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マイクロソフトカンファレンス詳報、Xbox 360の命運はKinectに託された!【E3 2011】

ゲーム Xbox 360 ビジネス
マイクロソフトによるカンファレンス“Xbox 360 E311 Media Briefing”は端的に言って“Kinect尽くし”。全世界で1000万台を超える販売台数を記録したKinectだが、人気シリーズ作が軒並みKinectに対応することが明らかに。その詳細をリポートする。

●Kinectのつぎなる目標はコアゲーマーへの訴求

 2011年6月7日〜9日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて開催中の世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2011。開催前日の2011年6月6日には、各メーカーの先陣を切って、マイクロソフトによるカンファレンス“Xbox 360 E311 Media Briefing”が開催された。今年のマイクロソフトのカンファレンスは端的に言って“Kinect尽くし”。全世界で1000万台を超える販売台数を記録したKinectだが、つぎなる目標はコアゲーマーへの訴求とばかりに、人気シリーズ作が軒並みKinectに対応。さらに、ディズニーランドと提携してのKinect専用タイトル『Kinect: Disneyland Adventures』などの新タイトルも発表された。もちろん、従来のコントローラ向けタイトルも続々と明らかに。ここでは、カンファレンスで紹介された順に、怒涛のタイトルを紹介していこう。その多くは、日本での発売も決定しており、ファンにはうれしいところだ。

■『Call of Duty: Modern Warfare 3』(開発元 : Infinity Ward, Sledgehammer Games)

 人気のFPS(一人称視点シューティング)、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』の続編。カンファレンスの最初にデモプレイが披露。『コール オブ デューティ』シリーズ最新作のデモがオープニングに紹介されるのは昨年にひき続いてのもので、シリーズが完全に北米屈指のフランチャイズであることを印象付けた。全世界が戦場になる本作だが、デモで披露されたのはニューヨークでの戦闘。水没した地下鉄を伝って潜水艦に潜入し、潜水艦を破壊、高速ボートで脱出する……といったデモが10分間にわたって披露された。

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■『TOMB RAIDER(トゥームレイダー)』(発売元 :Crystal Dynamics、発売元:スクウェア・エニックス)

 開発元であるクリスタルダイナミックスの担当より紹介されたシリーズ最新作は、21歳のララ・クラフトが活躍するアクション。ララは、“野心的な女性”とのことで、瑞々しいアクションが堪能できそうだ。デモでは、焚き火などのアイテムを使って、ララが魔境から脱出するシーンが紹介。足にしがみついた敵をアナログスティックを駆使して振り払ったり、左右のトリガーで匍匐前進をしたり……といったプレイが確認できた。「オープンワールドでサバイバル体験ができます」とのことだ。北米では2012年秋発売予定。

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■『タイガー・ウッズPGAツアー』、『マッデンNFL』、『FIFA』(発売元:エレクトロニック・アーツ)

 エレクトロニック・アーツのピーター・ムーア氏が登壇。ご存じの通り、もともとマイクロソフトに所属したムーア氏は、「慣れた感じがする(笑)」と会場を笑わせたあとで、EAスポーツの4タイトルがKinectで遊べるようになることを発表。『タイガー・ウッズPGAツアー』、『マッデンNFL』、『FIFA』だ。さらにもう1タイトルは、あとで行われるエレクトロニック・アーツの発表会で発表される模様。

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■『Mass Effect 3』 (開発元 : BioWare、発売元 : エレクトロニック・アーツ)

 人気SFRPGシリーズの最新作。
 『Mass Effect 3』も、プレイしながらのデモが披露された。クローズアップされていたのは、Kinectの音声認識を利用した会話シーンだ。おなじみのシェパードと、サラリアンのモルディン博士との会話シーンで、「I don't need trust」、「Of course not」、「You are Krogan's last hope」といった台詞をプレイヤーみずからしゃべると、スムーズに認識されてゲームが進む、といった様子が披露された。前作『2』までと同様の会話リングも表示されているので、コントローラで操作することも可能なようだ。
 また、その後の戦闘シーンでは、パーティーメンバーに音声で指示を与えて、敵を倒させる様子が見て取れた。会話が重要なゲームだけに、Kinectによってさらに臨場感が増すことは間違いないだろう。
 なお今回は、ついにリーパーの侵略により、地球が占領された後の物語になるという。また、二足歩行のパワードスーツらしきメカなど、新たな要素も数多く盛り込まれているようだ。シェパード“司令官”の活躍に期待大! 国内発売は未定。

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■『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』(開発元:Ubisoft Paris、 発売元:ユービーアイソフト)

 『トム・クランシー ゴーストリコン』シリーズの最新作。
 本作のデモプレイでも、やはりKinectの強みを遺憾なく見せつけた。まずは、2000万以上の武器がカスタマイズ可能だという“Gunsmith” とよばれるスペシャルモードを、Kinectの音声認識を使って操作。プレイヤーがたったひと言発するだけで、またたくまに短距離戦用、遠距離戦用などの銃が自動的に組み上がる様子が披露された。
 さらに、その後は実際に組み上げた銃を使って射撃してみせたが、今度はKinectのモーショントラッキング認識を利用して操作していた。胸の前に構えた左手で照準を操作し、右手を閉じたり開いたりすることで弾を発射。遠距離を狙う際には、右手を上げ下げすることでスコープの倍率を操作することが可能なようだ。いずれも反応は機敏で、予想以上にストレスなく操作することができそうだ

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■『ギアーズ オブ ウォー 3』 (開発元:Epic Games、発売元:マイクロソフト)

 世界的に人気のアクションシューティング最新作。
 デモプレイでは、ディレクターのクリフ・ブレジンスキー氏と、本作にもボイスアクターとして出演しているミュージシャンのICE-Tの協力プレイにより、キャンペーンモードの一部が披露された。
 プレイしていたのは、大きな船に逃げ込んだマーカスたちが、タコのような形状の巨大なモンスターと戦うシーンだ。巨大モンスターがガンガン建物を破壊していく中、小型のモンスターを蹴散らしながら、デッキ最上部を目指して進んでいく。デッキに向かう途中、新しいフィーチャーとして、小型のパワードスーツが登場。どうやらこれはかなりの防御力を誇るようで、このパワードスーツを壁代わりにしたカバーアクションも可能な模様だった。巨大モンスターの目を狙って攻撃していくと、暴れたモンスターの足が、頭上のコンテナを直撃。落下したコンテナの中には、無数の爆弾が入っていたため、大爆発を食らったモンスターが、ついに力尽きる……というシーンまでが披露された。
 前作を上回るスケールの大きなプレイデモに、期待が高まる!

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■『Ryse』 (開発元: Crytek、発売元:マイクロソフト)

 カンファレンスで新発表されたタイトル。人気シューティングゲーム『Crysis』シリーズを手がけるCrytekスタジオによる、Kinect専用のアクションゲームのようだ。
 今回披露されたのはトレーラーのみ。とはいえ、ローマ時代を舞台にした映像に加えて、Kinectを利用したゲームプレイの模様も見ることができた。盾で防いだり、剣で斬ったりといったアクションに加えて、頭突き、蹴り、ナイフ投げといったアクションも、Kinectによる操作でくり出すことができる模様。かなり本格的なアクションゲームになるようだ。

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■『Halo: Combat Evolved Anniversary』 (開発元:343 Industries、Saber Interactive Inc.、Certain Affinity Inc. / 発売元:マイクロソフト)

 マイクロソフト屈指の人気シリーズ1作目『Halo(ヘイロー)』10周年を記念して制作された“アニバーサリー”作品が映像にて紹介。『Halo(ヘイロー)』をリマスターし、Xbox LIVE による協力プレイや新たなチャレンジ、新たに明かされる物語など、数々の新機能が追加されている。北米では2011年11月15日発売。この11月15日というのは1作目『Halo(ヘイロー)』が北米で発売されたのと同じ日にちだ。こちら日本発売も決定しており、2011年発売予定となっている。

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■『フォルツァ モータースポーツ4』 (開発元:Turn 10、発売元:Microsoft Studios)

 マイクロソフト屈指のレーシングシミュレーター『フォルツァ モータースポーツ』シリーズの最新作。リードゲームデザイナーであるTurn 10のダン・グリーンウォルト氏が登壇し、「自動車エンターテインメントの未来を、この画期的な『フォルツァ モータースポーツ4』で変えていきます。カジュアルゲーマーはレースで遊び、プロを目指す人は業界を学びます」と含みのある発言をした。本作はKinectにも対応しており、映像を観る限りでは16人のマルチプレイに対応しているようだ。本作は北米では2011年10月11日発売予定。国内での発売も決定しており、2011年10月13日となっている。

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■『Fable: The Journey』 (開発元:ライオンヘッドスタジオ、発売元:マイクロソフト)

 自由度の高さが魅力の、RPG『Fable(フェイブル)』シリーズの最新作。『Fable III(フェイブルIII)』 から 5年後を舞台に物語は展開。『Fable III(フェイブルIII)』 で登場したミステリアスな予言者テレサを味方に、アルビオンの人々の命を奪おうとする邪悪な敵に立ち向かうというストーリー。「プレイヤーの皆さんをアルビオンの世界に引き込むにはどうすればいいのか?どうすれば従来の100倍関与してもらえるのか……」というピーター・モリニュー氏の答えがKinectへの対応。デモでは馬車を操作したり、腕を前に突き出すことで魔法攻撃をしたりといった操作方法が確認できた。北米では2012年発売の本作。日本における発売日は未定だ。

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■『Minecraft』 (開発元:Mojang、発売元:マイクロソフト)

 インディーズゲームとして発売され、人気を博した『Minecraft』がKinect対応ゲームとして登場。北米では今冬発売で、まったく新しいゲームとして生まれ変わるとのこと。本作は、PCとXbox 360の両方でプレイ可能なクロスプラットフォーム対応ゲームとなる。

■『Kinect: Disneyland Adventures』 (開発元:Frontier Developments Ltd.、発売元:マイクロソフト)

 「世界最大のエンターテインメントがKinectで創造されます!」とマイクロソフトゲームスタジオのフィル・スペンサー氏より誇らしげに紹介されたのが、ディズニー・インタラクティブ・スタジオとの独占コラボ。『Kinect: Disneyland Adventures』では、ディズニーランドを再現し、まさにディズニーワールドにひたれるようになっている。本作では、ディズニーランドのアトラクションにゲーム性を加味したミニゲーム集といった趣きのようで、デモでは、“ピーター・パンの冒険”や“不思議の国のアリス”などのアトラクションが紹介されていた。北米ではホリデーシーズン発売予定、国内では2011年発売予定となっている。

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■『Kinect Star Wars』 (開発元 : LucasArts, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd.、Terminal Reality、Microsoft Studios、発売元 : マイクロソフト)

 言わずと知れた人気映画を題材にしたアクションゲーム。日本では2011年発売予定。
 映画のおなじみのシーンを彷彿とさせるシーンが満載のトレーラーが披露された後、プレイデモでは、プレイヤー自身がジェダイの騎士となり、ライトセーバーやフォースを駆使しながら戦う様子が披露された。ライトセーバーを振るう動作だけでなく、キックやジャンプ、前のめりになるジェスチャーで前方へのホバーダッシュ、と多彩なアクションを見せたほか、フォースで大きな戦闘艇を持ち上げたり(両手を使ったジェスチャー)、ライトセーバーを激しく振るって敵の弾をはじき飛ばしたり、といった様子も見ることができた。

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■『Sesame Street: Once Upon a Monster』 (開発元 : Double Fine Productions、Warner Bros.、Interactive Entertainment)

 人気テレビ番組を題材にした、Kinect専用タイトル。
 プレイデモでは、エルモとクッキーモンスターを操作して、指示通りにダンスしたり、虫を捕まえたりといったミニゲームをプレイする様子が披露された。

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■『Kinect Fun Labs』(提供:マイクロソフト)

 Xbox Liveダッシュボードに標準搭載となる、Kinectを利用した新たなサービス群で、なんと本日(現地時間2011年6月6日)より公開された。現状、『Kinect Me』、『Bobble Head』、『Build A Buddy』、『Kinect Googly Eyes』の4つのガジェットが利用可能で、2011年7月から『Avatar Kinect』と『Kinect Sparkler』が利用可能になるという。
 この日のデモでは、以下の3つが披露された。

・『Kinect me
自分そっくりのアバターが簡単につくれるガジェット。まず、バストアップを撮影した後、洋服を撮影。すると、これだけであっという間にアバターが作成された。再現度はなかなかのもので、会場からは歓声があがっていた

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・『Kinect Sparkler
指のトラッキング機能を利用して、撮影した画像に直接線などを描き、オリジナルの3Dアートを作成するガジェット。

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・『Kinect Googly Eyes
物を撮影して取り込み、デジタル化して再現するガジェット。デモでは、ぬいぐるみの正面と背中側から1回ずつキャプチャーしただけで、CGで再現された実物とそっくりのぬいぐるみが画面上に出現! 解説によれば、スケートボードや車など、好きな物をデジタル化して楽しむことができるそうだ。

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■『Kinect スポーツ: シーズン 2』 (開発元:Rare、Big Park、発売元:マイクロソフト)

 『Kinect スポーツ』の続編。野球、ゴルフ、テニス、スキー、アメリカンフットボール、ダーツの新たな 6 つのスポーツで、より全身を使ったアクションを誰でも簡単に楽しむことができる。デモでは、ゴルフとアメリカンフットボールが披露。アメリカンフットボールでは、プレイヤーがクォーターバックとなって音声認識で指示を出し、パスを出す……といったプレイが紹介された。こちら日本での発売は2011年となっている。

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■『Dance Central 2』 (開発元: Harmonix Music Systems Inc.、発売元:マイクロソフト)

 世界中で大ヒットを記録したKinect ダンスゲームの続編。“パフォーマンス モード”ではシリーズ初となる複数同時プレイにも対応。“ダンスバトル モード”ではフロアの支配権を競い、友だちとバトルに挑むことも可能になった。Usher、Rihanna、La Roux、Nicki Minaj、Montell Jordanなど、多くの豪華アーティストの楽曲を収録。『1』の楽曲をインポートすることも可能で、これで踊れる楽曲は全部で100曲以上になるとのことだ。
国内発売は2011年となっている。

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■『Halo 4』 (開発元:343 Industries、発売元:マイクロソフト)

 ついに新三部作が始動! 公開されたトレーラーでは、復活したマスターチーフが描かれている。日米ともに2012年発売予定だ(※関連記事はこちら

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 ドン・マトリック氏は、「Kinectがゲームを変え、リビングルームのエンターテインメントを変えました。Xbox 360が記録的な年を更新する体制ができました。北米ナンバーワンから世界ナンバーワンを目指します!」と高らかに宣言したのが印象的だった。

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