クロスレビュー
和風ベースの独特なビジュアルが美しい。アクションとタワーディフェンスの融合具合も好印象で、主人公がしっかりと強くて敵を蹴散らせるのが痛快でありつつ、村人を転職させ、移動の指示を与えて巫女を守る采配も重要となり、戦況に対応するのがおもしろい。拠点の復興要素や、緊張感のあるボス戦などもあって、メリハリが効いているのもグッド。操作やルールが小難しくないのも、いい調整。
週刊ファミ通1859号より
うつし世を浸食する“畏哭”の怪異・穢らわしさの演出が絶品。畏哭を斬りつけるときの高揚感、村の浄化が完了したときのスッキリ感を、おおいに高めています。戦闘パートは、巫女のガードありきの立ち回りをしないと、早々に詰むバランス。一戦一戦で得られる手応えが大きいぶん、テンポよく進められない“重み”を感じました。その一方で、アクションゲーム上級者を焚きつけるチャレンジ要素も充実。
週刊ファミ通1859号より
なによりコスパに満足! 和風でエキゾチックな作品世界に魅せられる、タワーディフェンス寄りの戦術アクションでした。村を解放→救出した村人とともに敵の群れから防衛、というサイクルにハマります。村を復興させる要素は、ご褒美に強化アイテムなどを入手できるだけでなく、平穏な暮らしが戻る様子が実感できて、やり甲斐アリ。日本的アニミズムがにじむ、動物との関係性もすてきでした。
週刊ファミ通1859号より
妖怪が跋扈する純和風世界で展開する戦いは、護るべき巫女を移動させて魔物の出現場所を直接封印するシステムにより、巫女と妖怪との距離が毎晩変化。タワーディフェンスのバトルにさらなる戦術性と緊張感をもたらす。ともに戦う村人に指示を出しつつ、自身が最前線で戦うスタイルと、舞うように戦う剣舞アクションがバトルを自然と熱いものに。夜明けまでというわかりやすい時間設定もいいね。
週刊ファミ通1859号より
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