”Wizardry30周年記念イベント”開催! 『Wizardry Online』の詳細も公開!

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ゲームポットは2011年5月21日、東京・お台場で”Wizardry30周年記念トークイベント”並びに、新規PC用オンラインゲームタイトル”Wizardry Online”の発表会を開催した。錚々たるクリエーターが顔を揃えたイベントの模様をリポートしよう。

●歴史的名作の記念イベントならではの豪華な内容に

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 ゲームポットは2011年5月21日、東京・お台場で”Wizardry30周年記念トークイベント”並びに、新規PC用オンラインゲームタイトル”Wizardry Online”の発表会を開催した。
 ゲーム史に輝く名作のメモリアルイベントとあって、出演陣は非常に豪華。ファミコン版『ウィザードリィ』を手がけた遠藤雅伸氏や、プレイステーション3用ソフト『Wizardry 囚われし魂の迷宮』で楽曲を提供した伊藤賢治氏など錚々たる顔ぶれが揃った。

●”イトケン”がみずからテーマ曲を演奏!

 イベントは、伊藤賢治氏、土屋玲子氏による”Wizardry Renaissance”のテーマソング『memento mori』生演奏からスタート。情感たっぷりの演奏で、観衆を魅了した。
 ちなみに”Wizardry Renaissance”とは、”コンピュータRPGが我々に与えてくれた緊張感、高揚、悲壮感を現在の技術でよみがえらせる”ことをコンセプトにした、『ウィザードリィ』復権プロジェクトのこと。プレイステーション3の『ウィザードリィ 囚れし魂の迷宮』や、ニンテンドーDSの『ウィザードリィ 〜忘却の遺産〜』など、数々の秀作を輩出している。

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▲『ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説』、『ロマンシング サ・ガ』シリーズ等の楽曲で知られる伊藤賢治氏。情熱的な演奏を披露した。

▲バイオリン、二胡奏者として著名な土屋玲子氏。 自らの演奏活動の傍ら、サポートメンバーとして、絢香やCHEMISTRYなど多くのアーティストのレコーディングやツアーにも参加している。

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▲伊藤氏は、「ファミコン版『ウィザードリィ』は、大好きな羽田健太郎さんが音楽を担当されていて、すごく勉強させてもらった作品」と、『ウィザードリィ』への思い入れを語った。

●大物クリエーターたちが『ウィザードリィ』を語る!

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 生演奏会の終了後は、『ウィザードリィ』との関わりが深いゲーム業界人が登場し、『ウィザードリィ』の魅力について語り合うカンファレンスが行われた。出演者は、以下の顔ぶれ。司会は、ゲームポットのWizardry総合プロデューサーである岩原ケイシ氏がつとめた。

◆Wizardryカンファレンス出演者
■遠藤雅伸氏(株式会社モバイル&ゲームスタジオ 取締役会長)
■中村光一氏(株式会社チュンソフト 代表取締役社長)
■山岡晃氏(株式会社グラスホッパー・マニファクチュア 音楽/プロデューサー)
■田村純一郎氏(会社アクワイア プロデューサー)
■忍者増田氏(フリーライター)

 『ウィザードリィ』との関わりが深いメンバーが揃っただけに、カンファレンスでは”ロスト(蘇生に失敗してキャラクターが消滅してしまうこと)”の魅力など、ディープなトークがくり広げられ、会場に訪れた『ウィザードリィ』ファンを喜ばせていた。

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▲ファミコン版『ウィザードリィ』制作時の秘話として、『ウィザードリィ』の生みの親であるロバート・ウッドヘッド氏には「ファミコンでは無理」と言われたというエピソードを披露してくれた遠藤氏。「でも、ファミコン版がいちばんおもしろいでしょう?」とのこと。

▲「『ウィザードリィ』を初めてプレイしたのは、堀井雄二さんとファミコンの『ポートピア連続殺人事件』を作っていたころ。堀井さんと、これが終わったらRPGを作ろうね、ってよく話していたのを覚えています」と中村氏。

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▲「『ウィザードリィ』には人生のすべてがある」と話す山岡氏。「『Wizardry Online』には、どんどんロストしまくる仕様になってほしい」と、熱心な『ウィザードリィ』ファンらしく希望を語っていた。

▲『ウィザードリィ 囚れし魂の迷宮』などの作品を手がけている田村氏。「PlayStation Networkの障害で、皆さんにダウンロードしていただけないのはちょっと困っています」と冗談めかして語っていた。

▲ライターらしい視点で『ウィザードリィ』の魅力を分析した忍者増田氏。「正当派もいいけど、ちょっと変わった『ウィズ』にも期待したいです」と話した。

●キャッチフレーズは”難攻不落のRPG”!

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 続いてイベントは、『Wizardry Online』発表会に移行した。まずティザームービーが上映されたのち、岩原プロデューサーが再び登場。『Wizardry Online』の概要を詳しく解説していった。岩原氏は、昨今のカジュアルゲームのトレンドの逆をいき、”難攻不落のRPG”というキャッチフレーズを掲げ、手強いゲームとして制作していることを宣言。本作の3つの魅力として”迷宮”、”高難易度”、”生と死”を挙げ、『ウィザードリィ』シリーズのテイストを損なわずに新しい作品を作り上げていることを強調した。

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▲本作のプロモーションビデオは、ロックバンド”DIR EN GREY”とのコラボにより制作されている。山岡晃氏も制作に参加しているとのこと。

●『ウィザードリィ』らしい迷宮探索型ゲーム

 ゲームの流れは、従来の『ウィザードリィ』シリーズと同様、街で準備を整えてダンジョンに挑み、敵と戦ったり、アイテムを持ち帰る、というものになる。もちろん、オンラインゲームならではのストーリーミッションやクエストなども用意されるとのこと。また、街ではMMORPG的に大人数が同時に存在する形になるが、ダンジョンにはMO的にパーティーを組んで挑む形になる。ただし、ダンジョンによっては数十人のパーティーで入れるものもあるという。本作におけるダンジョンは、1フロアが相当な広さのものになり、トラップやリドル(謎かけ)が随所に配置されているうえに、別の場所でスイッチを押さないと通れない場所や、ほかのダンジョンで特定の行動をとっておかないと進めない道、などの仕掛けもあるとのことで、かなり手強いものになるようだ。
 戦闘にはアクション要素があるが、剣を振る、盾をかまえる、というレベルの簡単なもので、それほど高度なアクションを要求されるわけではないとのこと。ただし、アクションの一環として”一目散に逃げる”といった行動が必要になるほど、強力な敵もいるようだ。

●”ロスト”アリ! かつてない難度のオンラインRPGに!?

 そして、カンファレンスでも話題の中心になっていた”ロスト”は、本作でも存在することが明言された。オンラインRPGでは、かなりの長時間をかけてキャラクターを育成するジャンルなだけに、”手塩にかけたキャラクターが消滅する”というのはタブーのようにも思えるが、岩原プロデューサーは「あえてそこに挑戦した」とのこと。即死級の攻撃をしてくる罠や敵、そしてPK(プレイヤーキラー)もアリ、というとことんきびしい仕様になるようで、挑戦するプレイヤーはかなりの覚悟をもって遊ぶ必要がありそうだ。
  なお、まだ詳細は未定だが、本作は基本無料、アイテム課金のシステムで運営されるとのこと。また、制作、運営ともに国内の開発チームが行い、世界に発信していく体制をとることも明かされた。

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●クローズドβテストは現在参加者募集中!

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 最後に、ゲームポット代表取締役社長の植田修平氏が登場し、「『Wizardry Online』は、緊張感あふれるおもしろいゲームになっていて、我々にとっても自信作です。ぜひ、多くの方に楽しんでいただきたいと思います。また、ゲームポットは10周年となります。今後も、より楽しいオンラインゲームを提供してきます」と挨拶し、イベントは閉幕となった。
 なお既報の通り、『Wizardry Online』は本日(2011年5月21日)よりクローズドβテストの募集受付を開始している。いち早く、この”難攻不落のRPG”に挑戦してみたい人は、ぜひ参加してみてほしい。

(C)Gamepot Inc. “Wizardry(R)” is a registered trademark of IPM Inc. All rights reserved.
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