GBで猿のようにやって人に是非やって欲しいゲーム。
内容は通常のテトリスなんですが、3つくらい先までの落ちてくるブロックが表示されたり、ブロックを一つだけストックできるようになっていたりしていて、遊びやすくなっています。
そのお陰でエンドレスモードが本当にエンドレスな勢いになりかねません。
気付いたら開始して1時間経過してたなどざらで、3時間くらい集中してやってたこともあります。
更にゲームの背景に表示される懐かしい任天堂ゲームの絵が。
レベルが上がって行くにつれて背景がマリオ/ゼルダ/モトクロスバイク/ワイルドガンマン/アイスクライマー/テトリスなどに変化し、BGMもそれらのゲームのアレンジ音が流れてくるのは、古いゲーマーには堪らないと思います。
きりの良い所まで音楽を聴いてやろうとして、ブロックの処理速度を落とすことも良くありますw
これらの曲はレコードモードでも聴けるので、落ちモノが苦手でも損はしません。
通常のテトリス以外にも5つのゲームが入っていて、なかなか楽しめます。
・プッシュ:上下に分かれて対戦。ブロックを相手の下限まで落とし込めれば勝ち
・タッチ:タワー上に積み上げられたブロックをペンで移動させて消していく
・キャッチ:コアを操作して上から落ちてくるブロックをくっ付けて消していく
・ミッション:指示通りにブロックを消していく。なぞぷよみたいな?
・パズル:詰めテトリス。問題ごとに用意されたブロックを1回で消す
個人的にはプッシュとパズルがお気に入りです。
■タッチペンを使った普通のテトリスが欲しかった
もっと脳トレを遊んだ方はご存知だと思いますが、
細菌撲滅というタッチペン対応のドクターマリオが入っています。
これが面白いんですよね。普通のとどう違うかというと・・・
「落ちモノが複数個同時に落ちてくる」のです。
タッチペンで、2個なり3個の落ちモノを同時に操って、
ウィルスを消していくゲームになっているんです。
タッチペンだけでしか出来ないパズルゲームでした。
テトリスDSにもそういうものを期待しました。
が、タッチペン対応なのはスライドさせるだけのモード。
少々納得出来ないという感想でした。
■モードは多彩
全6モードでしょうか。
特にプッシュはなかなか良いと思いました。
押し込んで行く感じが楽しいです。
■まとめ
オン対戦があるもの良いと思いますが、
タッチペン対応のテトリスが少ないのと、
"タッチ"の出来がいまいちなのがとても残念。
GBやテトリンの2度の爆発的なヒットで相当遊ばれているゲームなので、
ここはタッチペンで新しい楽しさに果敢に挑戦して欲しかった。
多少アレンジされていても、やる事は同じなのですぐ飽きてしまう。
未経験者なら100点と言っても良い面白さですけど。
今更感アリアリなハズのテトリスがこんなに魅力的に見えるのは何故なんだろう?
Wi-Fiに対応して世界中の人達と対戦出来ることもそうだけど、見せ方一つでこんなに「またやってみたい!」と思わせる事が出来るんだなー、と再認識。
そんなことよりも、落ちてくるブロックに「テトリミノ」という名前があった事に驚いた!
基本ルールについてはご存知のことと思うので省略。
テトリスの名を冠するゲームの殆どが
テトリスの基本ルールに追加を加えたものであったのが
殆どであったのにたいし、テトリスDSでは
テトリスのブロック(テトリミノ)を利用した
全く新たなルールが多く考え出されているところが秀逸。
対戦の新たな可能性であるプッシュや、
一列で消えるという概念から一新したキャッチ、
タッチペンだからこその操作感覚で新たな
詰めパズルになったタワーなど、スタンダード以外にも
長く遊べる一本となっている。
欲を言えば、スタンダードの演出など
一つのルールを長くプレイする際のマンネリ感を
解消するものがもう少しあればよかった。
テトリスを普段やりこんでいる人ならすぐに
隠し要素などは出現させられてしまったはずだ。
また、パズルがあまり難しくなく、
数も多くない。詰め系統のパズルを好む人には
物足りなかったのではないか。