『魂斗羅』シリーズのリメイクに、ミドル世代には魂が震える人がいるのではないかと。往年のアクションゲームのシンプルな操作感を受け継ぎつつ、ビジュアルと手触りは現代向けの仕上がりになっています。多彩な武器やキャラを使い、つぎつぎに現れる敵を倒すのは爽快。ストーリーモード以外に、最大4人での協力プレイも可能なアーケードモードや、お題に挑むチャレンジモードがあるのもいいね。
週刊ファミ通1841号より
パターンを覚えて先回り、敵に極力行動を起こさせないことが最適解となる1980年代アーケードゲームライクなバランス。エイリアンのボスキャラがしっかりキモく、シニアゲーマーは血が滾るでしょう。ノルマ設定がキツめなチャレンジモードも、中毒性が高いです。操作キャラの挙動の融通の効かなさ、各種アシスト機能の解除に必要な“魂斗羅コイン”の稼げなさは、カジュアル層にはそこそこの試練に。
週刊ファミ通1841号より
遊びやすさ、ビジュアル、モチーフ……すべてにおいて今様にアップデートされていて、どの世代がプレイしても新鮮に感じるのでは。オリジナル版世代としては、たったひとりで(ふたりだったけど)軍隊相手に暴れるような漢っぽいイメージから脱却し、最近のアメコミヒーローチームのように垢抜けた主人公たちに好感! 舞台もスクロール方向もバラエティーに富んだステージ構成は、懐かしくて新しい。
週刊ファミ通1841号より
ラン&ガンによるステージと、多くを語らずステージの変化で見せていく物語、両者それぞれが持つ疾走感の相乗効果で戦いを盛り上げるスタイルは、まさに2Dスクロールの王道。レトロ感を残しつつ、ステージ演出やキャラ強化などを現在仕様にブラッシュアップし、疾走感&爽快感はアップ。武器を消費してくり出す“オーバーロード”は、正直使いどころの見極めが難しいが、戦闘の立ち回りに変化をプラス。
週刊ファミ通1841号より
悪かった点
爽快感がなく1ステージが長すぎるのはテンポが悪いと感じた。
また、HP制にできるがHPが少なく残機も少なくチェックポイントも
少ないのは遊びにくいと思った。
総評
もう少しテンポ良く遊びやすくして欲しかった。