『ソウルキャリバーV』はよりスピーディーに進化する【Level Up Dubai 2011】

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“Level Up Dubai 2011”でサプライス発表されたシリーズ最新作『ソウルキャリバーV』。ここでは、夛湖プロデューサーによるプレゼンをもとに、現時点で判明している同作の詳細に迫る。

●オンラインではコミュニティーを促進する要素も予定

 2011年5月11日〜13日(現地時間)の3日間、中東の都市ドバイにて、バンダイナムコゲームスによるプライベートイベント“Level Up Dubai 2011”が開催された。イベントは、欧州を中心とした世界中のマスコミを招いて行われ、数多くの新作の発表が相次いだ。ここでは、その模様をリポートする。

 “Level Up Dubai 2011”でもっとも大きな反響を呼んだアナウンスのひとつは、『ソウルキャリバーV』の発表だろう。2008年にリリースされた『ソウルキャリバーIV』 以来のナンバリングタイトルとなる本作だが、“Level Up Dubai 2011”で行われた各タイトルのプレゼンテーションでは、プロデューサーを務める夛湖氏が改めて同作を説明してくれた。

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 『ソウルキャリバーV』の舞台となるのは前作から17年後。主人公は凛々しい表情が印象的なパトロクロス。まず、夛湖氏が言及したのが、「物語では17年が経過していますが、みなさんの中には17年も経つと昔のキャラと総入れ替えになってしまうという危惧を感じる方もいるかもしれません」という点。それに対して夛湖氏は、『ソウルキャリバーV』では、17年分の歳を取ったキャラと、新キャラがそれぞれ出ると説明。シリーズから登場するキャラの一例として、17歳分歳をとったジークフリードのビジュアルを紹介した。落ち着いた風貌のジークフリートだが、『ソウルキャリバーV』では、ジークフリートは“ソウルキャリバー”の使い手ではなくて、“ひとりの男”として参加するとのこと。気になる、どのキャラが前作から引き続き登場するかについては、「ユーザーコミュニティーによる皆さんの意見を参考にしつつ、ユーザーの皆さんが話題にしているキャラを残したほうがいいのかなと思っています」と夛湖氏。さらには、「ただし、プロジェクトの方向性からすれば、世界観のキーとなるキャラと独特の世界観を持つキャラ、それが最終的には残らないといけないと思っています」(夛湖氏)と教えてくれた。どのシリーズキャラが継続して登場するか、ファンからすれば気になるところだろう。

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▲本作の主人公パトロクロス(左)と前作から17年経ったジークフリート(右)。

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 また、“ソウルキャリバー”と“ソウルエッジ”に関しては、ロングソードではなくてショートソードとなることも明らかに。「新しいソードの持ち主は誰なのか? それがストーリーで明かされます。17年後の新しい“ソウルキャリバー”の物語を作っていこうというのが本作です」(夛湖氏)とのことだ。

 発表されたばかりということもあり、あまり多くは語られなかった『ソウルキャリバーV』だが、夛湖氏の口からはゲーム内容に踏み込んだ説明も。それは前作までと比較してのゲームスピードの違いだ。『ソウルキャリバー』シリーズのコンセプトは“ファースター”であり、“シャーパー”であり、“モアエレガント”であると位置づけているという夛湖氏だが、『IV』 は、たとえば剣を振り下ろしたあとは若干ウエイトタイムがあり、それが少し古めかしい感じだったという。それをスピーディーに動かすのが『V』で目指しているところだと夛湖氏は言うのだ。「キャラが軽く動かせて、扱いやすくなっています。流れるようにコンボが組めるようになっています」と夛湖氏。

 その一方で、シリーズの魅力である“モアエレガント”の部分はしっかり保障されているという。リアルな動きでエレガントを保障してきた部分は守りつつ、スピードを増しているのだとか。「では、アスタロスのような重いキャラが登場したとして動きはどうなるのか?」との記者団からの質問には、「従来のシリーズではリアルな演出のために、攻撃に入るときの貯めがとても長かった。その貯めを短くしたり、攻撃のあとの無防備な状態を長くすることで重さを表現しようと思っています」(夛湖氏)という。スピード感を出しつつ“重さ”も表現するという、ある意味矛盾した課題に対しても、『ソウルキャリバーV』では解決策をしっかりと見つけているようだ。

 加えて、「“ファースト”と“シャープ”は通信プレイ時も保っているのが前作との違いです」と夛湖氏。格闘ゲームにおいては、通信機能が重いとゲームとして成り立たなくなってしまう。『ソウルキャリバーV』ではそのへんも考えられているようで、快適なマルチプレイを実現しているとのことだ。オンラインでは、夛湖氏の口からさらに興味深いコメントも。「コミュニティーを促進するような要素を取り入れて、通信をおもしろくしようと思っています」(夛湖氏)というのだ。『IV』では、対戦相手を探して戦うという、ある意味簡単な通信対戦モードだったが、『V』 ではその中にいるだけで遊べるような要素にしようと思っているのだという。

 プレゼンの最後に夛湖氏は、「いちばん多い質問として、ゲストキャラと“キャラクタークリエーションモード”がどうなるのか? というのがありましたが、両方とも『V』 に搭載します」と明言。ただし、中身がどうなるかの詳細についてはまた改めての機会となった。武器対戦格闘ゲームの雄『ソウルキャリバーV』 がどのような進化を遂げるのか……続報を心待ちにしたい。

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▲質疑応答では『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』を受けて、『ソウルキャリバー』も映画化してみたいか?との質問に対して夛湖氏は、「『ソウルキャリバー』は格闘ゲームの作品の中でも、ストーリーを重視しているタイトル。私個人の考えかたとしては、チャンスがあれば映像化してみたいです」とのことだ。

[Level Up Dubai 2011関連記事]
※『ソウルキャリバーV』や『エースコンバット3D』などの新タイトルが発表
※『ソウルキャリバーV』など、バンダイナムコゲームス最新作のPVを一挙紹介
※バンダイナムコゲームス怒涛の最新画面写真が到着!

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