『nintendogs+cats』プレゼン助っ人に、なんと岩田社長がやってきた!【ニンテンドー3DS体験会】

ゲーム ニンテンドー3DS
“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS 体験会”のステージイベント最後を飾ったのが『nintendogs+cats』のプレゼンテーション。同ソフトのプロデューサーである紺野秀樹氏と、その助っ人に岩田聡社長が登場した。

●岩田社長がニンテンドー3DSの魅力を語る

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 任天堂が2011年1月8日から同年1月10日までの3日間、幕張メッセで開催していた“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS 体験会”。同イベントのステージイベント最後を飾ったのが『nintendogs+cats』のプレゼンテーション。同ソフトのプロデューサーである紺野秀樹氏が登壇していざプレゼンが始まる……と思ったところ、紺野氏が「ほかのプレゼンテーションの完成度が高く、ちょっと不安なので助っ人を呼びました」とうながすと、なんと壇上には岩田聡社長が登場。会場からは「おおおお」というどよめきと拍手に包まれた。プレゼンテーションは、サプライズ出演となった岩田社長が紺野氏に質問する形で進行した。

岩田 ニンテンドーDS版から比べると爆発的に動物がかわいくなりました。その要因はどこにあるのでしょう?

紺野 毛並みのフサフサ感、モフモフ感が表現できたことが大きいと思います。また、今回は眼球をしっかりと入れているので、犬や猫たちがどこを見ているのかといった眼球の動きを表現したことも要因のひとつだと思います。キョロキョロしたり、目を細めたり。猫が明るいところで黒目が細くなったり、暗いところで黒目が大きくなったりといったことも表現できています。

岩田 そのほかにはありますか?

紺野 体格や色などもかなりのバリエーションを用意しました。

岩田 「うちの子がいちばんカワイイ!」とほかの人に自慢しやすくなりました。ニンテンドーDS版のとき以上に“うちの子自慢”が楽しんでもらえそうですよね。

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 と、ここで話題は一転。岩田社長によると紺野氏は『nintendogs+cats』のプロデューサーでありながら、ニンテンドー3DS向けのソフト全般のことを考えるというミッションも課せられているんだとか。つまり、今回発表されたニンテンドー3DS向けタイトルすべてを知り尽くしている人というわけ。そんな紺野氏に岩田社長は、「なぜ『nintendogs+cats』」を本体と同時に発売しようと思ったのか?」という質問をぶつけた。

 紺野氏によると「ニンテンドーDSのときと同様、“ゲーム人口の拡大”をニンテンドー3DSでも実現したい」としたうえで、「ほかのソフトメーカーの方々がいろいろなジャンルの作品を発売していただけるので、我々も独自の方向で幅広い層の方たちに遊んでもらえるソフト」ということで、本体と同時に発売することを決めたと答えた。また、ニンテンドー3DSと『nintendogs+cats』との相性について聞かれると、「3D表現によって奥行きが出て、なでるときの臨場感がアップした」ことなどを例に挙げ、抜群の相性であることをアピールした。

 続いて岩田社長は「すれちがい通信で『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が社会現象になったのをいちばん悔しがっていたのは紺野さんでは?」と質問。なぜ紺野氏が悔しがっていたかというと、ニンテンドーDS版の『nintendogs』でもすれちがい通信を採り入れていたが、「楽しんでいただいたとは思うが、社会現象までにはならなかった」(岩田)からだ。紺野氏は「ニンテンドーDSでは、すれちがい通信モードにしないとすれちがうことができなかった」と、社会現象までにいたらなかった原因を分析。今回ニンテンドー3DSでは、本体にゲームをセーブしておけばいろいろなソフトのすれちがい通信が自動的に発生する機能を搭載しており、その問題を解消していることを説明した。岩田社長いわく「いま任天堂社内はすれちがいまくり(笑)」の状態らしく、実際に岩田社長と紺野氏も会議中にすれちがったりしているんだとか。なお、ニンテンドー3DS本体には『すれちがいMii広場』というソフトが内蔵されており、対応ソフトを買わなくてもすれちがい通信の楽しさを体験できるという。また、紺野氏によると集めたMiiを使って冒険する『すれちがい伝説』という簡単なゲームも収録されているとのこと。充実したすれちがい通信によって、ニンテンドー3DSを持ち歩くのが楽しくなりそうだ。

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 そして岩田社長から気になる質問。「なぜ、『+cats』だったのか?」だ。ふつうだと、犬に比類するほど一般的なペットだったから今回は単純に猫を追加したと思いがち。だが、紺野氏によると「前作を発売してから当然そういう議論はありました。キャッツだけでなく、ニンテンホースなども(笑)。」とのことで、いろいろな議論があったそうだ。ただ猫を収録したのには、宮本茂氏にまつわるエピソードが大きく関わっているんだとか。知っている人も多いかもしれないが『nintendogs』は宮本氏が犬を飼い始めたのが作品の原点。そして今回『+cats』になったのも宮本氏が猫を飼い始め、犬と猫をいっしょに飼っていると新しい発見がいっぱいあるという話を紺野氏にしたことが発端だったという。当初は「犬のモーションを使えば、それほど手間はかからないだろう」と始めた猫の開発だったが、リアリティーを追求するとやはり独自のモーションが必要になり、開発はかなり苦労したそう。ただ、苦労した分、「子犬、子猫の仕草はかなりカワイイ」と紺野氏も自画自賛の仕上がりになったと自負していた。

 話はまたニンテンドー3DS本体の話に。既報のとおり、今回『顔シューティング』と『ARゲームズ』が本体内蔵ソフトとして収録されている。これらをなぜ収録したのか? それは「モーションセンサやジャイロセンサを搭載しているニンテンドー3DSのいろいろな機能を、ハードを買った瞬間から体験してもらいたかったから」(紺野)なのだそうで、ニンテンドー3DSを自分だけで楽しむだけでなく、友人や知人に見せる際にこれらの内蔵ソフトを活用してほしいと説明した。

 最後に岩田社長は「今回任天堂として初めての試みばかりをいっぱいやったんですが、たくさんの皆さんから応援をいただけて、商品の価値が皆さんに伝わったと感じています。ニンテンドー3DSが切り開く新しい可能性を皆さんに感じてもらえたと思います。発売まで1ヵ月半ですけれども、ニンテンドー3DSをよろしくお願いいたします」とあいさつ。プレゼンテーションだけでなく、今回の体験会を締めくくった。

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