを掲載。ふたりの記者がとことん遊んできました。いずれもそのままゲームになるものではないですが、Wii Uが提供する新しい遊びの形が実感できるはずですよ。

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任天堂ブースでは、入り口に和室が用意されており、そこにWii Uの実機が展示されていた。

●安心のおもしろさ!『New SUPER MARIO BROS.Mii

 やはり任天堂と言えばマリオ! ということで、そのままゲーム化されそうな完成度で遊べたマリオシリーズ。ゲームのベースとなる部分は、Wiiで世界中で大ヒットを飛ばした、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』。
 操作は新コントローラでもWiiリモコンでも可能。ダッシュやジャンプはワンボタンで、スピンジャンプはコントローラ自体を振ってもよし、ボタンでもよしで、操作感覚は前作とほぼ同じ。なお、新コントローラのタッチスクリーンに表示される画面は、テレビ画面に表示される画面とまったく同じ。ほかのモード(多人数プレイ)や別の画面(マップ画面)では違う映像が入る場合もあるかもしれないが、タッチスクリーンの画面は超キレイだったので、どちらを見て遊ぶのかはプレイヤーの自由、もしくは状況に応じてって感じかな? 

なお、会場でプレイできたのは以下の5つのステージ。
(1)顔の形をした石像(モアイのようなモノ)が地面から生えているステージ
(2)乗ると高く跳び上がる雲の上を進んで行くステージ
(3)水上に設置された土台を突破するステージ
(4)ジェットコースターのように骨の形をした乗り物に乗って進むステージ
(5)トリッキーに動くリフトに乗って進んで行く空中ステージ

(1)は、砂漠のようなステージで、登場する敵はノコノコやパタパタがメイン。そして、地面には顔の形をした巨大な石像がたくさん埋まっており、この石像を足場にしながら進んで行く。石像は埋まったりでてきたら、左右に動いたりするので、タイミングよくジャンプしていく必要がある。また、穴になっている場所では下から一定時間ごとに砂が吹き出てきて、それを足場にしていく場所もある。ファイアマリオになれる。
(2)足場が不安定なステージ。ところどころに雲があり、雲に着地するとぼよーんと高く跳ね上がる。連続して雲の上を移動する場面も多いので、跳ね続けて操作が不安定になりがち。下に落ちないようにうまくマリオをコントロールする必要がある。登場する敵はパックフラワー、クリボー、ブーメランブロスなど。ちなみに、クリボーなども雲の上だとぼよんぼよん跳ねてくるので、舐めてかかると危険!
(3)水上のステージで、水中から水が噴き出してきたりする。吹き出す水をうまく乗り継いで進んで行く。岩を投げるカニボーが大量に出現するので、焦って進むとミスしがち。アイスマリオになれる。
(4)レールに沿って走る骨のコースターに乗って進む、ジェットコースターのように進んで行くステージ。コースターから足を踏み外したり、いっしょに沼地に入ってしまったりするとミスになる。速い動きに対応して、的確に動く必要がある。
(5)空中でのステージ。足場があまりなく、ぐるぐると回っているリフトを乗り継ぐ必要がある。リフトの動きはかなりトリッキーで、リフトの動きを慎重に見極めながら進まないとすぐに落ちてしまう。また、リフトどうしに挟まれてもミスになってしまうので、難度はかなり高い。また、ステージの後半からはジュゲムも登場。同時に2匹まで現れてさらに難度がアップ!

どのステージも、マリオならではの適度に歯ごたえがある絶妙な難度で、操作に慣れているプレイヤーなら、ダッッシュとジャンプで快適に進められるはず。実際オレも、調子に乗って進んでミスする場面もいくつかあったが、おおむね軽快にぽんぽんと進むことができた。やっぱり、ダッシュしながら3段ジャンプで飛びまくるのは最高に楽しいぜ!
これぞマリオの醍醐味ってところ。なお、パワーアップはスーパーマリオ、ファイアマリオ、アイスマリオを確認。アイスマリオは前作を遊んでいるプレイヤーならおなじみのパワーアップで、アイスボールを投げて敵を凍らせることができ、凍った敵はノコノコのこうらのように持ち運んだり投げつけたりできるもの。投げた氷でコインを取れるところもポイントだ! また、ジュゲムを倒して雲に乗にも乗れたぞ。雲に乗って空中のコインを集めたり、マップ中をいろいろ探し回るのが楽しいだろうなぁ〜。

あと、本作の特徴として、Miiでプレイできることも忘れてはいけない。基本は前作同様にマリオ、ルイージ、キノピオ(黄と青)がいて、ほかにMiiで遊べちゃう。会場では謎の外国人(やはりアメリカだからか!?)の兄ちゃんや姉ちゃん、お年寄りのMiiが選択できたぞ。
せっかくなのでお年寄りのMiiでやってみたが、見た目に反して軽快に跳ねる跳ねる! ってキャラクターごとに性能差はないので当然だけど!自分のMiiを使って4人で遊んだりすれば絶対に楽しいはず! いまから超楽しみッス! (text by バサラ佐藤)

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マリオは世界的に有名なキャラクター。会場では大勢のプレイヤーが本作に注目していた。

選べたステージは5つ。どれもアクロバティックで楽しい仕掛けが用意されていた。

ステージ2をプレイする様子。土管に入って隠しエリアに行くこともできた。

新コントローラの操作性はバツグン! なお、タッチスクリーンにはテレビ画面とまったく同じ映像が映っている。

●ハイテク鬼ごっこを楽しもう!『Chase Mii

これは、5人で楽しめる鬼ごっこのようなゲーム。
・新コントローラを持ったひとりがマリオになって逃げる
・Wiiリモコンを持った4人が、Miiを操作してマリオを追いかける
という単純明快なルールだ。
 逃げる人は、新コントローラのタッチスクリーンを見てプレイし、残りの4人は4分割されたテレビ画面を見て遊ぶ。フィールドは、ブロックなどで入り組んだ形になっており、赤、青、黄、緑の4色に塗り分けられている迷路(確か六角形!)。最初はセンターに5人集まっており、逃げる人の人がまずスタート。カウントダウンが始まって、残り4人が追いかけていく。制限時間まで逃げ切れば逃げる人が勝ち、捕まえれば追いかける側の勝ちとなる。
 逃げる人側は、前述の通り新コントローラで遊ぶのだ。タッチスクリーンには、以下のふたつが同時に表示されている。
・自分の操作画面
・フィールドの全体図と、自分と各プレイヤーがどこにいるのかの一覧
つまり、逃げる人は全員の動きをマップで確認しながら逃げられるというわけ。「ズルくね?」って感じだけど、逃げる側からすれば1対4なので、当然と言えば当然のこと。そして逃げる側は、このマップを見ながら、追いかける人に挟まれないように、そしてなるべく距離を離すように走って逃げまくる! 「あ〜コイツらぜんぜん逆のほう行ってるわ。バカだな〜(笑)」とニヤニヤしながら、楽しむのが吉。なお、マップの中央にスターが出現することがあり、スターは逃げる人だけが取れる様子。スターを取るといつもの音楽とともに無敵になり、移動速度がアップするうえに、追いかけてくる人たちに触れると吹き飛ばせるというステキ仕様!逃げる人はぜひ捕りに行きたいが、おそらく必ず真ん中に出現するっぽいので、待ち伏せされていたりするという危険もありそう。
そのあたりの駆け引きが熱い!
 一方、追いかける側は、逃げる人と違って全体マップは表示されない、その代わり、それぞれ自分と逃げる人とのdistance(ディスタンス=距離)が、画面に表示されるようになっている、逃げる人に近づけば表示される数字が少なくなり、逆に離れると数字が大きくなるので、数字を見ながら位置を想定して、追いかけていくというわけ。また、フィールドが色分けされているので、誰かが見つけた場合は、「red zone!(志村、赤!)」、「blue zone!(青だ、青!)」といった感じに、声を掛け合ったり、ほかのプレイヤーの画面を見て確認したり、4人で連携を取り合いながら逃げる人を追い詰めて行くといい感じになるぞ。で、距離を詰めてここぞというときにボタンを押してダイブ! 逃げる人に当たれば、捕まえる側の勝利!
 とにかく、ルールも操作もとっても単純なんだが、みんなで遊ぶとこれがまためっちゃ盛り上がりまくる! オレはまったく英語がわからないが、外国人と遊んでも、とくに言葉がいらずワーワー騒ぐだけで盛り上がれたし、誰でも簡単に遊べて、超楽しい。これはキラータイトルになっちゃうかも!? (text by バサラ佐藤)

chase (2)
chase

テレビ画面とタッチスクリーンと、ふたつの画面があることを活かしたゲームのひとつ。単純なルール&簡単な操作ながら、とても盛り上がる。ふだんあまりゲームをやらないような人とも、いっしょに楽しめる作品だ。

●白熱のシューティングバトルが展開する『BATTLE Mii

3人で対戦できるTPS(3人称シューティングゲーム)。
・新コントローラの人がUFOのような飛行機を操作する
・Wiiリモコン+ヌンチャクを持ったふたりは人間を捜査する
そして、飛行機VS人間ふたりで戦うことになり、飛行機はライフが6、人間はライフを3ずつ持っており、お互いのライフをより多く減らしたほうが勝利となる。どちらか一方の陣営のライフがすべてなくなると、その時点で勝敗が決まるぞ。なお、飛行機は新コントローラの画面で、人間ふたりはテレビ画面を左右に分割してプレイする。
 操作は、飛行機のほうは、左のスティックで前後左右、右のスティックで高度を変更、
さらにジャイロセンサーで視点を変更するという仕組み。ちなみに俺は、外国人スタッフが英語で教えてくれたのだが操作がまったくわかんなくて(操作というか英語がわからない)、見かねたスタッフが日本語がわかる別のスタッフを呼んでくれて、日本語で説明してもらいようやく操作を理解するありさまだった。操作自体がわかっても自在に動かせるかどうかは別問題で、人間と違って"高さ"の概念があるので、慣れるまではなかなか複雑で、思ったとおりに動けるようになるまでは慣れが必要かも? そして、ボタンでショットが撃てて、単発や連打でビーム(レーザーかもしれないけど)を連射、押し続けると溜め撃ちになってミサイルが発射できる。ミサイルは着弾すると大きな爆風が広がってダメージが与えられる。
 人間のほうは、左手にヌンチャクでキャラクターを移動、モーフィング(メトロイドのサムスが丸まったみたいな感じになる)、Wiiリモコンで視点の変更、照準、ショットを行う。モーフィングは、特定のポイントで使うとビルの上に上れて、周囲を見渡せるようにナル。飛行機の位置を確認したいときに役立ちそう。ショットは単発や連打でビームを連射、押し続けると溜め撃ちになって爆弾のようなものを投げられる。なお、爆弾は一定時間経つかショットで撃つと爆発し、爆風が広がる仕組み。

実際にやってみると、TPSやFPSに慣れているプレイヤーほど、軽快に動けているようだった。欧米のプレイヤーはそういうゲームをやる人が多いのか、攻撃や回避がかなり正確で、とくに飛行機側をやっているときは、ガンガン攻撃を食らって一度も勝つことができなかったぞ。任天堂のスタッフから「キミはTPSやFPSはやるのかい?」って感じのことを聞かれたから、「NO」と答えたら、「やっぱりそうか! HAHAHA!」って言われちゃいました! 下手くそってことか?(笑) 飛行機はむずいんだって! しかたないっしょ! とは言え、そういうゲームをプレイしているヘビーユーザだけじゃなくて、ライトな人も楽しめる軽いのりなので、友だちと遊ぶと盛り上がるはず! 自信がない人は人間側で、強い人は飛行機でやるのがいいかもしれないなと思った! text by バサラ佐藤)

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奥がテレビ画面で、手前に移っあているのが新コントローラのタッチスクリーンの画面。飛行機の操作は慣れが必要だが、うまく飛べれば地上の人間を翻弄できるだろう。

●Wii Uならではのアイデア『MEASURE UP

 Wii Uのコントローラに搭載された6.2インチの液晶に着目して作られたのが本テクニカルデモ。ルールはいたってシンプルで、指定された長さの線、図形または指定された角度を液晶の上に書くだけ。具体的に説明すると、3センチの直線を引けと言われたら、目視で3センチ線を引く、40度と言われたら40度の角度を目視で描くといった具合。これをふたりのプレイヤーが交互に書き、完了したら測定。測定時は長さだけでなく線の美しさなども点数化されるので、いい加減に書くのはNGだ。……以上の通り、非常にシンプルな内容だが、よくよく考えればこのアイデアは従来までの据え置き機では実現不可能だったもの。手元に同サイズのタッチスクリーンがあるからこそ実現できる遊びというわけだ。ちなみに本テクニカルデモは、ふたりのプレイヤーで交互に行うのだが、これがかなり盛り上がる。相手の引いた線を見て「長すぎるだろ!」といった野次を飛ばすのも楽しいし、そう言われた線がいざ測ってみるとほぼ指定されたサイズにピッタリだったときの驚きなどなど……。そういった意味で、この手のソフトはパーティーゲームとして存分に活躍してくれそうだ。(text by キモ次郎)

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センスが試される作品。指定の長さの線をぴったり描ければ、かなりの高得点が得られる。

●リズムとともに新コントローラで矢をガード!『SHILED POSE

 任天堂流の音ゲーとも言える作品に、『リズム天国』シリーズというものがある。『SHILED POSE』と銘打たれたこのテクニカルデモは、その流れを引き継ぐ内容と言っていいだろう。プレイヤーは前、右、左、上から飛んでくる矢を盾に見立てたWii Uのコントローラで受け止め、振り落とす。その動作をテンポよくリズミカルに行っていく、というのが本テクニカルデモのルールだ。もう少し詳しく説明すると、モニターに映っている敵キャラクターが弓矢を構え、そのあとに「ヘイ、カモン!」という掛け声が聞こえたら“カモン!”のタイミングでコントローラーをサッと上げる、タイミングバッチリならコントローラの液晶には矢(と言っても先端は吸盤)がバスバス! とくっつく。そうするとつぎにモニターからは「ヘイ、ダウン!」という掛け声が聞こえてくるので、つぎは“ダウン!”のタイミングでコントローラをバッと下げるのだ。実際にやってみると、単発ならば対応は比較的簡単。しかし、前方の矢を受けたあとに右で受けて、さらに前方で2発受けてから振り落として、つぎは上から矢が飛んでくる……なんて状態になると混乱すること請け合い。そして、そんな状態でプレイしている姿はまるで踊っているかのよう。遊んでも楽しい、見ていても楽しい内容だ。(text by キモ次郎)

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リズムに合わせて、新コントローラを構えて、矢を受け止める! コントローラがまさにShield(盾)になるのだ。

●『ゼルダの伝説』HDデモ

 Wii Uからテレビモニターに出力される映像はHDクオリティーとなっている。それを実感してもらうために用意されたのは、『ゼルダの伝説』シリーズの主人公“リンク”の戦闘シーンを描いたデモ映像。戦いの舞台は聖堂のような広々とした空間で、そこでリンクは巨大なクモのような敵と相対することになる。グラフィックはさすがHDクオリティーと言った印象で、よく見ると床への映り込みもしっかり描画されていたりと、細部まで描き込まれていることを強く実感できる仕上がりとなっていた。また、このデモにはワンボタンで昼夜を逆転できたり、カメラ位置の変更、マップ表示といった若干のインタラクティブ要素も存在。その中でもマップ表示はモニターに映すか、コントローラー上の液晶に映すかを選べるという点でWii Uならではと言えるだろう。つまり、コントローラー上に映せば戦闘はモニター上で展開し、逆の場合はコントローラー上で戦闘がくり広げられるというわけだ。HD映像の美しさとともに、新たなプレイスタイルの誕生を予感させるデモとなっていた。(text by キモ次郎)

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