『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH4G』第71回
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『モンでき。』の『MH4G』第71回更新です。
前回、発表させていただいた“できモン!”企画の結果予想クイズ、すでに多くの方に投票コメントをいただいております。
ありがとうございますー!!
締切は2015年7月31日(金)の午後7時59分、ちょうど“できモン!”の前半戦終了時刻となっていますので、当日リアルタイムに状況を追いかけられる方は前半戦の結果を踏まえて投票くださいね。
いまのところ、票はかなーり割れております。
実際問題、3人で何クリアーできるものなのか、江野本にも予想がつかない!
皆様に我々3人の腕前をどう思われているのか、そして現実にはどれほどのものなのか、自分でも楽しみにしております。
“できモン!”実施日まで、あと1週間!!!
さて、前回ちらっと告知しました通り、今回は「『モンでき。』でやってほしいこと」に応募いただいた別の企画。
まずはこちらのコメントをお読みください。
「江野本さんに挑戦していただきたいことで……自分たち兄弟は、ファーストデータは自由に進めて、セカンドデータはお互いが使ったことのない武器を指定し、武器縛りで進めるということをしています(慣れていない武器なので、兄弟いっしょに狩りに出かけますが)。で、自分は兄に狩猟笛縛りを提案したのですが、「狩猟笛は尻尾が斬れないから尻尾の素材を集められないし、シングルプレイに向いていないから却下」と言われてしまいました。
たしか、狩猟笛の柄攻撃って切断属性で、尻尾も斬れますよね?? そこで、ふだんから狩猟笛を使っていらっしゃる江野本さんに“狩猟笛でもソロで尻尾を斬ることができる”ということを証明していただきたいのです! ちなみに、自分はG級のリオレウスに行ってみましたが、尻尾に届かず時間切れでした……。ぜひよろしくお願いします!(ペンネーム:自由人)」
「『モンでき。』でやってほしいこと」にお送りいただいた投稿の中で、個人的にもっとも心揺さぶられたのが、この自由人さんからのコメント。
募集の際、『モンでき。』漫画本編の3人プレイはすでに終了していてお応えできないことはお伝えしていたので、各自シングルプレイの要望が目立ったのですが、なかでも江野本に狩猟笛を使ってみてほしいというものが多くあり、その中でももっとも具体的で、切実で、ドラマチックな内容!
これはもう目を通した瞬間、即決でした。
その兄弟喧嘩(してない)、江野本が解決してやんよ!!
よーく見とけや、にーちゃん!!
G級リオレウスの尻尾ちょん斬って、自由人さんのカタキ獲ったんでええええ!!!
と、勢いよく言ってみましたが、白状しますと江野本は自分ひとりで尻尾を斬ろうとしたことがありません。
集会所クエストをある程度進めてマルチプレイを解禁するまでは、尻尾から得られる素材は始めからないものとして考えていますし、友だちといっしょに遊べるようになった瞬間、「しっぽしっぽしっぽ! きれきれきれきれ! ちょきちょきちょきちょきー!!」と迫って尻尾を斬ってもらっています。
マルチプレイ解禁した時点で狩猟笛以外も使うようになるので、自分で斬ればすむ話なんですけど、友だちに斬ってもらった尻尾ってありがたみが増して好きなんですよねえ。
もちろん、欲しい素材が出ないときには「君の尻尾にはろくなもんが入っちょらんね!」と責めることも忘れません。
ま、「ぎずもさんのはぎとりがヘタクソなんすよー。いつになったら天鱗はげるようになるんすかー」と笑われて終わるんだけどね。
そんな尻尾切断も尻尾はぎとりも初心者レベルの江野本が考えた、狩猟笛による尻尾ちょんぎりプロジェクト。
まず、お題は自由人さんが試して挫折してしまったというG級リオレウス、G★2“九天を巡る王”にしました。
ほんとはジンオウガなどの地面に尻尾がついているタイプのほうがより簡単だと思うんだけど、レウスやレイアが相手なら閃光落としが使えるというメリットもあります。
自由人さんも書いてらっしゃるけど、柄攻撃は高い位置にある部位に届かず、しかもリーチがかなり短いので、“尻尾を低く固定させる”ことが最重要課題。
じゃあ、どうやったら尻尾を低く固定させることができるのかと考えると、いちばんわかりやすいのは気絶ですよね。
レウスが横倒しになって尻尾が地面につき、狙い放題となる気絶は積極的に狙っていきたい。
同じく、乗りダウンも効果的です。
ただ、スタンや乗りは1クエスト中に3~4回あれば御の字。
それだけで尻尾が斬れるかどうかは微妙です。
そのほか、拘束アイテム類は、尻尾が隠れてしまう落とし穴は論外、シビレ罠は尻尾を固定することはできるものの、低くはならないので攻撃を当てるのは難しそう。
で、閃光玉は、ただ当てるだけでは尻尾の固定すらできないけど、閃光落としならば上空からたたき落としてダウン状態にでき、スタンや乗りよりもずっと安定して回数を稼ぐことができる、ってわけです。
ほかに、脚にダメージを蓄積することでダウンを奪う“脚倒れ”もアリだと思ったんだけど、あまり攻撃を当ててしまうと尻尾が斬れるより先に討伐してしまうのがこわくて、今回は見送り。
基本の立ち回りは徹底した頭部狙いでスタンを取り、段差があればジャンプ攻撃を当てて乗りダウン、閃光落としのチャンス時にはこれを確実に決める、という方針を立てました。
もうひとつ、狩猟笛で尻尾を斬るなら絶対に導入したほうがいいと思っていたのは、スキル“破壊王”。
その効果は「部位破壊可能な部位を攻撃した際に部位に与えるダメージのみが1.3倍に上昇して、よろけやすくなる」というもので、当然っちゃ当然ですよね。
今回のチャレンジ、江野本のプライベートキャラのほうで行ったのですが、じつは破壊王の発動する装備セットを作っておらず、護石を使って即席で整えることに。
武器については悩んだ挙句、シビレ罠と同じく一撃でも尻尾に当てられるチャンスが作れるのならと麻痺属性の“龍木ノ古笛【神歌】”を選択(発掘武器で攻撃力1768の優秀な麻痺武器を持ってるので、じつは使うの初めて!)。
それに合わせて、ミヅハ真を基調にした状態異常攻撃セット(“状態異常攻撃+1”、“会心撃【特殊】”、“風圧【大】無効”、“笛吹き名人”、“破壊王”が発動)を着用しました。
ぶっちゃけ、麻痺が尻尾切断に与える影響は誤差の範囲内と思われるので、“破壊王”と“笛吹き名人”さえ発動していればあとはなんでもOKで、ただのテキトー装備です。
持ち物についても、閃光玉の調合分を持った以外はふだん通り。
自信があったわけじゃないけど、ま、とりあえずやってみっかーと出かけたいった結果――。
2乗り、1スタン(ただし、場所が悪くスタン中に尻尾を攻撃できず)、9閃光落としを奪い、意味があったかなかったか4麻痺をくらわした24分07秒時点で、尻尾切断に成功しましたー!! うちのオトモアイルー、ゲロルシュタイナーが!!!
オトモちんにはふだん、打撃武器を持たせていることが多いんですけど(気絶エフェクトが好きなので)、なんでか今回はマジンSネコダマシを使ってたんでした。
なんつーか、KYだけどGJ!
ゲロルにはご褒美に新装備でも買ってあげようと思います。
それにしても、これは思ってたよりもかなり早い!!
狩猟笛の唯一の切断攻撃である柄攻撃は、モーションの出は速いけれども連続でくり出すことができず、ダウン中に当てられるのはせいぜい2~3回。
立ち位置が悪く、ダウン中1回しか当てられなかった、なんてこともザラだったので、閃光玉調合分を使い果たしてからが勝負だと覚悟してたんですけど……。
じつは、『MH4』以前の柄攻撃(公式の名称も柄殴りだったような?)は、柄攻撃だけを連発することができて、状態異常の属性を蓄積するのに重宝していたし、あれなら尻尾切断もしやすかったと思う。
それが、『MH4』からは派生が変更されて、演奏攻撃につなげられるようになり、最速で自分強化が吹けてこれまた重宝しているんですが、タッチパネルの特殊攻撃を連打すると柄攻撃→左ぶん回し→柄攻撃→左ぶん回しのループになっちゃったんですよね(特殊攻撃はSTARTボタンに割り当て変更することも可能)。
一長一短ながら、柄攻撃で尻尾を斬ったり、モーションの速さを活かして属性値を溜めるのにはやや不向きになったと思うんだけど、それが20分針で尻尾切断できちゃうとは自分でもビックリ!
スキル“破壊王”と、閃光落としが効果的だったのかなあと思います。
ちなみに、クエスト自体は30分24秒43で捕獲して終了。
つまり、尻尾を斬ろうとさえしなければ、もっとずっと速くレウスが狩れていたってことになりますが…………いやいや、30分ぐらいで狩れるなら全然オッケイっしょ!
どうですか、にーちゃん!
いや、お兄様!!
狩猟笛でも、尻尾は斬れますよ!!!(オトモアイルーがいれば、ね)
シングルプレイでも、十分やっていけますよ!!!!(がんばれば、ね)
ドヤ顔しながら涙目になったところで、本日はおっしまい。
『モンでき。狩祭編』の宣伝をしてお別れです。
2015年7月30日発売予定の『モンでき。』の新刊、『モンでき。狩祭編』の見本誌が上がってきましたー!
こーんな感じ!
書店で見かけましたら、ぜひぜひよろしくお願いいたします!!
2015年7月24日 19:02