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TGSでも“I LOVE iPhone” iPhoneアプリ業界をリードする9社が登場

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最新iPhoneアプリの紹介やiPhoneビジネスの紹介の場として、すでに開催7回を数える人気イベント“I LOVE iPhone”の8回目がTGS2010のイベントブースでビジネスデーの2日目に開催された。

2010-09-18

●未発表情報も発表された!

最新iPhoneアプリの紹介やiPhoneビジネスの紹介の場として、すでに開催7回を数える人気イベント“I LOVE iPhone”の8回目がTGS2010のイベントブースでビジネスデーの2日目に開催された。今回は日経BPブースのiPhone&iPadコーナーに出展している9つのメーカーが登壇。各社それぞれがこれまでの取り組みや今後の方向性などの発表に加えて、新作タイトルの発表を行うメーカーもあった。

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カプコン
MC営業戦略チーム チーム長
道口正人氏

 カプコンは2009年5月にバイオハザードディジェネレーションを配信したのを皮切りに、以降数多くのタイトルを配信してきた。そのなかで道口氏が感じたことは以下のとおり。「ユーザーレビューがコンテンツを育てるということがわかりました。そのひとつの例として、『ストリートファイターIV』は配信後すぐのレビューにキャラクター数が少ないといったものが目立ちましたが、その声を受けてキャラクター数を追加するバージョンアップを行うとポジティブな意見が一気に増えました。これにより、ダウンロード数もアップするというよいスパイラルを描けました」(道口)」

 さらに、まだ漠然としたイメージレベルのものだが、過去のアーケード作品がゲームセンター感覚で遊べる新作を用意しているとのこと。また、最後にお得な情報として、現在App Storeで配信中の『バイオハザード4』をセール価格で配信していること、販促活動の一環として運営しているTwitterアカウントをフォローすると特製のiPod touchが抽選で当たることなどを告知した。

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ハドソン
スマートフォン事業本部本部長
柴田真人氏

 ハドソンはApp Storeがスタートするよりもまえに自社で配信用ストアをやっていたくらい、積極的にモバイル事業に取り組んできたメーカーのひとつ。iPhoneアプリに関しては、すでに30タイトル以上を配信中で、とくに最近では『ARモンスター』が好評とのこと。無料でダウンロードしてもらい、従量課金で軌道に乗せたいと考えているようだ。

 続いて紹介したのは、昨日ロンチしたという『僕とちくわと鉄アレイ』。一風変わったタイトル名だが、ちくわと鉄アレイの組み合わせにピンときた人はかなりのハドソン通。忍者を全面に押し出したタイトル画面といい、あのオールドタイトルを意識した作品であることは間違いない。なお、本作は『』や『』などの変わり種ゲームアプリを配信するRucKyGAMESとのコラボ作。

 現在はさまざまなサービスがオープン化しており、だれにでもチャンスがあるという状況。ハドソンは言い訳せず、やるべきことをやっていこう、お客様にできることをやっていこうというユーザー中心の姿勢で今後もiPhoneアプリの部門を展開させていきたい、とした。

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タイトー
株式会社タイトーON!AIR事業本部 開発部 ディレクター
石田礼輔氏

 タイトーは、これまで比較的ライト層向けのアプリを中心に展開する戦略でiPhoneアプリに取り組んできた。説明書を読まなくても直感的にわかることを重視したタイトルが多かったが、そのなかで成功したタイトルとして『スペースインベーダー インフィニティジーン』をあげた。

 「配信から約1年が経過し、App Storeの定番タイトルとして定着してきました。このタイトルについては配信当初から比較的好評だったのですが、定期的にバージョンアップを行ってきたのもよかったのだと思います」(石田)

 たしかに同作に関しては、Twitter対応や、iPodの楽曲を聴けるようになったりとニーズに合わせたバージョンアップが行われてきた。最近では横画面モードやダウンロードコンテンツの追加が記憶に新しい。さらに石田氏からは近日予定されている最新のアップデート内容も発表された。次回のアップデートではiPhone4およびiPadにも対応し、新モードのサバイバルモードが追加されるとのこと。なお、iPadへの対応は別アプリではなくユニバーサルアプリとして対応される。また、新作アプリの『バブルボブル ダブル』も紹介。歴史のあるタイトルをiPhoneオリジナル作として復活させたわけだが、本作も基本コンセプトは変わらずシンプルで遊びやすいものとなっている。

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セガ
第二CS研究開発部 企画セクション
長原 俊之氏/宮本 裕司氏

 セガは新作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』から紹介。専用のプロモーションムービーからは往年の『ソニック』シリーズのスピード感、爽快感がビシビシと伝わってきた。上映後には宮本氏から「手前味噌ですが、かなりの自信作です。ぜひ会場で体験してもらいたい」と力強い言葉も。本作は他機種からの移植ではなく、始めからiPhone版を前提に設計しているため、あまり難しくなりすぎないようにステージの仕掛けなどの調整に時間を割き、遊びやすさを重視して開発したそうだ。

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コーエーテクモゲームス
ネットワーク本部ネットワーク3部マネジャー
松本秀氏
ネットワーク本部ネットワーク4部シニアマネジャー
天野幸芳氏

 昨年までコーエーとテクモでべつべつにiPhoneアプリを作ってきたが、コーエーテクモゲームスとなってからはいっしょに進めることも多いそう。また、ラインナップも一気にバラエティに富んだものとなったため、現在はポータルサイトを作って対応しているそうだ。ここではアプリの購入だけでなくタイトルの紹介や新作タイトルなど同社のアプリ情報を集約させているのだ。コーエーテクモゲームスは配信中のゲーム『Zombie Recycling Inc. : Moldy Green』と『信長の野望』を紹介し、さらにもう1本、未配信の新作『三國志2』を紹介した。

コナミデジタルエンタテインメント
KDE-J セールス&マーケティング本部
ネットセールス&マーケティング部
マーケティンググループ
五島章氏

 すでに17タイトルのiPhoneアプリを配信しているKONAMIだがこの日五島氏からは未配信の新作2本が紹介された。1本目は『麻雀格闘倶楽部touch』。2002年にアーケードで発売されたオンライン対戦麻雀ゲーム。ユーザーからの要望がかなり多かったようで「お待たせしました。やっと出せます!」と壇上で報告できたことにほっとしていたようだった。続けてプロモーションムービーが流され、アーケードさながらの完成度の高さを伺えた。五島氏はさらに「アーケード版のデータを引き継ぐことやデータの参照も可能です。また、おそらく多くの人が待ち望んでいると思いますが、2010年秋にはiPadにもユニバーサル対応できると思います。」と詳細を補足した。

 KONAMIのもう1本はBEMANIブランドの新タイトル『jubeat plus』。こちらもアーケードからの移植タイトルとなっているが、『麻雀格闘倶楽部』と同様にiPad版の登場が待ち望まれていたのだそう。アーケード版同様の操作性を実現し、通信機能の実施も検討してるとのこと。さらにこちらは2010年冬にはiPhone版へのユニバーサル対応を予定しているようだ。今回紹介された2本は、期間中iPhone&iPadコーナーで体験できるそう。これを逃すと配信までは遊べないので、両作のファンはぜひチェックしてみてほしい。

バンダイナムコゲームス
NE事業本部 第1コンテンツディビジョン
NE事業推進部 グローバル推進課
山田大輔氏

 「『ガンダム』についていろいろ聞きたいかと思いますが、うちのブースに出展していますのでぜひ触ってみてください(笑)」(山田) といきなり来場者の機先をそらした山田氏。しかし、本セッションでは多数のコンテンツを展開している同社ならではの興味深い話を聞くことができた。“iPhoneコンテンツビジネス 今までとこれから”と題して、同社がこれまで行ってきた取り組みから導き出された結論や、今後の運営の仕方についてを発表してくれたのだ。

 「業界全体を見ると現在のiPhoneアプリビジネスは従量型から運営型へとシフトしてきていると感じている」と山田氏は言う。その成功例として挙げたのが、『太鼓の達人プラス』だ。アプリを無料にしてダウンロード数を稼ぎ、従量アイテムを多く取りそろえることで継続して課金して遊んでもらえているそうだ。そしてこの運営型のアプリというのは国内携帯キャリアでのコンテンツサービスに近いのだそうだ。

 また、開発方法については「iPhoneの市場はまだ成長段階です。OSのアップデートが頻繁に行われる状況では長期のプロジェクトが組みにくい。だから短期で作り上げて配信し、長期的に運営していくのがいまはいいんだと思います」(山田)と語った。ユーザーの嗜好に関しては、これまでヒットした『塊魂』や『リッジレーサー』などを挙げ、やはり家庭用ゲーム機の人気作が求められているのは間違いないとした。こうした考察から見えてきた今後の取り組み方は、強みである“キャラクター”を活かすこと。それにiPhoneに適したインターフェイスを取り入れることが大事だと考えているとのこと。現在右肩下がりだと言われる業界についても、「決してそんなことはない。iPhoneはゲーム好き以外も多く購入するので、裾野は広がる。逆にそこを取り込むチャンスだと思っている」と自信のコメントを残した。


ゲームロフト
ゲームロフト株式会社
ビジネス部 PRマネージャー
稲葉芳恵氏

 稲葉氏はゲームロフトのこれまでの実績を説明。「ひとことで説明すると、ワールドワイドな展開と圧倒的なラインナップ」(稲葉) と言う稲葉氏。たしかにコンシューマーゲーム業界ではあまり知られていないゲームロフトだが、ことiPhoneアプリという土俵に立てば、数多のゲームメーカーに勝るとも劣らない存在感を示しているのだ。世界中でアプリを配信し、開発に携わる人間はなんと1000人以上。そしてApp Storeでの売上は、前年比80パーセント以上のアップ率を誇り、もちろん日本でもランキング上位を飾ることは少なくない。プロモーションに早くからTwitterを導入しているのも同社の特徴のひとつ。「最近配信した『スパイダーマン』ではゲームのスクリーンショットに合うおもしろいセリフを投稿してもらい、優秀者にはスパイダーマンの胸像をプレゼントするというような企画を実施することもあります。ちなみにフォロアー数は現在世界で12万人います」(稲葉) 
 
 『モダンコンバット2 ブラックペガサス』と、『ダーククエストII』の2本の新作アプリも初公開した。とくに『ダーククエストII』はiOS4.1の新サービスGame Centerへの対応や、最大3人までのマルチプレイができるなど前作から大幅にパワーアップしているようだ。


パロット
AR.Drone プロダクトマネージャー
ミカエル・パストー氏
広報
望月奈津子氏

 TGS2010で台風の目と呼べるメーカーがこのパロットだ。同社が発表した新たなゲームプラットフォームが“AR.Drone”。広報の望月氏は「パロットはこれまで、携帯電話用ワイヤレス機器などを中心に販売していたメーカーです。このたびゲーム事業への参入を決定し、まずこのAR.Droneを開発しました」と挨拶。このあと待望のデモプレイでは、ミカエル・パストー氏が操縦を担当。じつはこのパストー氏、パロットないでは通称“エースパイロット”と呼ばれているほどの腕前の持ち主。自在にクアッドリコプターを操縦して見せた。なお、この日のデモンストレーションでは、これまで国内の発表会ではお披露目できていなかった、2台のクアッドリコプターを飛ばしながらiPhoneの画面上でシューティングゲームのように遊べるバージョンも公開された。ここで勝利したのはもちろんパストー氏だったことは一応付け加えておこう。


 この9社のアプリのうち、自社ブースで試遊できるバンダイナムコゲームス以外の8社のアプリは、6ホールにある日経BPブースにて遊ぶことができる。この機会を逃すとしばらく遊べないものも多い。iPhoneを使っている人はもちろん、まだ持っていない人にもぜひ触れてもらいたい。非常にレベルのあがった現在のiPhoneアプリは、ゲームファンなら必ず体験しておくべきだ。

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