Entertainment News - 2000/04/06
PS2がDVD市場を刺激!? 日本コロムビアがDVD生産能力を倍増


 日本コロムビアは2000年5月から、DVDディスクの生産ラインを2倍に拡張することを発表した。これはDVDプレイヤーの普及により、同社を含めたDVDビデオの販売が増え、DVDディスクの需要が拡大したのに対応するため。
 
 DVDディスクとは、DVD-ROMやDVDビデオのもとになる、データを記録するまえの生ディスクのこと。同社は、現在月産25万枚となっているこのディスクの生産ラインを増強し、5月から倍の月産50万枚まで可能な体制にする。

▼プレイステーション2が好影響?

 今回の生産能力倍増の背景には、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション2(以下 PS2)の登場が挙げられる。このPS2にDVDプレーヤーとしての機能が搭載されていたことにより、DVDビデオが再生できる環境が急速に普及。DVDビデオは一躍脚光を浴びるようになってきた。

 DVDビデオの販売・レンタルを行っているTSUTAYAの、東京・大阪の主要12店舗でも、2月の土・日曜の平均売り上げと比較すると、PS2の発売日である3月4・5日は5倍近い売り上げを記録した。

▼大作映画も好調

▲大ヒット中のDVD「マトリックス」
 PS2の追い風をもっとも受けたのが、2月から3つのバージョンで順次発売されているDVDソフト「マトリックス」。販売数は、総計で約50万枚に達する勢いである。これまでのDVDの最高売り上げを記録していた「アルマゲドン」の約20万枚をはるかに上回るセールスとなった。

 日本コロムビアは、「DVDディスク自体の生産し供給していくことはもちろん、現在約260あるDVDビデオのタイトルもさらに充実させていく」とコメントしている。

 PS2の登場により拡大したDVD市場。レコードがCDへと移行したように、ビデオに変わってDVDビデオが主流になるのも、そう遠いことではなさそうだ。

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