『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第96回
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皆様、あけましておめでとうございます。
2013年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
というわけで、『モンでき。』の『MH3G』第96回でございます。
年も変わったことですし(?)、前々回から着用しているセイラー装備をちょっぴりお色直し!
セイラーに合う頭装備を探し回りまして、三眼のピアスと同じくスロットが3つ空いていることが決め手になってバギィSキャップを被ることにしました。
なので、スキル構成は前々回、前回にご紹介したものと変わらず、広域化+2と抜刀術【力】が発動しています。
だったら三眼のピアスのままでもよかったのでは、と訝しむ声もありましょう。
ま、そう言われちゃあそうなんだけどよう。
三眼のピアスは見た目は防具ナシと変わらないので、髪型や髪の色を変更してセイラーの雰囲気に合わせたりしていたんだけど、そうこうするうちに何か帽子的なものを被りたくなっちゃったんだよね。
じつはバギィSキャップのデザインは江野本の個人的趣味にドンピシャだったりします。
夢見がちだった幼少のころから、ゴーグルつけて機械いじってる系の女子に憧れてたんですよねームフフフー♪
身近に適当な機械もないのでムダに時計を分解しては親に怒られ、いつか冒険に出る日が来たらせめてスキー用のゴーグルをして出かけようと小さな決心をしていたのもいまはいい思い出。
夢破れてゴーグルつけて機械いじってる系の女子にはなれませんでしたが、ハンター人生ではしばしゴーグル姿を楽しみたいと思います。
さてさて、漫画本編ではリョウコちゃんの麻痺弾に関するエピソードが描かれていますが、これは江野本にとっても少なからず衝撃的な出来事でありました。
津々巳さんが落とし穴をかけると宣言し、みんなで誘導してついにベリオロスを罠にかけた! と思った瞬間、なぜかベリオロスがビリビリと痺れていて、「落とし穴なのにシビレ罠!?」というトンチの効いた疑問が頭をよぎったんでした。
でも、江野本にとって衝撃的だったのはそのことではなく、ビリビリの正体はシビレ罠ではなく(当たり前)リョウコちゃんによる麻痺弾だと判明した瞬間に津々巳さんが言った、「ちょ! もったいねえ!」というセリフ。
その意図はおそらく、落とし穴による拘束と麻痺による拘束がダブってしまい、タイミングがズレていれば長時間拘束できたのに「もったいない」、ということでしょう。
それでも、こういう局面で「もったいない」と言う方にあまり出会ったことがなく(江野本の仲間うちでは顔が思い浮かぶけど)、ましてや津々巳さんが言い出すとも思っていなかったので、ビックリ!
漫画では便宜上、「もったいない」理由を江野本が解説し、津々巳さんは自分も人のことは言えないと口を閉ざす、という『モンでき。』のお決まりパターンで描かれていますが、江野本視点では我が身に麻痺弾が当たったかのようなビリビリの衝撃事件だったのでありました。
衝撃から何夜か明けて。
よくよく落ち着いて考えてみるに、これはなかなか興味深い出来事なように思います。
なぜって、江野本は仲間が落とし穴中にモンスターを麻痺らせてしまっても「もったいない」とは思わないのですが、自分が落とし穴中のモンスターを麻痺らせたときにはもれなく、「ごめんなさい」と言っているんですよね。
もしかしたら津々巳さんがリョウコちゃんに対して「もったいない」と言ったのは、江野本がいつも「もったいないことしてごめんなさい」てなことを言っていたからなのかも。
実際問題、落とし穴にかかってすぐ麻痺らせてしまったときの「もったいない」度がいかほどかは計りかねるし、そもそも罠や閃光玉などの拘束アイテム、状態異常、怯みなどが重複した場合にダブル発動したり、効果時間が終了してから改めて発動したり、あるいはどちらかの効果がキャンセルされたりする条件の詳しいことを知らないので(落とし穴中の麻痺はダブル発動で合ってるよね?)、強く主張するつもりはさらさらないんです。
ただ単に、気持ちの問題として、自分が落とし穴中のモンスターを麻痺らせちゃったら「ごめんなさい」。
少なくとも自分が目指しているところは、「落とし穴にかかったモンスターがいたなら、その拘束時間の終わり際ピッタリに麻痺らせる」なのです。
ちなみに、目指しているところとできることはまったく別物だからね?
今回だって落とし穴終わりにめまい取ろうと思って、すでにめまい値は溜まってる気がしたから最初の数撃は棘に当てて時間を稼ぎ、落とし穴終了直前に頭に抜刀攻撃してみたものの、まるでめまい状態にならなかったからね?
そんなのもはや日常茶飯事で、つねづね状況を見誤っているオイラです。
ついでに「見誤る」と言おうとすると「みあまややる」と言ってしまうオイラです。
でもね、そうやって“考えながらプレイすること”が好きなのであって、毎日毎日見誤っても毎日毎日楽しく生きております。
で、今回の件があって改めてその楽しさの根源は何なのかと考えてみたんだけど、「仲間の力を120%引き出す“場”を整えたい」というような、サポートハンターならではの気持ちがあるような気がします。
わかりやすく麻痺に限定して説明すると、仲間がいちばん力を発揮できるところで麻痺を発動させたいんです。
たとえばエリア出口ギリギリのところで麻痺らせてしまうと、攻撃中にエリアチェンジしちゃって力を発揮できないでしょう?
逆に、罠やめまいの終わり際に麻痺へとつなげればチャンスを拡大できるし、太刀や双剣などのゲージ溜め系の武器を使う人がいっしょの場合は開幕から0.1秒でも早く麻痺を取ってゲージ溜めに貢献したい。
あるいは、ガンランス使いの斬れ味が落ちる頃合いを見計らって麻痺らせれば、砥石前の一発、竜撃砲を確実に当ててもらうことができる。
「仲間の力を120%引き出す“場”を整えたい」というのは、そういうこと。
「麻痺武器で来たから麻痺らせるねー」なんて気軽な気持ちじゃなくて、「ワシが麻痺武器で来たからには場を整えちゃるけん、ぞんぶんに力を解放しておくんなましいいぃぃぃ(鼻血ブホーッ)!!」ってな感じ。
でもこれは、自分自身に対して課しているこだわり、自分の中の“遊び”であって、麻痺武器を持ち、麻痺弾を撃つすべてのハンターに求めているものでは決してないんです。
むしろ、麻痺武器を持ったすべての人に同じことをされちゃうとこだわりでもなんでもなくなってしまうので、ぜひとも自重してもらいたいところ。
だからやっぱり、自分が罠と麻痺をダブらせたときには「ごめんなさい」と思うのに、仲間が同じことをしても「もったいない」とは思わないです。
それに、江野本自身は麻痺武器を持っていないときだってサポートハンター気質なわけで、今度は「麻痺武器を持つ仲間の力を120%引き出す“場”を整えたい」になるだけなんですよね。
具体的に言うなら、「麻痺による拘束時間の終わり際ピッタリに罠をかける」ことを目指す!!
このへんの微妙な感覚、サポートハンターを自認する方にならわかってもらえるのではないかと思うのですが、いかがでしょう?
じつはサポートのもうひとつの形、広域化や生命の粉塵を使っての回復についてもサポートハンターとそうでない方とでちょっとした意識のギャップがあるような気がしているのですが、それはまた次回にお話しさせていただきます。
2013年1月7日 22:42