書籍情報














津々巳あや
(漫画家)
フリー漫画家。少女漫画「花とゆめ」でデビューし、いろいろあって現在少年漫画や4コマ漫画など連載中。代表作はCR COMICS「あくまでモテる×××」、MFコミックス「女子大生の日常」。
津々巳あやオフィシャルサイト

江野本ぎずも
(編集担当)
ファミ通BOOKSの編集者。『モンスターハンター』プレイ日記 本日も逆鱗日和シリーズなどを担当。プライベートキャラのメイン武器は狩猟笛。麻痺ラブ!

リョウコ
(アシスタント)
津々巳あやの漫画アシスタント。『モンでき。』の企画でハンターデビューを果たし、ちゃっかりレギュラーに。虫が苦手。津々巳センセイが大好き。




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『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第48回

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『モンでき。』の『MH3G』第48回更新でございます。

 

漫画本編でもちょいと触れられておりますが、この日、江野本はアグナコトル1体から極悪非道にして言語道断、残忍酷薄にして遺憾千万なとんでもない仕打ちを受けました。

到底許されることではないので、この場を借りて断罪したいと思います。

 

 

File.1 火山エリア7のアウトオブ眼中事件

 

皆さんも、モンスターを追ってエリアチェンジをしたところ、しばらく発見アイコンの目ん玉マークがつかずに「気付けやゴラァ!」と憤ったご経験がおありのことと思います。

でもそれも、大半はほんの数秒の出来事。

攻撃しようと思ってコソコソ近づいていくと、突然モンスターがこちらに向き直って咆哮し、「気付いてたんなら早く言ってよ、もう!」と逆に赤面させられたことも多いのではないでしょうか。

ところが、この事件の被告アグナコトルは、じつに数十秒間にわたって江野本ぎずも被害者の存在を無視し続けたというのです!

 

ぎずも被害者が現場となった火山エリア7に足を踏み入れたとき、アグナコトル被告は被害者に尻尾を向ける形で溶岩の中を歩いていた、と言います。

そこで、ぎずも被害者は熱い溶岩を避けるようにしてアグナコトル被告の正面へと回り込みました。

つまりお互いに顔と顔を突き合わせて向き合う形となったわけですが、ここにきてもアグナコトル被告はぎずも被害者の姿を認めようとせず、完全無視を貫いたのです。

現場には、ぎずも被害者にやや遅れて知人女性もやってきたということですが、アグナコトル被告はこの知人女性に対してはしっかりとした反応を見せたことがわかっています。

ぎずも被害者を傷つける目的で、意図的に視界に入れなかった、無視をした、と考えられるのです。

実際、ぎずも被害者はこのときの様子を「誰にも気付いてもらえず、あたしってもしかして死んじゃってるのかな、って思って……。もう一生、火山をさまよう幽霊として生きていかなくちゃいけないのかな……て、あれ、死んじゃってるのに幽霊として生きていくの? じゃあ死んでないの? ヤッター!」と混乱しながら語っており、心の傷はいまだ癒えていないことがうかがえます。

なお、この事件は当初、知人女性の証言によってアグナコトル被告の罪が早期確定するものと見られていましたが、知人女性の記憶が曖昧で被害者の説明と食い違う発言をしているため、共犯の可能性を含めて、近く知人女性への詳しい取り調べが行われる予定です。

 

 

File.2 チューするのかと思ったらしなかった事件

 

「生命の粉塵を飲むと、逆に自分が狙われる」というジンクスをご存じでしょうか?

仲間の体力回復のために生命の粉塵を飲むと、その無防備な状態を狙ってモンスターが攻撃をしてくる、というものです。

ただのジンクス、と笑うなかれ。

「87%以上の高確率でこの悲劇が日夜引き起こされている(資料提供:モン○きデータバンク)」とするデータもあるほど、ハンター社会ではありふれた出来事なのです。

しかし、つい先日、これを逆手に取った残酷な事件が起きてしまいました。

 

ぎずも被害者はその日、火山エリア8に同行していた知人女性の体力が半分以下に減ってしまったのを見て、即座に生命の粉塵を飲み干しました。

彼女はその場で「ゴッキュン! むっはー!」と恥ずかしながらにガッツポーズをしてしまったということですが、その無防備な様子を見てアグナコトル被告が急接近してきたのです。

わっせわっせとぎずも被害者のもとへやってきたアグナコトル被告、「ぶっちゅううう」と言わんばかりに口を尖らせ、被害者に迫りました。

もう抵抗できないと悟ったぎずも被害者は観念して目をつむり、「もう、好きにして……」と、小さくつぶやいたと言います。

しかし、被告の燃えたぎる口先が被害者の唇に触れるか触れないか、というところまで近づいたその瞬間、アグナコトル被告はぷいっとあらぬ方向を向き、そのままスタタタターと足早に走り去っていってしまったのです!

思わせぶりな態度でいたいけな乙女を惑わせ、さらに覚悟を決めた乙女の心を土足で踏みにじる、非道極まりない行為と言っていいでしょう。

ぎずも被害者は打ちひしがれ、いまは恋のお守りを探し求めて足げく火山に通っているということですが、その心中は察するに余りあるというものです。

 

 

以上、ふたつの事件の首謀者たるアグナコトル被告には無期懲役を求刑するとともに、最大金冠、最小金冠の献上を要求します!

 

 

2012年6月8日 22:40