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国境を越えてアニソンファンが熱狂!“アニサマ in Shanghai-Only One-”

アニメ
アニメファンの夏の風物詩“Animelo Summer Live”の海外公演“アニサマ in Shanghai-Only One-”が、2011年2月19日、遂に上海で開催された。

●国境も文化も越えて、アニソンでひとつに!!

 アニメファンにとって、いまや“夏の風物詩”としておなじみ、日本が世界に誇るアニソン・シンガーたちが一堂に会する音楽フェスティバル、“Animelo Summer Live”(以下、アニサマ)の海外公演“アニサマ in Shanghai-Only One-”が、2011年2月19日、遂に上海で開催された。2011年で7回目の開催を数える“アニサマ”は、いまや海外でも高い知名度を誇るフェス・ブランドとなっている。そんな“アニサマ”の初海外開催とあって、開演前から約8000人が集結した会場は熱気と期待感に包まれていた。

 イベントは、日本の伝統芸能である太鼓の激しい演舞からスタート。その太鼓とコラボレーションする形で、現在のアニソンを象徴するスーパー・ボーカル・グループ、JAM Projectが『VICTORY』を熱唱する。会場は一気に沸騰したような熱気に包まれると、JAMのリーダー影山ヒロノブによる『聖闘士神話(ソルジャードリーム)』へ。すると、会場はいきなり大合唱となった。

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 つぎは女性アニソン・シンガーの新星、飛蘭の登場だ。小柄な体ながら、激しく情熱的なボーカルを披露。オーディエンスが圧倒されているのが分かるほどのパフォーマンスを見せると、続く石田燿子は往年の名曲『乙女のポリシー』で会場を柔らかく包み込む。きただにひろしはおなじみ『ONE PIECE』の主題歌『ウィーアー!』でオーディエンスをひとつに纏め上げると、続く福山芳樹は『真赤な誓い』で絶唱を轟かせた。Kimeruは海外で高い人気を誇るアニメ『テニスの王子様』の主題歌を熱唱し、会場を黄色い声援で包み込む。そして今回、驚くほど大きな歓声を生み出していたのが、初音ミクである。日本が生んだ超人気ヴャーチャル・アイドルに、オーディエンスは完全に“みっくみく”にされてしまったようだ。

 続いて登場したのは、超人気声優陣で結成された“おれパラ”。岩田光央、小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎による『おれパラップ』で絶妙な一体感を見せると、続けて森久保祥太郎のワイルドな魅力が迸るソロパートへ。小野大輔は清涼感溢れるセクシーなパフォーマンスでダンス、ラップを披露。会場は「小野D」の声援が飛び交うほど、圧倒的な人気を誇っていた。鈴村健一はエレクトロポップ・サウンドに乗せて、満面の笑みを上海のファンにお届け。岩田光央はパンキッシュなパフォーマンスでオーディエンスを沸かせつつ、MCでは温かく迎え入れてくれた上海のファンに感謝の気持ちを伝えていた。改めて、上海での男性声優人気のすごさを目の当たりにさせられるひと幕となった。おれパラとオーディエンスによる、言葉を超えてくり返されるコール&レスポンスは、とくに印象的な光景として目に焼きついている。

 15分の休憩を挟み登場したALI PROJECTは、おなじみのドラァグクイーンを引き連れ、デカンダスを極めたステージングを披露。背徳感に満ちた映像と相まって、その衝撃度はかなりのものである。上海のアニソンファンは初めての経験に胸を躍らせていたようだ。

 続いて登場したのは栗林みな実。『Precious Memories』や『Shining☆Days』など、上海でも知名度の高いアニソン・アンセムを畳み掛けると、“アニサマ”恒例のコラボレーションへ。栗林はステージ上に奥井雅美を招き入れると、代表曲『翼はPleasure line』をふたりで熱唱。会場は揺れるような盛り上がりを見せる。そしてさらに、飛蘭、石田燿子を招き入れ、全世界でいまもっとも愛されているアニソンのひとつである『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』を披露。パワフルな四声の上に、会場から大合唱が覆うように被さる。国境、言語を超えて、アニソンを媒介に文化が溶け合った瞬間だった。

 続いては、奥井雅美が自身の代表曲『輪舞-revolution』をコールすると、巨大な歓声と熱気に包まれる。堂々と貫禄のパフォーマンスを見せ付けると、アニソン界の勇者王こと遠藤正明による『勇者王誕生』だ。熱唱を超えた“爆唱”で会場全体揺らしまくり、コール&レスポンスでオーディエンスを圧倒しまくる。喉を枯らすほどの絶叫で応えるオーディエンスに間髪を与えず、続いて影山ヒロノブは数ある代表曲の中でも、もっとも世界中で愛されている名曲『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を叩き込んだ。

 そこへ、「俺の歌を聴けー!」の掛け声とともにステージに躍り出たのは、熱気バサラこと福山芳樹。そして「私の歌を聴けー!」で登場したのは、上海のアニソンファンお待ちかねの歌姫、シェリル=ノームことMay’nである。ふたりはおなじみの名曲『突撃ラブハート』をデュエットで歌い上げた。日本にいるのかと錯覚するほどにMay’nコールに溢れかえる中で披露された『ダイアモンド クレバス』では、オーディエンスの歓声が歌声に変わり、気が付けば大合唱に。壮大なサウンド、メロディーと相まって、涙を誘うほどに感動的な光景となった。流暢な中国語でMCをこなし、ステージ上を縦横無尽に駆け回るMay’nの姿は、アニソンの未来を強く感じさせてくれた。

 そして最後は、やはりこの5人の登場である。アニソンの象徴、JAM Projectだ。『TRANSFORMERS EVO. 』、『レスキューファイヤー』では灼熱のコール&レスポンスへ。塊のようにぶつかってくるJAMの歌声を打ち返すように、オーディエンスも全力で大合唱へ。JAMの5人は中国語でMCをつないでいくと、上海万博のテーマソングにもなった『Only One』を中国語で披露。そしてフィナーレは、『GONG〜SKILL』の重厚なメドレー。JAMとアニソンファン、お互いがすべてのエネルギー、そして想いをぶつけ合う。これぞコミュニケーションとも言うべき光景が、そこにはあった。恒例の「MOTTO! MOTTO!」のコール&レスポンスでは、出演者全員をステージに呼び入れ、よりダイナミックさを増大させた。爆発的なテンションで、最後の最後まで盛り上げ続けたJAMと出演者たちの勇姿は、中国のアニソンファンの目にしっかりと焼きついたことだろう。

 暗転後も鳴り止まないアンコールに応え、再びステージ上に集まるアニサマ出演者たち。ひとりひとりが上海のオーディエンスに感謝を述べる中で、影山ヒロノブは「アニソンの力で、中国と日本がもっと仲よくなれるように」というメッセージを発信した。アンコール最後の1曲は、日本語で歌われた『Only One』。国境を越えて、言語を越えて、価値観を超えて、お互いを認め合い、尊重しあう世界が来ることを願おう。そんな想いが込められたこの曲を、会場にいる皆で大合唱したのは、あまりにも感動的な光景だった。

 出演者による中国語のMCと、オーディエンスによる日本語アニソンの大合唱。お互いの文化を尊重しあう理想的なムードは、日本を代表するオリジナルな音楽文化であるアニソンと、そのアニソンシーンを支えてきたアニサマを媒介にして行われていた。これからも、アニサマの海外公演には大いに期待したいと思う。

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(取材・文章:アニサマ上海実行委員会)

(C)アニサマ上海実行委員会

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