『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第97回
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『モンでき。』の『MH3G』第97回更新。
前回ラストにちょっこし予告しました通り、本日はスキル広域化について語らせていただきます。
漫画本編に描かれているリオレイア3頭クエスト、1回目は3オチ失敗となったために2回連続でチャレンジしたのですが、江野本はどちらのクエストにも“広域グッズ”をほぼフルで持ち込んでいました。
その全容は以下の通り。
回復薬 10個
薬草 10個
アオキノコ 10個
怪力の種 10個
忍耐の種 10個
解毒薬 10個
これにウチケシの実を加えると、広域グッズコンプリートとなるのですが、対レイアでは活用する場面はそうなかろうと思ってウチケシの実は持っていません。
火属性やられはゴロゴロと転がることで解消できるからね。
なお、単独では何の効果もないアオキノコは薬草と調合して回復薬にしてから飲みます。
そのために“調合書(1)入門編”も持参しており、アイテムポーチは3ページ目までぎっしりと荷物が詰め込まれてパンパン!
広域化発動装備を着ているときはいつもなんだけど、落とし物大好き人間のオイラは条件反射的に落とし物に飛びついてはポーチに入りきらずその場で捨てる、ということを日夜くり返しております。
でね。
“レイア3”の1回目はきちんと数を数えたわけじゃないのですが、回復薬は調合分含めて10個以上使ったものの、解毒薬に関しては誰もサマーソルトを食らわなかったので1度も飲まず。
続く2回目のチャレンジでは、回復薬を調合分まで含めて18個、怪力の種と忍耐の種を6個ずつ、解毒薬を4個消費しました。
この結果報告、読者の皆様はどのように読むのでしょうか?
「2回目はさぞかし江野本が忙しく回復していたんだろうな」と同情する?
「こんなに広域役に回復させるなんて、リョウコちゃんはどんだけ攻撃を食らったんだ!」と呆れたりとか?
広域型サポートハンターを自認する方ならもしかしたら、「楽しそうだなー」と思ってくださるでしょうか?
そう、江野本の思いはまさに、1回目の若干の消化不良感から一転、2回目は大・満・足!
スキル広域化に軸足を置いて立ち回っているとき、仲間のためにアイテムを使うことは快感以外の何ものでもないのです。
「今回は回復薬いっぱい使っちったー」と打ち明けると、津々巳さんは「リョウコ、まじで感謝しろよ」と言い、リョウコちゃんは「すみませ?んウフフ?」と申し訳なさそうに言ったりしますが、なんのなんの!
回復薬も解毒薬も怪力の種も忍耐の種も、むしろもっと飲みたい!!
モガの農場では現在、フル回転でこれらのアイテムを生産しており、アイテムボックスは薬草やアオキノコで溢れ返って「早く使って」、「もっと使って」というつぶやきが聞こえてきそうなくらいなんですから。
正直に打ち明けると、1回目のチャレンジで解毒薬をひとつも使わなかったことには不満すら感じていました。
津々巳さんがサマーソルトをギリギリ回避して「あっぶねー!」と言ったとき、ひそかにガッカリしちゃったほど。
だって、こちとら準備万端、整えてあったんだもん。
おそらく津々巳さんがヤバイと思うよりも一瞬早く事態に気付き、すばやくアイテムカーソルを解毒薬にセットして、サマーソルトを食らった瞬間、即座に毒を消してやろうと待ち構えていたんです。
もうなんでサマソル食らってくれないのーぶうぶう、ってな気持ち。
2回目チャレンジではありがたいことに津々巳さんが何度もサマーソルトに飛び込んでくれたので、江野本は意気揚々と解毒薬を飲みまくっていたのでした。
このサポートハンターならではの思い(自己満足とも言う)、ふだんサポートをしないハンターさんにはあまり理解されないようです。
仲間が力尽きた瞬間、回復が間に合わなかった悔しさの余り「うがああああああああ!」と当人よりもデカい声で悲鳴をあげてしまったり、「あ、ごめん、オチちゃった」の第一声より先に「ごめんなさいいいいいい!」と回復が遅かったことを謝罪したりして驚かれることもしばしば。
サポートハンターにはアイテムを使うことが何よりの使命であり、喜びであり楽しみであるのに、サポート慣れしていない人には「アイテムを使わせてしまった」となんだかネガティブな捉えかたをされている気がします。
些細な認識のギャップなんだけど、これが意外と大きなすれ違いを引き起こすこともあるので、お互いに注意したいところ。
というわけで、サポートハンターを勝手に代表して、サポートをしないハンターさんにお願いです。
生粋の広域特化サポートハンターと狩りをするときには、必要以上にお礼やお詫びを口にしないでください!
「アイテムを使わせてしまった」との負い目があるのか、やたらと恐縮される方がいらっしゃいますが、こっちはそれが楽しくてやってるんだから無問題。
サポートハンターの言う「回復薬○個使った」は、充足感の表れです。
決して、「そんなに回復してもらっていたとは申し訳ない」などと謝ってはいけません!
最大の禁忌は、「つぎはあんまり回復してもらわなくてもいいように安全第一で立ち回りますね^^」なんていう不必要な遠慮です。
「おいこら、わしの仕事を奪うんじゃねえ!」と、口に出しては言えませんが、サポートハンターは内心憤りを感じています。
広域特化サポートハンターといっしょのときには、どうかお願いですからガンガン特攻して、ガンガン回復してもらってください。
持ち込んだ広域アイテムをすべて使い切り、ちょうどそこでクエストをクリアーすること。
それこそが、サポートハンターの最大の快感なのです。
2013年1月11日 23:23