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ケータイアプリ『ときめきメモリアル2』に新曲が追加される!【野田順子&メタルユーキインタビュー】

2007/10/29

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●新曲を手掛ける野田順子氏とメタルユーキ氏を直撃!

 恋愛シミュレーションゲームの金字塔『ときめきメモリアル』シリーズ。そのシリーズ第2弾『ときめきメモリアル2』が、ケータイアプリとなってコナミネットDXにて現在配信されているぞ(FOMA 903i、703iシリーズ以降のメガiアプリ対応端末)。

 そんなケータイアプリ版『ときめきメモリアル2』で、新たな展開が進行中とのこと。なんと、新オープニング曲『あふれる想い(仮題)』と新エンディング曲『Season -大切なあなたへ-(仮題)』を、このケータイアプリ版のためだけに製作中だというのだ! もちろん新曲を歌うのは、プレイステーション版のオープニング&エンディング曲を担当した、声優の野田順子。さらに両曲とも作詞は竹廣将史、作曲はメタルユーキと、プレイステーション版と同じゴールデンコンビによって手掛けられているぞ。この楽曲は、ゲームアプリのバージョンアップ版として配信が予定されているほか、KONAMIの提供する着うたフル配信サイト”KONAMI♪MUSICフル”での配信も予定されているとのことだ(配信時期は未定)。

 この新オープニング&新エンディングを録音し終えたばかりの、野田順子氏とメタルユーキ氏のふたりに話を伺うことができた。プレイステーション版から8年が経過したいま、新曲を制作することについて語ってもらったぞ。

 

ときめきメモリアル2

メタルユーキ

野田順子

コナミデジタルエンタテインメント所属。『ときめきメモリアル』シリーズの制作に携わる。ゲームのプロデュースやディレクション、さらには作曲活動など、幅広く活躍している。代表作には、『ときめきメモリアル』シリーズや『ダンスダンスレボリューション』シリーズなどがある。

カレイドスコープ所属。プレイステーション用ソフト『ときめきメモリアル2』で陽ノ下光役を担当したほか、オープニング曲&エンディング曲も担当。その後も声優としてさまざまな作品に出演する傍ら、楽曲制作にも力を入れる。代表作には、『メジャー』の茂野桃子役、『極上生徒会』の金城奈々穂役などがある。


 

ときめきメモリアル2

 

――プレイステーション版から8年が経ちましたが、今回、新曲を歌うことになった心境は?
 

野田順子(以下、野田) 若く歌えるかなと(笑)。自分自身は若いつもりでいても、8年が経過しているわけですから。

メタルユーキ とっくに大学も卒業しているしね。

野田 ドラマでは大学を卒業するところまでやりましたよね。新曲が歌えることはうれしい反面、8年まえと変わらないように歌えるかな、という不安がありました。


――オープニング曲とエンディング曲の聴きどころは?


メタルユーキ 8年も経っていると、どんなに好きな人でも『ときめきメモリアル2』をプレイしてマンネリ化していると思うんだよね、きっと。そういう状況下でも、新しい感動をお届けすることができて、またこのゲームに対する熱い思いを持ってもらえるよう、新テーマ曲にしました。『勇気の神様』や『あなたに会えて』(※プレイステーション版『ときめきメモリアル2』テーマ曲)を作ったときも一生懸命作ったつもりだけれど、今回も負けないぐらい精魂込めて作っているんだよ。命を削りながらやっている(笑)。この曲から、女の子の胸に秘められた気持ちや、高校生活3年間、春夏秋冬が3回来る中で感じられる”想い”というものを感じ取っていただければ。


――野田さんは、最初に歌詞を見たとき、どのように感じられました?


野田 今回の曲は、『勇気の神様』との統一感と、新鮮味のある歌詞になっているなと感じました。私自身、8年まえにいただいたときと同じような感覚を思い出すような詞になっていると思います。


――楽曲をもらったときに、「ここはがんばらなくては!」と思った部分はありますか?


野田 いかに初々しく歌えるかな、というところですね。それと、正直なところ、サビを聞いた瞬間に「なんじゃこりゃー、ドーン(ちゃぶ台をひっくり返す動作で)」ってやりそうになるぐらい難しい曲だったんですよ(笑)。だけど、「畜生やってやる!」って。メタルユーキさんの挑戦状を受け取った気持ちでしたね(笑)。『勇気の神様』も、けっこう難しいんですけど、「あれ、簡単だよね」って(インターネットなどで)書かれているときがすごく悲しくて(笑)。今回も、「いっぱいいっぱいになってるように聴こえてはいけない!」と思ってがんばりました。

メタルユーキ プロですから(笑)。

 

ときめきメモリアル2

 

――オープニング曲を聞かせてもらって感じたのですが、『勇気の神様』との統一感というか、「帰ってきたな」という感覚がして。この統一感という部分は何か狙ってやられているのでしょうか?

メタルユーキ 今回私は、作家として参加させてもらったので、”狙い”の本質的な部分は、オープニングとエンディングの曲を変えるというアイデアを出して、推進している人の思いがいちばん強いと思うよ。ただ、曲を新しいものにするということが決まったときに我々が取った策というのが、8年まえと同じメンバーをもう1回招集して作ろう、ということだったんだよ。この事実に意味があるんじゃないかな、と思うんだ。


――たったいま収録を終えたところですが、野田さんの歌声は8年まえと比べていかがでしたか?


メタルユーキ 8年まえは初めて会ってまだ手探りの状態だった。レコーディングをしていく中で、「ノダジュン(※野田さんの愛称)ってこういう歌いかたをするんだ」という新しい発見がつぎつぎとあったんだよね。当時の彼女はすごく細かいビブラートをかけて歌っていたんだ。ほかの方へ曲を作ってきた中では、こういう歌いかたをされる方があまりいらっしゃらなかったので、「特徴があっていいな」と思った記憶があるね。で、いまはそれに油が乗ってきたと(笑)。

野田 ありがとうございます(笑)。

メタルユーキ あれからいろんな歌を歌い込んで、歌いなれてるからね。もともと歌は好きな子だったんだけれど、当時はそんなにたくさん持ち歌を持っているわけじゃなかった。それがいまは、たくさん持っているわけだよね。その持ち歌をいろんな人の前で歌ってきて、「これだけ成長しました」というノダジュンを、今回の曲でお聴かせできるんじゃないかと思うよ。
 

――メタルユーキさんなりの野田さんへの期待感というのもあると思いますが、それはマッチしましたか。


メタルユーキ ノダジュンとは長い仲だからさ(笑)。

野田 (笑)。
メタルユーキ 会ったばかりのころは「どうなるかな?」という思いで、期待感と不安感はありました。でも、今回の作品は、「ノダジュンだったらここまでやってくれるだろ」と、ベースの部分はきっちりと信頼しているので、安心して作れたよ。そういう意味では期待どおりのアウトプットをしてくれたと思うよ。


――野田さんはレコーディングを終えて、いまの心境は?


野田 自分自身、「新しく何かをやっていきたいな」と思っていた時期に、また『ときめき』の曲を歌えるということで、うれしくもあり、反面不安もありました。『勇気の神様』のレコーディングから8年。自分なりに成長した部分と、当時の雰囲気を出せるかな、という部分でけっこうドキドキしながらのレコーディングでしたね。(メタルユーキ氏に)ずっと聞いてましたもんね、「高校生に聴こえますか?」って(笑)。

メタルユーキ (笑)。テーマソングを変えるということを、自分たちは「よかれ」と思ってやっているんだけれども、実際にそれを受け止めるユーザーさんがどう思うか、という部分では、すごく心配ではあるよ。いろいろな意味で「『勇気の神様』のほうがよかった」とか、「エンディング曲はまえのほうがよかった」と言われると、ガックリじゃない(笑)。お届けするまでは、自分の中で、不安と期待が同居している状況が続いているだろうね。

 

――今回の曲はどんな人に聴いてほしいですか。


野田 もともとの『ときめき』ファンはもちろんなんですけれども、「ゲーム(の曲)でしょ?」と思われているような方にも、一般的に耳にする楽曲と遜色のないものに仕上がっていますので、聴いていただければな、と思います。

 

メタルユーキ 『ときめきメモリアル』シリーズの曲というのは、『1』のときからかなり品質を意識をして力を入れて作ってきたんだ。「ゲームだからクオリティー低いよね」と思われたくないので、毎回毎回ちゃんとした設備を使って、ちゃんとしたスタッフを揃えて、力を入れて作ってきたという自負はある。今回も品質では、ふつうのポップスとしてカラオケで歌ってもらってもまったく違和感がないような、ゲームのことを知らなくても、1曲の歌として評価していただけるような作品になったと思っているよ。


――今回の曲を引っさげてのステージイベントや、ライブなどは考えていらっしゃいますか?


野田 個人的には2008年1月にソロライブを大阪と東京(※”J.Noda LIVE 2008 〜Keep at it〜”。2008年1月14日に大阪・梅田amHALL、2008年1月20日に東京・高田馬場CLUB PHASE)でやります。機会があれば歌えたらいいですよね。ただ、サビがけっこうたいへんで(笑)。

メタルユーキ 初めての声優さんだと、キーのレンジって気になるんだよね。この人のキーのレンジがどのくらいかを確認して、そのレンジの中になるべく入るように作るんだ。でもいくつも作っていくうちに、やり尽くした感が出てきちゃう。そうするとチャレンジしたくなる。そこで、「ノダジュンだったらこれぐらいできるだろう」と思い、今回レンジがちょっと広めなんだ。

野田 (笑)。でも、生バンドで歌えたら気持ちいいだろうなぁと思います。

メタルユーキ コナミとしても、もうすぐ『ときめきメモリアル2』が発売10周年を迎えるので、そこに向かって盛り上がっていくようなライブなども計画できればいいな、と思っています。そのときはノダジュンにもぜひ参加してもらって、盛り上がってもらいたいな。

 

ときめきメモリアル2

 

――ちなみに、野田さんはケータイでゲームを遊ばれたりしたことはありますか?


野田 したことないんですよ。遊んでいる人は、電車とかでよく見ますけど。


――『ときめきメモリアル2』も、すでに配信中なわけですが、どんな心境ですか?


野田 電車に乗ったら、みんなやってたらおもしろいのになぁって(笑)。「それ私、私」って言ってみたりして(笑)。でも、家にいなくてもどこにいても、手軽にできるというのはすごいですよね。そこからどんどん『ときめき2』も今回の新曲も広がっていくんじゃないかな、という期待はしていますね。


――そんな野田さんの演じる陽ノ下光の魅力を、改めて教えていただければ。


野田 健気で、元気いっぱいのスポーツ大好きな活発な女の子です。個人的には、「こういう女の子がいたらな」という理想の女の子ですね。高嶺の花というわけではなく、身近にいて心が和むような女の子です。


――なるほど。今後、本日録音した新曲が配信されるわけですが、ケータイで配信されて音質が落ちちゃうのはもったいないんじゃないかな、と思うのですが。


メタルユーキ スタジオの環境で聴こえている音がそのままお客さんの耳元に伝わればいいよね。でも、お客さんがそれぞれに再生装置を持っているわけだから、それは叶わぬ夢で。それぞれの環境の中でベターなものを聞いてもらえるように、エンジニアの方が一生懸命ミックスして、どんな環境でも聴けるように調整してくれているんだ。ipodで聴ける音質とほとんど変わらない音質が、いまはケータイでも出るので、通常聴く分にはぜんぜん問題ないんじゃないかな。


――それでは最後に、新曲に期待してくれているファンと、読者の皆さんにひと言メッセージをお願いします。


野田 歌が変われば全体のイメージも変わると思いますので、21世紀に新しく生まれ変わった『ときめき2』を、楽しみにしていただければと思います。

メタルユーキ まえの曲もいい曲なので、ぜひ思い出に留めてもらって。今回の曲も一生懸命作ったので、これを聴いてくれた皆さんがこれからの人生において、”大切な宝物”にしてもらえればうれしいです。

野田 皆さんの心のメモリアルに(笑)。



【コナミネットDX】

キャリア:iモード

情報料:月額315円[税込]

アクセス方法:iMenu→メニュー/検索→ゲーム→ゲームパック→コナミネットDX

対応機種:903i、703iシリーズ以降(メガiアプリ対応端末)

備考:『ときめきメモリアル2』のプレイにはパケ・ホーダイの加入が必要

※野田順子さん公式サイトはこちら

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