『エースコンバット アサルト・ホライゾン』には「空に関わる戦いはすべて入っている」【Level Up Dubai 2011】

ゲーム プレイステーション3 Xbox 360
バンダイナムコゲームスによるプライベートイベント“Level Up Dubai 2011”で『エースコンバット アサルト・ホライゾン』のプレゼンが実施。同作の新たなる要素に迫る。

●ドバイのマップなどを披露

 2011年5月11日〜13日(現地時間)の3日間、中東の都市ドバイにて、バンダイナムコゲームスによるプライベートイベント“Level Up Dubai 2011”が開催された。イベントは、欧州を中心とした世界中のマスコミを招いて行われ、数多くの新作の発表が相次いだ。ここでは、その模様をリポートする。

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 北米では2011年10月11日に、ヨーロッパでは2011年10月14日に、それぞれリリースされることがアナウンスされた『エースコンバット アサルト・ホライゾン』(国内における発売日は未定)。プロデューサー&エグゼクティブディレクターを務める河野一聡氏が、まずは個別タイトルのプレゼンで披露してくれたのは、イベントの舞台ともなったドバイの新マップ。「せっかくなので観光します(笑)」と言って河野氏が見せてくれたドバイの街並みは、世界一のビルであるブルジュ・ハリファから、ドバイの名物である人口島まで、「まさにドバイはこうあるべし」と思わせるほどのリアリティー溢れるもの。ドバイをマップに採用した経緯については、「ビジュアルイメージがおもしろいので、採用はすぐに決まりました」(河野)とのこと。スタッフ内で少しもめたのは、攻撃するか守るか。最終的には爆撃機が襲ってくるのをなぎ倒していくミッションになったという。

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 おつぎに河野氏がデモプレイを披露してくれたのは、本作からの新要素となる“エアストライクモード”。「遠距離と近距離を使いわける自由度を確保している」(河野)という『エースコンバット アサルト・ホライゾン』では、接近戦を楽しむための“クロスレンジアサルト”を採用している。そのためのシステムが、“ドッグファイトモード”と“エアストライクモード”で、すでに発表済みの“ドッグファイトモード”は1対1の空中戦の醍醐味を楽しめるシステム。一方で、今回発表された“エアストライクモード”は、いわば地上戦。プレイ中に最適なアプローチラインが出現して、迫力のある地上戦が楽しめるのだ。もちろん、“エアストライクモード”は使っても使わなくてもオーケー。「従来型の拠点などをつぶしていくという楽しみかたも可能で、ふたつを使い分けて攻略していくことが本作の醍醐味です」と、自由度の高さを河野氏は語る。さらには、本邦初公開となる戦闘ヘリのデモなども披露された。「低空でダイナミックな戦いかたができるのがヘリの特徴ですね」(河野氏)とのことだ。

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▲新システムとなる““エアストライクモード”。

 質疑応答では、さらに興味深い『エースコンバット アサルト・ホライゾン』に関するお話を聞くことができた。まず、ゲームプレイに関しては、ミッションは17〜8用意されており、プレイ時間は現在調整中なので何とも言えないとのこと。さらに、ストーリーは基本一本道ながら、ドラマティックに演出することを重視しているのだという。さらに、「ひとつだけ注意しているのは、遊びは自由度が高いということです。そこを重視しながら作っています」(河野氏)とのこと。

 また、本作では、実在の都市が舞台となっているが、その理由としていちばん大きいのは、“共通言語”ができるからとのこと。たしかに架空の都市を設定するよりも、実在の都市を舞台にしたほうがプレイヤーのイメージは結びやすい。加えて河野氏は、「ゲームのトレンドを感じていて、いまはこの時期なのかなと」と興味深い発言。「そういう意味では、日本がどこまで世界と戦えるか、試してみたかった」(河野氏)のだという。

 さらに踏み込んで、「実在の都市を採用することのメリットとデメリットは?」との質問には、「デメリットはとにかくややこしいことが多いです(笑)」と河野氏。本物の都市を使う以上は、ストーリーにもさらなるリアリティーが要求される。そのため都市を作るときは、ストーリーにリアリティーがちゃんと生じるかどうか、詳細な調査をして選択したのだという。一方のメリットは、さきほど触れた“共通言語”。たとえば、「ここはドバイだ!」といったような共通認識を持つことで、ユーザーは世界観のイメージをふくらませやすい。共通の土台があることで、「シリーズでいままで弱いと言われていたストーリーテリングが補強されるのではないかと思います」と河野氏。「演出やストーリーテリングは『エース』チームが手がけているので、『エース』のよさは活きていますよ」と河野氏は太鼓判を押す。

 ちなみに、マップの選択基準については、ふたつの方向性があり、それは、「設定上、ストーリーの舞台と成り得るかと、ビジュアル的におもしろいものに成り得るか」(河野氏)とのこと。たとえば、今回お披露目されたドバイなどは、ビジュアル的におもしろいという方向性からアプローチされたものには違いないが、「ちゃんと戦場になる必然性がリアリティーを持って描きうるか」も大きな要素になる。そのため、マップとしてはおもしろいが、戦争のストーリーを作りようがないという理由で、日本などは舞台から外したのだという。河野氏が入れたかったという、雄大な自然地形などもいかにストーリーにマッチさせるかで苦慮するところだ。「雄大な自然地形を入れたかったのですが、そこで戦える戦闘機がなかったんです」とは河野氏。それでもグランドキャニオンなどは、うまく盛り込んだ例とのことだ。

 そして質疑応答の話題は、“Level Up Dubai 2011”で公開された最新PVに登場したライバルキャラのマルコフに。「彼の性格は?」との質問に対しては、性格はかなり凶暴で、シリーズキャラの中では“敵性”が強いあからさまなキャラとのこと。河野氏はマルコフ役を演じる役者の演技を見てきたが、相当迫力があったのだとか。さらに、「マルコフはほかの機体に乗ることがあるのか?」との鋭い質問には、河野氏は明言を避けつつも、「皆さんの期待に応えます!」とひと言。「ロシアの戦闘機の魅力を十分に出してくれます」(河野氏)とのことだ。

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▲ライバルとなるマルコフと彼が乗る機体。主人公とはどのような激しい戦いが展開される?

 「まだお見せしていないものにガンシップなどがありますが、空に関わる戦いは全部本作に入っていると思って間違いないです」と力強く断言する河野氏。2011年6月に開催されるE3ではストーリーなどを紹介するとのことで、まだまだ隠された要素も多そうだ。『エースコンバット アサルト・ホライゾン』の全貌はどのようなものになるのか。発売までしばらくワクワクする日々が続きそうだ。

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▲オンラインに関しては、「『エースコンバット アサルト・ホライゾン』は想像がつかなくてコミュニケーションが広がりにくい。そこを盛り上げていく仕組みを考えています」(河野氏)とのこと。どのような内容になるのか?

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[Level Up Dubai 2011関連記事]
※『ソウルキャリバーV』や『エースコンバット3D』などの新タイトルが発表
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