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発売直前! 『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』の情報を総括
ゲーム PSP●『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』の気になる情報を総まとめ
『ファイナルファンタジー』(以下、『FF』)誕生20周年記念作品として制作が発表され、2008年12月18日に発売された『ディシディア FF』。『FF』シリーズの主人公やライバルたちが、1対1の戦いをくり広げる夢のタイトルとして90万本以上を出荷し、翌年には海外版をベースに調整を施した『ディシディア FF ユニバーサルチューニング』がリリースされた。
そして2011年3月3日、続編としてパワーアップした『ディシディア デュオデシム FF』(以下、『DDFF』)が発売される。ファミ通.comでは、本作の情報を総括。『DDFF』を購入するかどうか迷っている人や、どんな新要素があるかをまとめて知りたい人は必見。
なお、バトルディレクターの鯨岡武生氏のインタビューも近日公開予定。各キャラクターの性能が気になる人は、そちらの記事をお待ちいただきたい。
▲舞台は、秩序の神コスモスと混沌の神カオスが争っている世界。登場人物たちは2柱の神に召喚され、それぞれの陣営に分かれて戦いをくり広げる。ちなみに、前作に登場したキャラクターは、本作でも全員参戦。さらに、新たなキャラクターも多数追加されている。 |
▲新たに参戦することが判明しているのは、ライトニング、ヴァン、ラグナ、ユウナ、カイン、ティファ、プリッシュ、ギルガメッシュの8人。プリッシュとギルガメッシュは、ある条件を満たすと操作可能になる。なお、このほかにも、圧倒的なパワーを誇るキャラクターがいるようだ。 |
■データの引き継ぎについて
『DDFF』では、前作や『ユニバーサルチューニング』のセーブデータを引き継げる。引き継ぎかたは、“強くてニューゲーム”と“レベルリセット”の2通り。前者は、キャラクターレベル、アビリティ、アクセサリスロット、AP、プレイヤーアイコン、一部のPPカタログを引き継ぐ。後者は、レベルとアビリティ、APは引き継がないが、アクセサリスロット以下の要素は引き継ぐ。また、データ引き継ぎを行うと、特典としてエリクサーなどのアクセサリも手に入る。セーブデータがある人は、ぜひ引き継ぎを行おう。
▲PlayStation Storeでダウンロードできる先行配信版(価格は300円[税込])をプレイした人は、アシストキャラのエアリスが使用可能になるほか、手に入れたアクセサリを引き継げる。そのうち、“チョコボの香水”は、本作を始めた後でもメニューから引き継ぐことができる。“スラムに咲く花”は、『DDFF』プレイ開始時のみ引き継ぎ可能だ。 |
■『DDFF』にはいろいろなモードが存在
『DDFF』のタイトル画面では、“NEW GAME”、“LOAD GAME”、“EXTRA”を選択可能。NEW GAMEを選択すると、プレイヤー名の入力やセーブデータの引き継ぎなどを経て、オープニングムービーが流れる。ちなみに、その後のチュートリアルバトルでは、『ディシディア』経験者かどうかを聞かれる。前作をプレイした人は、腕に自信がなくても「極めた!」つもりで回答を選んでみよう。
また、セーブデータを作成した後は、メインメニューからストーリーモードやバトルモード、通信モードなど6つのモードを選択できる。まずは、新キャラクターを操作して進むストーリーモードを遊んでみるといいだろう。
【モード一覧】
ストーリーモード:ワールドマップ上を移動し、ダンジョンを攻略しながら物語を進めていくモード。詳細は後述。
バトルモード:1対1、あるいはパーティーでの団体戦が行えるフリーバトルと、規定数のバトルを勝ち抜くことで報酬を得られるアーケードモード、やり込み要素のラビリンスが楽しめる。
通信モード:アドホックモードを利用し、1対1のバトルや、多人数対戦を行うモード。PSPをスリープモードにして、すれちがったプレイヤーとフレンドカードを交換するのもここから。
PPカタログ:ゲーム中で入手できるPP(プレイヤーポイント)を使い、フレンドカードに使うプレイヤーアイコン、キャラクターの衣装やボイス、バトルマップ、BGMなどを購入するモード。
コレクション:オリジナルクエストを作成したり、バトルリプレイを編集したりするクリエイションと、イベントやキャラクター図鑑などのさまざまな記録を閲覧できるミュージアムがある。
プレイヤーカスタマイズ:プレイヤー名や、経験値などにボーナスが付くスペシャルデーの変更、フレンドカードの編集、対戦やフリーバトルで団体戦を行う際に使用するマイパーティーの登録などが可能。
オプション:バトルスタイルや、ストーリーモードの敵の強さ、カメラ操作などゲームの設定を変更できる。
▲タイトル画面のEXTRAからは、モグweb、データインストール(491MB、570MB、810MBから選択可能)、先行配信版のデータ引き継ぎを選択できる。モグwebは、インフラストラクチャーモードを使って、オリジナルクエストの配信などができるモードだ。 |
▲ゲーム中は、モードの選択画面などからキャラクターのカスタマイズ画面に移動できる。新たなカスタマイズ項目やアビリティが増え、遊びの幅が広がっているのだ。 |
▲オプションやプレイヤーカスタマイズでバトルスタイルを“RPGスタイル”にすると、RPGのように“たたかう”、“ひっさつ”などのコマンドを選ぶだけで、キャラクターが戦ってくれるようになる。初心者や、アクションが苦手な人も、恰好よく立ち回ることができるのだ。 |
■アシストシステムで進化したバトル
『DDFF』のバトルシステムは、基本的に前作を踏襲している。“ブレイブ攻撃”で相手のブレイブ(攻撃力)を奪い、“HP攻撃”でブレイブと同じ数値分のHPを減らす、という流れだ。そして、本作では新たに“アシストシステム”が導入された。これは、あらかじめ設定しておいた仲間を一時的に呼び出し、相手を攻撃させるというもの。アシストキャラは、自分が操作するキャラクター以外から選択できる。
また、本作では、最大5人までのパーティーを組み、団体戦が行えるようになった。バトルは1対1で行い、勝ち抜き戦か、総当たり戦かを選択できる。1戦ごとに、パーティー全員が経験値を得られるため、効率よくレベルを上げられるのだ。
▲HPゲージの上に表示されている数値がブレイブ。キャラクターはレベルアップによって体力が増えたり、アビリティを覚えたりと、強化されていく。今回初めてシリーズを遊ぶという人も、チュートリアルが充実しているので安心だ。 |
▲アシストキャラは、“アシストゲージ”を消費して呼び出す。HPゲージの下にある、ふたつに分かれたゲージがそれだ。アシストゲージは相手に攻撃を当てるだけでなく、技を空振りすることでも溜まる。ガンガン使っていこう。 |
▲アシストゲージをひとつ消費して仲間を呼ぶと、ブレイブ攻撃を仕掛けてくれる。ふたつ使えば、HP攻撃をくり出してくれるのだ。相手を壁に激突させ、アシストで追い討ちを行うなど、爽快な連携が楽しめるようになっている。 |
▲攻撃を食らっているときにアシストを発動すると、呼び出した仲間が身代わりになってくれる。防御手段としても使える、便利なシステムなのだ。うまく使えばHP攻撃からも脱出できるので、とっさに出せるようにしておきたい。 |
▲アシストシステムと並んで重要なのが、“EXモード”。キャラクターの顔ウインドー横にある、縦のゲージを消費して発動する。EXモード中は、攻撃力が上がったり、キャラクター固有の特性が発揮されたりと、大幅にパワーアップする。 |
▲EXモード中の最大の特徴は、必殺技の“EXバースト”がくり出せること。ボタンを連打したり、タイミングよく押したりと、特定の操作を成功させるとダメージが増大する。個々に濃い演出が用意されており、『FF』ファン必見だ。 |
▲アシストシステムと同様に、EXモードも防御的な使いかたができる。攻撃を受けているときに発動すると、相手の攻撃を弾き返し、時間の流れを極端に遅くできるのだ。EXバーストには持ち込めないが、安定した反撃が可能になる。 |
▲バトル中に一度だけ使える召喚獣は、ブレイブにさまざまな影響をもたらす。本作では、『FFIV』のカルコブリーナや『FFXII』の聖天使アルテマなど、数体の召喚獣が新たに登場。マップブレイブに作用する召喚獣もいるようだ。 |
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▲全キャラクターにコスチュームが追加され、3〜4種類の中から選べるようになったのも本作の魅力。原作のドット絵や、印象的なシーンで着ていた服、そして天野喜孝氏のイメージイラストなど、モチーフになったものはさまざま。 |
▲パンデモニウム最上階、クリスタルタワー、魔列車、劇場艇プリマビスタ、天象の鎖、空中要塞バハムート、オーファンズ・クレイドルといった、新たなバトルマップも追加された。どれも、ファンには魅力的な場所ばかりだ。 |
■RPG風になったストーリーモード
前作から大きくさま変わりしたストーリーモードでは、3Dで作られたワールドマップ上を移動し、“ひずみ”と呼ばれるダンジョンを攻略していくことになる。ストーリーモードは章立てになっており、章ごとに操作キャラクターは固定されている。
なお、ストーリーモードをクリアーすると、神々の13回目の争いを描いた前作のストーリーモードが遊べるようになる。これは、3Dのマップ上を進む『DDFF』のシステムに合わせてリメイクされており、ボリュームも満点。物語の筋書きは変わらないが、テキストベースのイベントが追加されるなど、随所に変化が感じられる。前作を遊んだ人も、新鮮な気分で楽しめるはずだ。
ちなみに、この13回目の戦いをクリアーすると、ストーリーモードのシステムを使った、さらなるモードが解禁されるとの噂も。やり込み要素には事欠かない!
メーカー | スクウェア・エニックス |
---|---|
対応機種 |
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発売日 | 2011年03月03日 |
価格 | 6,090円[税込] |
ジャンル | アクション / ファンタジー |
備考 | ※PlayStation Storeダウンロード版は4980円[税込] |
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