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“Game Nights at the Apple Store”でバンダイナムコゲームスのiPhoneアプリの未来を見た

ゲーム iPhone
2010年10月10日から2010年10月17日まで、Apple Store Ginzaにて“Game Nights at the Apple Store”が開催中。第1回目となる2010年10月10日には、バンダイナムコゲームスのiPhoneアプリが紹介された。

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●「いい意味で、パックマンを壊してやろうと思っています」(山田氏)

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▲バンダイナムコゲームス、マーケティング企画部の山田大輔氏。

 2010年10月10日から2010年10月17日まで、Apple Store Ginzaにて“Game Nights at the Apple Store”が開催中。これは、さまざまなメーカーやタレントが日替わりで登壇し、話題のiPhone/iPod touch向けアプリを紹介するイベントだ。第1回目となる2010年10月10日には、バンダイナムコゲームスにてiPhoneアプリのマーケティングを担当している山田大輔氏が登壇し、同社のiPhoneアプリを紹介した。

 山田氏はまず、日本でApp Storeがオープンした2008年7月11日から、70本以上のアプリがバンダイナムコゲームスから配信されていることを発表。『パックマン』をはじめ、『リッジレーサー』や『太鼓の達人』、『のびのびBOY』など、個性豊かな作品をコンスタントに配信してきた結果が、国内メーカー有数の配信数に結び付いていると言えそうだ。「ひょっとしたら、今年中に100本に到達するかも?」とのことで、年末年始にかけて多数のアプリの配信が予定されているようだ。

 今後の展開として、友だちといっしょにオンライン対戦を楽しんだり、ゲームに招待したりできる新機能“Game Center”への対応アプリを増やすことが掲げられた。現在対応しているのはオリジナルの『パックマン』と『ミズ・パックマン』のみだが、ほかのアプリに関しても順次対応していく。「『塊魂 モバイル』が近々“Game Center”に対応します」という新情報も明らかにされた。続いて、「最近配信されたこちらのアプリも紹介させてください」と紹介されたのは、テレビアニメ『STAR DRIVER 輝きのタクト』の公式アプリ(関連記事はこちら)。「毎週日曜日の午後5時より放映中なので、ぜひご覧になってください! ……ということは、ちょうどいま、この時間に放映中なんですね(一同笑)。間が悪いったらありゃしない(笑)。アプリをダウンロードすればあらすじも読めるので、ぜひ来週から見てください!」(山田氏)

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 多数のアプリを配信しているバンダイナムコゲームスだが、コンテンツの中心となっているのはなんと言っても、今年で生誕30周年を迎えたパックマン。現在、『パックマン』シリーズのアプリは8タイトル配信されており、「これらのアプリのダウンロード数は、無料版を含めると1500万ダウンロードを超えました」という圧倒的な人気を誇る。そんなパックマンを「さらに進化させてやりたい。(そのためには)いい意味で、パックマンを壊してやろうと思っています」という考えのもと制作されたのが、Twitter連動型ソーシャル育成ゲーム『PAC-MAN REBORN』(関連記事はこちら)だ。Twitterなどで友だちと協力しながら、パックマンそっくりの不思議な生き物“パック”を育て、パックマンを誕生させることが目的となる本作は、現在3キャリア(iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb)向けモバイルサイト“バンダイナムコフェス!”にて配信中。今秋にはiPhone版のリリースも予定されている。パックマンの未来を感じさせる本作の今後に注目したい。

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●iPhoneユーザーに向けたゲームとは

 イベントの後半には、iPhone/iPod touch向けアプリの紹介サイト“App Bank”の編集長、宮下泰明氏が登壇。山田氏とのざっくばらんな対談がくり広げられた。その中から、とくに“濃い”部分を抜粋してお届けしよう。

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▲“App Bank”の編集長、宮下泰明氏。

山田:AppBankの設立からちょうど2年が経ちましたが、iPhoneを取り巻く雰囲気ってどう変わりました?

宮下:App Bankを始めたころは、ガジェット好きな人やAppleが好きな人たち、ちょっと悪い言いかたをすると物好きな人たちだけがiPhoneを使っていた印象があるんですが、いまでは皆、ふつうに使っていますよね。東京で電車に乗っていると、1車両で5〜6台のiPhoneを見かけるくらい普及しています。去年のいまごろはだいたい(1車両で)2台くらいだったんですけど、倍以上に増えてますよね。いま(AppBank ジャパンツアー2010で)全国を回っていて、主婦層やお年寄りにも普及してきたな、とも感じています。

山田:企業によるプロモーション的な使いかたも、この半年くらいで一気に広まった気がします。

宮下:ビジネス的な話をすれば、大手企業がFlashのWebページを作ってマーケティング展開を図るよりは、iPhoneのアプリを作って配信したほうがずっと効果があると思うんです。先日もトヨタが、ザキヤマ(芸人のアンタッチャブル山崎)を起用したアプリを配信しましたよね。

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山田:ゲームメーカーがiPhone向けのアプリを作るときは、(クリエイティブの)視点をよく考えないといけませんよね。たとえば据え置きのゲーム機で人気だったゲームを、“これまでと変わりないクオリティーでiPhoneでも配信します!”というやりかたもできるんですけど、それで喜んでくれるユーザーさんって、ちょっと限られてくるんですよね。PSPとかDSを持ってる人って、ゲームをやりたいからこのハードを買う、っていう自然な流れでハードを買ったんだと思うんですけど、iPhoneやiPod touchを買う人って、ゲーマーじゃない人が圧倒的に多い。そういう人たちが好んでくれるゲームって何だろうって考えると、ゲームの作りも変わってくるんですよね。

宮下:電車で駅と駅を移動するわずかな時間にプレイできるとか、そういった工夫が必要になってきますよね。たとえば『Call of Duty:Zombies』は、コンシューマー版の作りから大きく内容を変えて、プレイ時間をiPhoneにうまく合わせて作られています。最近興味深かったのは『Coin Dozer(コインドーザー)』というアプリで、メダルを落とすことで景品が取れますよ、というだけの内容なんですが、何十時間とハマっているユーザーがたくさんいたんですよ。このアプリの原型と言えるのが『i刺身』です。ただ画面上の刺身にタンポポを置いていくだけなんですが、「何も考えずにできるし、時間つぶしができればそれでいい」、「こういった簡単な内容のゲームじゃないとプレイできない」と評価するユーザーさんもたくさんいるんですね。

山田:そういったアプリって、これまでの僕らの(家庭用ゲーム機で実践してきた)考えかたでは「ゲームじゃない!」って言ってしまいそうになるんですけど、ゲームかゲームじゃないかを決めるのはユーザーさんですよね。だから、メーカーがおごり高ぶって「これこそゲームだ!」と決めつけるのも、ちょっと違うんじゃないかなと思っています。iPhone/iPod touchのユーザーの特性を理解しつつ、そのユーザーに合ったアプリをリリースすることが大事ではないかと感じています。

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▲“Game Nights at the Apple Store”は2010年10月17日まで、全7回にわたり無料で開催中。興味を持った人はぜひともApple Store Ginzaへ出かけ、最先端のiPhoneアプリに触れてみてほしい。

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