【東京ゲームショウ2011リポート】その2
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まだゲームショウをあんまり見ていないのに
すでにクタクタ状態の酒缶さん。
さて、この後ゲームショウを回りきれるのか、
それとも、途中でくたばってしまうのか、
いや、そんな話題は誰も期待していないのですが、
この先体力が続くのか不安な足取りで会場内を歩き回ります。
疲れてふらふら歩いているので
『モンハン3G』の行列を見ると足が遠のきます。
行列恐い、待ち時間恐い。
セガブースの『リズム怪盗R』の映像に
Miwaさんが出てきて足を止めるも
行列を見ると、再び足が動いて他へと向かいます。
そして、そのままセガブースを通り抜けようとすると
怪しい服装のコンパニオンさんを発見。
ちょっと足を止めていると
ガンホー・オンライン・エンターテイメントの
横山正純プロデューサーに捕まってしまいました。
もう逃げられない……。
横山 今回はラグヒカで遊んでもらっています。TGS特別バージョンなので、簡単にしてありますよ。発売は10月27日です。来週には体験版を出します。
ここでちょっとお勉強。
ラグヒカとは
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが
10月27日にPSP向けに発売するシミュレーションRPG
『ラグナロク?光と闇の皇女?』のこと。
9月22日売りの週刊ファミ通誌上で
体験版の先行ダウンロードが始まっているので
ファミ通.comの読者の方には
すでにプレイされている方がいるかもしれませんね。
今回の体験版は最初の1面が遊べるとかいう普通の体験版とは違って、
「The First Ending版」という、
1つ目のエンディングまで遊べちゃう
普通では考えられない体験版になっています。
製品版にデータを引き継げるようなので、
今から体験版をガンガン進めて
発売日に製品版に切り替えて遊ぶことができるんですよね。
で、今、そんなとんでもないゲームのTGS特別版をプレイしています。
シミュレーションゲームなのでちまちまとプレイしたいんですけど、
コンパニオンのお姉さんが隣にべったりとついて見ていて
ずっと考えているのもカッコ悪いのでささっとユニットを移動したところ
敵のユニットにタコナグリにされて大変なことに。
横山 なかなかヤバイ戦いをしているじゃないですか。
酒缶 (簡単って言ったじゃん!)わからないままで始めちゃったので……。
横山 バーストストライクとオーバードライブという特殊な技があるんですけど、今回のバージョンは最初からマックスで出せるようになっています。バーストストライクは全員攻撃なので範囲内にいる味方全員で攻撃するんです。バーストストライクはスキルを連発で打てるので最終奥義みたいなものです。
酒缶 (えーー!! そんなに初耳だよ!)特殊な技は温存しないといけないと思ったんですよ。
横山 本来はこのゲームバランスなら、敵を1体ずつおびき出して倒していきますよね。今丁度、残念なことにハイウィザードが沈黙しているので、スキルが使えない状況です。
酒缶 (えっ、やっぱ、簡単じゃないじゃん!!)なんかいきなりやられてヤバイなと思っていたんですよ。
横山 だいぶ運が悪かったです。わっはっはっはっ。この状態だとオーバードライブだと○○と××を選んでもらって、△△を選んでもらうと、隠しオーバードライブが発動するので……こういう隠しを一杯入れてあるので、探す楽しみがあります。こういうゲームは、基本的に横でぴったりくっついて教えないとダメなんですよね。
酒缶 (最初、放置されていたような……)こういう場なので、ちまちまとプレイしちゃダメだと思ってプレイしたら、痛い目にあっちゃいましたよ。
横山 本当はちまちまやるゲームです。本来は。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントの横山プロデューサー。
さすが、ボクが以前からファミ友候補として
目を付けていた人物なだけに
立ち振る舞いの一つ一つが侮れません。
いずれ対談をお願いしたいところです。
結局のところ100%、横山プロデューサーにナビしてもらい
オーバードライブをバシバシ発動させて、
どうにかクリアすることができました。
酒缶 自分でクリアした気がしないのですが(笑)
横山 体験版が今度出ますので、それをちまちまやっていただいて面白さを再確認していただければよろしいかと。わっはっはっはっはっは。
酒缶 (なんだかよくわからないけど、とりあえず笑っとけ)わっはっはっはっはっはははっ、はぁあぁ。
横山さんに元気を分けてもらえたので
まだもう少しゲームショウを回れそうです。
ラグヒカのファーストインプレッションの記事を見つけたので
リンクを張っておきますね。
http://www.famitsu.com/news/201109/29051084.html
『ラグナロク?光と闇の皇女?』公式サイト
http://raghika.jp/
今年のゲームショウは
これまでのゲームショウに比べると
コンシューマゲームを取り扱っている会社は
ほぼ大手の大きなブースになっていますが、
モバイル&ソーシャルゲームコーナーには
小さいブースが沢山あります。
東京おもちゃショーでも訪問している
ウィズさんのブースに新作があるらしいので
ちょっと立ち寄ってみました。
ウィズさんの『アズブラスター』はiPhoneに装着するガンコンで、
おもちゃショーの時にはエイリアンをやっつけるゲームで遊べたのですが、
今回はオバケをやっつけるゲームが展示されていました。
手前のトリガーを引いてオバケのパラメータを減らしていき、
パラメータがなくなったら先端のトリガーでオバケを吸いこむという
『ルイージマンション』ライクなゲーム。
今回も銃を豪快に振り回して遊ばせて頂きました。
ハンゲーム公式対応iPhoneアプリ
「Ghost Catcher(ゴーストキャッチャー)」
続いて、モバイル&ソーシャルゲームコーナーなのに
なぜかDSiが置いてあるスマイルブームのブースにやってきました。
以前仕事でお世話になったスマイルブーム社長の小林貴樹さんに
色々とお話を訊いてみましょう。
酒缶 『プチコン』を作りたくて独立したんですか?
小林 そんなわけでもなく、たまたま仕事に空きができちゃって、「俺ちょっと暇だからなんか作るわ。予算これだけもらっちゃうからね」という流れで作りました。
酒缶 じわじわと評判が広がっていますよね。
小林 そうですね。YOUTUBEに誰かが作ったゲームの映像を載ると次の日に配信数が増えています。YOUTUBEにアップされている映像にはプログラムコードが1ページずつ映っているのですが、そのリストを直接貰う手段がないので、その映像を見ながら自分でプログラムを打たなくてはいけないんです。
酒缶 それって80年代のノリじゃないですか。ベーマガみたいな展開ですね。「プチコン公式活用テクニック」もベーマガのデザインになってますし……。
小林 似ているようで似てないんですけど……昔懐かしい感じ? 編集の人は面白がってやっているので、うちは全然嬉しいんですけど。だって、北海道に4年前にできたよくわからない会社が作ったソフトのためにあんな本が出ちゃうなんてすごいですよね。おかしな話ですよ。
酒缶 でも、大事なことですよ。次は3DS版 ですか?
小林 どういう人たちが買ってくれるかわかったので、この人たちのために作っていこうと思っています。『プチコン』をやりたくてDSiを買った人が結構いるからもう一回DSiで出します。3DSで買っちゃった人もいるので、3DSもいいし、いずれはVITAやアンドロイド、iPhoneもあるので……。今、なんか知らないけどBASICが流行っているらしいぞ、という番狂わせがいいんです。
酒缶 本当は作ったプログラムを通信で友達に送りたいですよね。
小林 そのプログラムを改造したい人が出てきて、という流れですね。
酒缶 技術的には可能なんですか?
小林 次のヤツで何らかの形で外部に出力する方法とQRコードは対応すると思います。QRコードが可能になると、雑誌にゲームのQRコードを掲載できます。画像はQRコードになると何個必要になるのか……。
酒缶 1行プログラムみたいなこともできますよね。
小林 そうそうそう。QR1枚プログラム集とかできるかな、と思ってます。完全に閉じた世界の中でその人たちが喜ぶ最大手を打っていきます。DSiは持ち運べるのがいいようで、電車の中でみんな打っているみたいです。プログラムを打つ人はDSiLLの方がいいみたいですね。
プチコン公式サイト
http://smileboom.com/special/petitcom/
プチコン+プロジェクト(仮)
http://smileboom.com/special/petitcom/plusprj.html
小林さんは面白い人なので、気になった方は
アスキー・メディアワークスから発売されている
「プチコン公式活用テクニック」を読むと良いですよ。
インタビューが載ってます。
どうやら自作ゲームは
今後のトレンドになるかもしれませんね。
そのままモバイル&ソーシャルゲームコーナーを歩いていると
怪しいところにたどり着いてしまいました。
なんだこの自作ブースは!!
えーーーっとぉーーーーーー
そこの人、とりあえずマスクをしてーー!!
今、目の前でおっさんが超人になる瞬間を目撃しています。
(つづく)
次回の更新は、10月28日(金)の予定です。
2011年10月26日 17:23