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和関伸治プロデューサーが『新宿の狼』についてアツく語る!

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●『新宿の狼』について新宿でインタビュー!


 新宿中央警察署の刑事、三上英二となって、新宿にはびこる悪を片っ端から取り締まる痛快アクションアドベンチャーゲームがプレイステーション2で登場する! その名も『新宿の狼』!! 新宿の街を舞台にした同ゲーム。新宿で起こる事件を解決に導くためには、通行人に警察手帳を見せて情報を聞き出したり、逃げる犯人を追いかけ力ずくで確保したり、取調室で容疑者に質問をして取調べをしたりと、さまざまな手段を用いることになるぞ。
 まるで刑事ドラマのような捕り物帖が展開する『新宿の狼』について、本誌週刊ファミ通12月1日号(2006年11月17日発売)では、プロデューサーの和関伸治氏にインタビューを敢行。そのインタビューの全貌を、今回ファミ通.comで掲載するぞ。誌面には掲載しきれなかった内容もあるので、注目してくれ!!

 

新宿カプコンの狼

プロデューサー
和関伸治


――本作のコンセプトは?
和関伸治(以下、和関) 内容は刑事モノになります。いまはそうでもないんですけれど、'70〜'80年代はアクション系の刑事ドラマがすごく多かったんです。その中では、現実的にはありえないような刑事が出てきたり、その刑事が痛快なアクションをしてブームになっていました。それが『西部警察』であるとか『太陽にほえろ』ですね。当時の中学生、高校生から大人まで夢中になって観ていたわけです。それで、それら刑事ドラマのような作品をゲームにできないかな、というところから企画が始まっていますね。
――プレイヤーはゲーム中でどんなことをしていくのでしょうか?
和関 基本的に刑事モノですので、犯罪を取り締まります。犯罪にもいろいろありまして、街を歩いていて偶然見かけるものもありますし、正式な事件として警察で捜査本部を開いて進めていくような事件もあります。
――大筋のストーリーみたいなものはあるのでしょうか?
和関 主人公が単独で、自分の判断で行動する刑事という設定でして、そうなった経緯、原因というのが彼の過去にあるんです。その過去の事件などがシンクロしていくようなストーリーですね。
――その主人公の三上というのは、どんなキャラクターなんでしょうか?
和関 過去に結婚をしていたのですが、子供をある事件によって失ってしまうんです。そのトラウマを抱えつつ、事件というものに対してがむしゃらに向かっていく刑事。ある意味、警察の中では一匹狼ですね。規則などといったものには縛られず、自分が"悪"と判断したものには、相手が何だろうが、噛みついていくようなタイプの刑事です。
――画面写真を見ると、犯人に殴りかかったりと犯罪者に対して攻撃的な面もあるようですが。
和関 ふだんは非常に紳士的……紳士的ではないな(笑)。なんでもかんでもむちゃくちゃするんですけど、"悪"というものに対してはきびしく当たっていくという感じですね。


新宿の狼

新宿の狼


――新宿を舞台にしようと思われたきっかけは?
和関 まず最初に、タイトルにした場合のインパクトも考えて、実際にある地名を入れようと考えました。そこでどこがいいかと考えたのですけども、やはり日本でいちばん有名な街"新宿"にしようと。身近な場所(※)でもありますし(笑)。ただ現実の新宿は、都や地域の方たちが努力されて、クリーンで安全ないい街になっています。ですので、フィクションの中での新宿のイメージでいかせてもらおうかなと。"眠らない街"などの、ちょっと怪しげなイメージをゲームで使わせていただこうと思いました。ですから、あくまでフィクション。言わば、ファンタジーの世界がモチーフです。
――ちなみに和関さんは、新宿にはよく行かれるんですか?
和関 そうですね。仕事の帰りとか(笑)。非常に便利な街だと思います。

 

※株式会社カプコン東京支店の所在地は新宿。

 

新宿の狼

新宿の狼


――聞き込みをして犯人を特定、確保するという一連の流れが印象的なシステムですね。
和関 新宿を舞台にしていますし、主人公の年齢自体を高めに設定していますので、そこは渋くというか、ホントに捜査をしている雰囲気を出そうと思っています。ですから、時に聞き込みをし、時に張り込みをし、捕まえた犯人は取り調べをして。というような刑事的な要素が盛り込まれていますね。
――画面にはなかったのですが、拳銃を使ったりするような場面もあるんですか?
和関 実際、そういう事件はありますし、拳銃の使用に対する許可があった場合には発砲することもあります。当然、そこには組織としてのルールとか、社会としてのルールがありますので、それに則って行動していかないと、いろいろと問題がありますね(笑)。
――たとえば、それにはどんな問題が?
和関 ある種のペナルティーが科せられます。
――街にいる誰にでも、聞き込みができるのでしょうか?
和関 そうですね。ただ捜査に協力的な人もいますし、非協力的な人もいます。
――協力的でない人というのは、ぜんぜん情報をくれないのですか?
和関 ちょっと忙しいんでと言われてしまうこともありますし、中には刑事に対して後ろめたいような人もいますので、話しかけると逃げて行くような人もいます。
――そこから事件につながるというようなこともあるのでしょうか?
和関 あるかもしれないですね(笑)。

新宿の狼

新宿の狼


――ゲーム中、犯人の取調べをすることもあるということですが。
和関 その場で解決してしまう事件もあるのですが、事件によっては実際に警察署に連れていって、取調室で取調べを行うということもあります。プレイヤーは、どのように取調べをしていくのかを試行錯誤しなければならないわけです。
――取調べは選択肢で行われる?
和関 そうですね。会話を誘導していく、というような形です。
――失敗することはあるんですか?
和関 失敗はないですね。ただ、取調べの手際というのが刑事としての評価につながります。
――手際よくやると何かいいことがあるということですか?
和関 刑事としてのレベルと言いますか、ステータスなどに影響が出るようになっています。

 

新宿の狼

新宿の狼


――本作には娯楽施設がいくつかあるということなのですが、これは息抜き的なものなのでしょうか? それとも何かほかに意味のあるものなのでしょうか?
和関 ミニゲーム的なものですね。それで楽しんでいただきつつ、やはりいいスコアを出したらご褒美がほしいじゃないですか。ですから、そこで稼いだポイントを何らかの形でプレイヤーに還元します。
――それは、お金とかそういうものですか?
和関 アイテムであるとか。
――ちなみに、今回紹介している以外にも娯楽施設はあるのでしょうか?
和関 まだまだあります(笑)。

 

新宿の狼

新宿の狼


――イラストが印象的なのですが、これはどなたが描かれているのでしょうか?
和関 「あれ、どこかで見たことあるぞ?」と思われる方もいらっしゃると思うのですが、話題のカードゲームのイラストをよく描かれている一徳(※)さんにお願いしています。アダルトな雰囲気がほしかったので、そういうイメージの絵を描かれるような方にお願いしようということで、一徳さんにお願いしました。
――最後に、読者の皆さんにひと言メッセージをお願いします。
和関 非常に重いテーマの作品という印象を受けるかと思いますが、ドラマティックな部分とはべつに、いろいろ楽しめるようなものをまだまだ考えています。ぜひ楽しみにしていただければ。

 

※’71年生まれ、東京在住。フリーイラストレーター。『マジック・ザ・ギャザリング』をはじめとした数々のカードゲームアート、児童小説の挿画、家庭用ゲームのキャラクターデザインなどを手掛ける。

 

新宿の狼

新宿の狼

 

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