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『ガンダム』史の教科書? 『赤の肖像』関係者向け試写会が開催

ゲーム PSP Wii
『SDガンダム ジージェネレーション ワールド』の“コレクターズパック”に同梱されるスペシャルエディションDVD収録の『赤の肖像』の関係者向け試写会が、2011年2月4日にバンダイナムコゲームスで開催された。

●『ガンダム』ビギナーの記者は目から鱗が落ちまくり

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▲コレクターズパックにはスペシャルエディションDVDのほか、『赤の肖像』特製進行台本も同梱される。

 バンダイナムコゲームスから2011年2月24日発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)、Wii用ソフト『SDガンダム ジージェネレーション ワールド』。同作では“コレクターズパック”(価格9240円[税込]、2011年5月31日までの期間限定生産)も販売され、“GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 赤の肖像 〜シャア、そしてフロンタルへ〜”と題したスペシャルエディションDVDが同梱されている。収録映像のメインは、“シャア・アズナブル”の心情の変遷をシャア自身の視点から描いた朗読劇『赤の肖像』。2010年8月に開催された同名イベントでの内容を完全収録するとともに特別編集を加えたもので、シャア役の池田秀一氏による語りを原作アニメーション映像と合わせて堪能できる内容になっている。この『赤の肖像』の関係者向け試写会が、2011年2月4日にバンダイナムコゲームスで開催された。

 試写に先立って挨拶したバンダイナムコゲームスの後藤能孝氏は「シャア自身が語っているので説得力が高い。また宇宙世紀の全容がわかるので、初めて『ガンダム』に触れる人にも最適な内容になっていると思います」と、作品の魅力を説明。「『ガンダム』の文化を広めるきっかけのひとつになってくれればいいなと思っています」と『赤の肖像』にかけた意気込みも語った。

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 さて、作品の内容についてだが、ひと言で表現すれば“『ガンダム』史の教科書”といった感じ。記者は、劇中で触れられている『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダムZZ』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』はすべて観たことがあるものの、宇宙世紀の時間軸や登場する各組織の立ち位置などに関する認識はだいぶ曖昧だ。こんなことを言うとファンの方たちに飽きれられてしまうかもしれないが、『赤の肖像』を観るまでは漠然と地球連邦が善、ジオンを始めとした地球連邦に抵抗する組織は悪、という単純な対立構造で捉えていたほどである。そんな具合なので上映中は目から鱗が落ちまくりで、自身の浅学を恥じるとともに、初めて『ガンダム』シリーズの奥深さに触れられた感じがしたのであった。シャア自身が振り返るという切り口も、物語の理解を深めるうえでかなりの助力になっている。『ZZ』を除けば上で挙げたすべての作品に準主役とも呼べる重要な立ち位置で登場している彼は、まさに宇宙世紀の生き字引。また、さまざまな組織を渡り歩いたこともあってか、歴史の流れを語るときの視点は公平で大局的だ。誤解を恐れずに言えば教科書的なのである。後藤氏も話していたが、これから『ガンダム』に触れる人、そして記者のようになんとなく『ガンダム』を通過してしまった人にとって、『赤の肖像』はこれ以上ない手助けになってくれるはずだ。

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 と、『ガンダム』ビギナーが偉そうに語ってしまったが、本作は『ガンダム』上級者というか熱心なファンの方々にとってももちろんオススメな内容になっていると思う。まず池田氏による朗読は最高にアガる。いきなりどうしょうもないことを言ってしまった感もあるが、記者のようなビギナーでさえ池田氏の声にはどこか魂を揺さぶられるところがあるのだから、ファンとなればもうたまらないはずだ。さらに、ガルマを裏切ったときの心情、ララァを失った悲しみ、クワトロ・バジーナして表舞台に立つことへの葛藤(?)、そして生涯のライバルであるアムロ・レイへの思い……などなどが赤裸々に語られるとなれば一大事である。記者は茶化しているわけではない、これはもう本当に『ガンダム』ファンを名乗るのであれば見届けなければいけない内容なのだ! と思う。

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 なお、『赤の肖像』のサブタイルにある“シャア、そしてフロンタルへ”については、朗読劇の終盤で触れられている。正直に告白すると、記者には何のことだがよくわからなかった。台本を執筆した福井晴敏氏がストーリーを担当する『機動戦士ガンダムUC』と関連していることはかろうじて理解したのだが……これはもう『UC』を観るしかなさそうである。

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(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送

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