見どころ満載の物語は、オリジナル版とは異なる部分があることもスパイスとなって引き込まれっぱなしに。すさまじい作り込みの広々としたフィールドを冒険するのも心が弾む。バトルは仲間との連携技が加わったこともあり、共闘感、戦略性、見応えと、随所がパワーアップ。ほかの新要素も合わせて、リメイク第1弾の前作からさらなる進化を感じる仕上がりに。豊富なミニゲームも楽しみになります。
週刊ファミ通1839号より
新天地にたどり着いた瞬間のインパクトと、美形キャラの凛々しさ・愛らしさが全開のイベントデモが、地道な作業の積み重ねとなる長旅の清涼剤に。楽曲が豊富な点もいいですね。ギャグシーンの、妙に張り詰めた空気感は次第にクセになりますが、シリアスな場面を挟んだ全体的な物語体験としては、その時どきのモチベーションを定められないまま状況だけが進んでいく……との印象を受けました。
週刊ファミ通1839号より
“3部作の2作目を遊ぶタイミング”を気にする方もいるかと思いますが、いまです! 1作目の記憶が薄れていても巧みな作りに助けられ、完結編を遊ぶ数年先の心配も払拭されます。この2作目からでも問題はなさそうですが、衝撃的なドラマを最大限に味わうには、ぜひ1作目から。心の揺さぶられ幅が違ってきます。広い世界と運命の扉がパーッと開けていく感覚も、ミッドガルでの濃密な体験あってこそ。
週刊ファミ通1839号より
前作『リメイク』が、精細化されたミッドガルでの人々の物語を楽しむものだったとしたら、今回は『FFⅦ』の世界での冒険をトコトン味わえるものに。新たに散りばめられた『FF』的味付けを存分に施した寄り道要素の数々が、フィールドに質、量ともに手応えをプラス。早く“結末”を知りたいけど、ついつい寄り道しちゃう。バトルは、連携技やメンバー追加で選択肢が充実。戦術性も爽快感もマシマシに。
週刊ファミ通1839号より